息子たちのチャリティーコンサート

　本日、大田原高校の音楽部による被災者支援チャリティーコンサート　兼　第２０回定期演奏会が行われました。

　開催にあたり、このたびの東日本大震災の件があり、開催はいかがなものか議論されたようです。また、当初開催場所のハーモニーホールも被災してしまい、場所の変更に苦慮されたようでした。最終的には演奏会をチャリティとして位置づけ決行し、会場も高校の体育館を利用し、ホールの使用料金を集めた分の一部を義援金として募金することとなったそうです。

　会場は当初予定していた席があっという間に埋まり、追加でパイプイスを搬入したり大入りでした。ざっと8～900人ぐらいは入ったでしょうか。多くの義援金を集めることが出来たと思います。

　音楽部は合唱部と吹奏楽部にからなり、定期演奏会ではＯＢも参加します。文化部の活動ではありますが、運動部の応援ではブラスバンドとして観客席から応援することもあり、また、周年事業ということか、大田原高校応援団の皆様ともコラボレーションし、夏の甲子園予選大会さながらの演奏がありました。野球部の部員も応援やお手伝いに駆けつけて来て下さいました。

　応援団のみなさんは寒い会場でしたが汗だくになり声を涸らしながら地震や津波による被災者にエールを送り、会場のお客さんにも元気を分けてくださいました。男子校特有の力強さが伝わり感動物でした。どうもありがとうございます。

※今回のコンサートの成功にあたり、交通整理や駐車所整理のボランティアのみなまさには保護者として感謝しております。そして、今回の息子たちの思いが、被災者の方がに届くことを、また、早急なる事態の収拾と、復旧・復興が出来ますよう心から祈念いたします。