スポーツ観戦好き会計屋さんの日記

スポーツ観戦大好き会計士がスポーツ観戦三昧の日々から思ったこと感じたことをつらつらと書き連ねていく日記です。

高校駅伝(12月23日)

2005-12-27 23:38:09 | その他
突然ですが、私は駅伝が大好きです。
 マラソンがもともと好きだったのですが、逆転が数多くあり、盛り上がりがあるので今では、駅伝のほうが好きかも。
 ということで、高校駅伝→箱根駅伝→ニューイヤー駅伝に関しては毎年楽しみにしております。

今年も、その第一弾の高校駅伝です。

 高校駅伝は他の高校スポーツと比べてそんなにメジャーではありませんが、毎年12月最後の日曜日あたりに全国大会を開催しております。

 高校駅伝でも、他のスポーツ同様、スポーツ留学の問題が発生していますが、更に本物のスポーツ留学生が存在することが特徴です。

 昨日のレースでも全部で5人の留学生が出場していました。そのうちの4名が1区に出場しています。高校駅伝では、長距離ランナー育成のために1区を10kmの最長区間としており、外国人留学生の主戦場となっているためです。

1区を各校が重視している理由は主に以下の通りです。

1.入りでリードして全体の流れを掴みたい。
2.距離が長い。
3.1区に強力な選手を入れると1区では前に居るため、テレビに映りやすい

3.は論外ですが、全体のコースが42.195kmでそれを7人で走るので2区以降の平均距離は5kmで1区の約半分。1区の比重が大きいことがわかります。

 今回、外国人選手を1区に起用した学校は4校ですが、その成績はこんな感じでした。先頭の3人が外人さんなので、正直どこの国の駅伝なのかな、と思ったりします。

世羅高校  (1位)
仙台育英  (2位)先頭まで+13秒
青森山田  (3位)先頭まで+35秒
山梨学院付属(6位)先頭まで+73秒
※日本人最高は鹿児島実でトップから65秒差でした。そもそも1区で同じ高校生で1分以上離れてレースをするのはちょっとしたハンディキャップマッチですよね。

 ということで上位チーム&留学生が出たチームの2区以降の順位と1区の順位、最終順位の上位はどうなっているかを調べました。

仙台育英 1区: 2位 2区以降: 3位 最終: 1位
世羅   1区: 1位 2区以降:17位 最終: 2位
豊川工  1区: 9位 2区以降: 1位 最終: 3位
佐久長聖 1区: 7位 2区以降: 5位 最終: 4位
報徳学園 1区:20位 2区以降: 2位 最終: 5位
埼玉栄  1区: 8位 2区以降:11位 最終: 6位
青森山田 1区: 3位 2区以降:23位 最終: 7位
洛南   1区:26位 2区以降: 7位 最終: 8位
山梨学院 1区: 6位 2区以降:39位 最終:30位

 外国人留学生の是非については色々言われているのでここではどうこう言う気はないです。どちらかっていうと10kmは長過ぎんじゃない?っていう気がします。

 2区以降だと豊川工業が1位ということです。仙台育英も3位ということで昔と違いここ数年は日本人選手も力をつけてきたってことですね。
 世羅高校って優勝4回の名門校なんですが、最近は低迷していましたが留学生パワーで躍進ですね。
 ところで、世羅高校って公立高校のはずなのになぜ留学生が居るのでしょうか??
謎は深まる・・・。

 そういえば私の地元の兵庫は高校駅伝のレベルが高いのですが、今年は報徳学園が出ました。優勝も期待できるかなと思ってたんですが、2区以降は2位だったのに1区でこけたので5位か・・・。
 1区の選手もいい選手だったのに実力を発揮できなかった感じ。仙台育英に勝つなら今年がチャンスっていうのが定説だっただけに・・・。

トヨタカップ決勝&3-4位決定戦

2005-12-22 15:31:02 | サッカー
トヨタカップ日記も長々と続いていますが、ようやく最終回になりました。ついに決勝の日です。

今日を含めて5試合・・・。
よく見たもんです。

 それにしても今回は寒かった。例年のトヨタカップも寒かった記憶はありましたが、今年が一番でした。しかも5試合も。
 
 愚痴はここら辺までとして今日の日記です。

 今日は3-4位決定戦も通しで2試合見ました。時間にすると4時~10時までスタジアムに居たわけですから6時間。この間スタジアムから一度も出れないのは正直、かなりしんどかったですね。

まだ、愚痴です。いけませんね。

3-4位決定戦ですが、前の試合を見た様子では、アルイテハドのほうが1枚上だとおもっていましたが、両方とも特徴が出てお互いがかみ合った好試合でした。
全体としてアルイテハドが終始試合をコントロールし、それをサプリサが受け流す感じでした。アルイテハドはスピードとテクニックを兼ね揃えた好チームで私としてはかなり気に入ったチームでした。
アルイテハドのリードのまま終わるかというところで85分&89分にPKとフリーキック(これは凄かった)でサプリサの大逆転。北中米・カリブ海代表はやはり舐めてはいけないんですね。

 この後、決勝まで待つこと約1時間。ここが一番きつかったです。

去年までは1発勝負だったので決勝についてどうという想いは無かったのですが、今回の決勝は「このカードでよかった~」&「ここまでが長かったな~」という所の感慨が深かったです。一応、決勝も6万人以上入りましたし、よかったのではないかと思います。

内容については、かなり面白かったですね。両チームとも1試合前にこなしているため、前年までのトヨタカップに比べてコンディションは良い様に見えました。
開始後すぐに乱入者が入ったのはいただけない(対応も遅くかなり悪かった。)と思いましたが、悪影響はあまりなかったため、安堵しました。

試合としても数少ないチャンスをサンパウロが決めて先制したため、リバプールがリスクを取る攻撃を選択したことが試合を活性化させました。さらにサンパウロのGKが当たりまくっていたため、スーパーセーブを連発。

後半のリバプールの猛攻に対しサンパウロは上手にラインを上げてオフサイドを取りに行き、3回も幻のゴールを作るあたりは南米王者のしたたかさを感じました。その反面、こういうディフェンスが出来る欧州の強豪って最近無いなあ、と思いました。

試合を終えた感想としては大満足。それにしても寒かった!

野球体育博物館

2005-12-18 08:36:13 | 野球
金曜日の夜、高校時代の同級生のO君から電話が掛かってきて、仕事で東京に来ているということだったため、会いに行くことにしました。

 どこに行こうかねぇ、ということでしたが、彼が水道橋に滞在しているとのことで東京ドームにある野球体育博物館に行こうということになりました。

 ということで土曜日、水道橋に集合。まずは昼飯を喰いに餃子の王将に行く(ここら辺が関西人らしい。)

 そこで今シーズンのJリーグを総括。(彼はセレッソ大阪のサポーターなのです。)
 結局Jリーグで勝つためにはやったらあかんことをやらないように徹底できるかが大きいのではないんかなあ、という話で収まりました。

 その後、ようやく本題の野球体育博物館に参りました。
今回は長嶋ジャパンのユニフォームが飾ってあったりいましたが、我々としては関心ゼロ。

 彼は私に負けず劣らずの野球マニアなので細かい展示に目が行きます。

 今回一番盛り上がったのは、1962年の7月に初めて王貞治氏が1本足打法をした日の新聞のコピーについてです。

これについて我々が発見したのはこんなことでした。

1.初めて1本足打法をした試合では王さんは1番打者だった。
2.この日打った本塁打は第10号でシーズンは丁度半分くらい消化していたので1本足打法に替える前でも20本塁打程度は打てる選手だった。
3.当時のスポーツ新聞には全ての選手が「何年目」であるかが明記されていた。(高校野球で学年が書いてあるのと同じですね。)

 その後、調べてわかったのですが、王さんはこの前年に既に長嶋さんより多くの本塁打を打っており(17本塁打=リーグ3位)、1本足打法がなくてもそれなりの長距離ヒッターとして認知されていたようです。

 そんなこんなしているうちに、一般の展示が終了し、野球殿堂の表彰のコーナーになりました。

 野球殿堂とはプロ野球に貢献した人(選手以外の野球関係者も含む)を記者投票で選出して表彰する制度で約150人が殿堂入りしています。

 前に来たのが数年前でしたので、表彰者が多少増えていました。各表彰者のレリーフが作られ、飾られているのですが、先日亡くなった仰木彬さん(2004年殿堂入り)のレリーフには追悼の意味で花が飾られて、特集のビデオが流されていました。

 この前まで、監督として采配を取っていただけに、今まで、仰木さんが亡くなった実感が全く湧いてこなかったのですが、そのビデオを見て、「本当に仰木さんって死んだんやなあ」という実感が湧いてきて、しんみりしてしまいました。

仰木さん、今までどうもありがとう。本当にカッコ良かったです。
ご冥福をお祈りします。

 野球体育博物館は資料室などもあり、昔のありとあらゆる資料が残っています。野球好きの方は一度は行ってみてはいかがでしょうか。

トヨタカップ5-6位決定戦

2005-12-17 01:13:46 | サッカー
今日は5-6位決定戦。
 
 正直、テンションがあまり高くなさそうだったので、行く予定はありませんでした。

 ところが、会社に行ったら「チケット余っているからあげる。」と言われまして、頂きました。

どうもありがとうございます。

 ということで国立に辿り着きました。今日は当初は行く予定でなかったので防寒の準備をしていませんでしたが、前日に比べて余り寒くなかったので助かりました。

この試合ははっきり言ってカズだけが注目でした。それだけに1万5千人以上集まったのにびっくり。

 今日の席はカテゴリ1(他の試合は全部カテゴリ3)で前から2列目だったのでまさに、カズ見放題。

 シドニーは分が悪いのかな、と事前には思っていました。確かに個々の選手のレベルは高いな、と思うこともありましたが、組織的な守備や攻撃は皆無。これじゃ厳しいです。

 驚いたのはヨーク(マンチェスター・ユナイテッドが欧州制覇した時のセンターFW)がシドニーに在籍していたのですが、何故かボランチをやってました。
 「あのボランチ、ヘディング強いなあ」と思っていたらヨークでした。上手い人はやはり何やっても上手い。

 試合終了後、カズが場内一周。カッコよかったです。カズがチームにしっかり溶け込んでいる様子を見てちょっと感動してしまいました。

そういえば、シドニー勝ちましたよ。おめでとう。

トヨタカップ準決勝第2戦(リバプールVSサプリサ)

2005-12-16 01:15:55 | サッカー
今日もトヨタカップでした。

 遂に欧州代表リバプール登場です。昨日のサンパウロに比べてミーハー度50%増(当社比)でした。
 まあ、その方がトヨタカップらしいって気もしますが。

スタジアムで感じた&レプリカユニフォームの数から判明したリバプール代表の人気ランキングはこんなかんじ。

1.ジェラード
2.ルイス・ガルシア(途中出場だけでした。)



3.そのほかの方々。

ここらへんがミーハー度の高さですね。

それに対してコスタリカ代表の皆様ですが、

全員、悪役面です。(50%が殺人犯、30%がコソ泥、20%が麻薬の売人と見ました。)

当然ながら事前から知っている選手は皆無・・・。

 試合のほうはリバプールが酸いも甘いも噛み分けた経験の強みを生かし、完全にコントロールしてましたね。やはり腐っても欧州代表(腐っては居ませんが。)
 
 開始早々のクラウチのゴールの後は完全な横綱相撲。さすがはベニテスのチームです。まあ、クラウチが2ゴールしたのはかなり意外でしたが。

 ジェラードのスーパーボレーも見たのですが、試合としては内容、雰囲気共に昨日のほうが良かったのでちょっと残念でした。

 決勝も行く予定なのですが、結構楽しみになってきました。

トヨタカップ準決勝第1戦(サンパウロVSアルイテハド)

2005-12-15 03:33:48 | サッカー
今日はトヨタカップに行ってまいりました。
今年から試合が増えたあれです。

 今日と明日の準決勝&日曜日の決勝&三位決定戦を見に行く予定です。

 今日の準決勝はアジア代表アルイテハドVS南米代表サンパウロ@国立競技場でした。

 例年の南米VS欧州ではないながらも南米代表は出るしどの程度の客が入るのかなあ、と思いましたが結果は6割程度の入り。平日だからこんなもんでしょう。
 ちなみにダフ屋は半値で叩き売ってました。ガックシ。

 客席が目立つ中、外人さんがサッカーをやっている有様は昔、テレビで見たトヨタカップはこんな感じだったなあと懐かしい気持ちになりました。

 試合の方ですか?
最高でしたよ。アルイテハドもいいサッカーをしていました。あれだけやられるとJリーグのクラブじゃ勝てませんね。Jリーグの強化方針の再考すら考えさせられました。

 決勝を見に行くことを考えるとサンパウロには勝って欲しいけど、アジア代表(しかも黄色の縦じま=この模様に弱い。)にも頑張って欲しいというところで非常に微妙。

 結果はサンパウロが勝ちましたが、10回やって3回くらいならアルイテハドが勝ってもおかしくない試合でした。そういう意味では今回から6大陸対抗にした意味があったのではと思います。

 明日はリバプールVSコスタリカ代表。めっちゃ楽しみですね。

今日のデイリースポーツより

2005-12-14 20:30:33 | その他
人生最高の新聞記事を見つけました。
デイリースポーツの記者も最高の文章を書いてくれました。

何も言わず読んでください。
感動をそのまま伝えたいので著作権侵害です。


小口 ヅラずるり…相手も脱帽
2005年12月14日(水) 11時17分 デイリースポーツ


“激戦”を制し笑顔の小口=後楽園ホール


 セミファイナルのSフェザー級8回戦で前代未聞の珍事が起こった。小口雅之(28)=草加有沢=が着用していたカツラが試合途中にずれまくり、リング上で思わぬ“カミングアウト”。5回からカツラを外し、邪念も消えた小口は怒とうの猛ラッシュし、力強い連打で柴田を追い込み、見事7回TKO勝ちを飾った。
 “異変”は3回途中から。頭頂部を覆う形のカツラが、相手のパンチをもらうたびにフワリ、フワリと浮き上がる。リング上のかつてない光景を“聖地”のファンはかたずをのんで見守った。4回には一層、ずれ具合が顕著となり、ついに4回終了後にトレーナーがカツラを取り外した。一瞬の間を置き、会場から「その方がかっこいいぞ」との声援が飛び交った。
 小口は普段は丸刈りで、カツラを着用したのはこの試合が初めて。「3ラウンドあたりから浮き出して落ち着かなかった。次はもうつけません」と恥ずかしそうに苦笑い。日本ボクシングコミッションは、リング上ではシューズ、トランクス、ノー・ファウル・カップ以外の着用は認めていないが、今回は「悪意のないもの」と判断し“特例”として認められた。

[ 12月14日 11時17分 更新 ]

記者の悪乗りに他なりませんね。
世間のヅラの方を完全に敵に回しているような気がします。
そこのノリがお気に入りなんですが。

VF甲府昇格おめでとう!

2005-12-10 03:23:50 | サッカー
ちょっと、古いお話ですが、甲府がJ1に昇格しました。

去年の入替戦がJ1の圧勝だったので今年も厳しいかと思っていたので正直驚きました。

 入替戦については甲府も頑張りましたが、柏が無様すぎた気がします。
 最終節で逆転で入替戦に滑り込んだ甲府に対して柏はJ1の終盤をはっきりしないまま終わってしまった為か、甲府に比べて集中できていないままの状態で1戦目に臨んでいた気がします。(去年の結果からどうにかなるという思いがあったのかもしれません。)
 そこで甲府に負けた時点で浮き足立ってしまったまま2戦目に入り、乱戦となっても修正が利かないまま切れてしまった感じでした。
 バレーの凄さも際立ちましたが、藤田&長谷川を中心とした日本人攻撃陣も機能し、大木監督のチーム作りが上手くいっていたことを実証しました。

 何はともあれ甲府が昇格したことを私は嬉しく思っています。
 というのは、私は約7年間甲府に仕事で行っていたのでちょっとした地縁があるからです。
 私が初めて甲府に行ったころはJ2が発足した頃で超弱小チームでした。
ちなみに、99年から01年の3シーズンで18勝93敗9分・・・。勝率にして.162。

 当時、日本最弱のプロスポーツチームだったことは確かでしょう。(これ以上弱チームは歴史上でも知らないですけど・・・。)
 当然、人気も全然ないし、経営状況は悪化し、どうしようもない状況でした。
 
 そこから関係各位によってチームの存続&支援の拡大を求める努力が行われた結果ここまで来れたのだと思います。

 来年からはJ1ですが、チーム運営に携わる人々にとってはここからが新たな試練だと思います。
 極論すると甲府のような規模のクラブがクラブとして成功することが出来るのだったら、Jリーグはあとクラブが20増えても大丈夫な気がします。それを目指す人々を力付けるためにも甲府には頑張って欲しいものです。