スポーツ観戦好き会計屋さんの日記

スポーツ観戦大好き会計士がスポーツ観戦三昧の日々から思ったこと感じたことをつらつらと書き連ねていく日記です。

パリーグ・プレイオフへ!

2005-09-27 03:42:23 | 野球
パリーグの上位3チームの順位が決まりました。
1位:ソフトバンク(H)、2位:ロッテ(M)、3位:西武(L)です。
西武は連続Aクラスの記録が途絶えることなく24年連続。これは多分凄い!

とはいえ、残り2試合で66勝68敗です。
残りの結果によっては5割を割るかも。
これで優勝したらびっくりですね。

ちなみにプレイオフ関係チームの勝敗は以下のとおり。(勝敗は左側から見たもの)
()内は左側のチームの本拠地での対戦成績
H対M=10勝10敗(5勝5敗)
H対L=11勝9敗(5勝5敗)
M対L=12勝8敗(5勝3敗=2試合は地方開催)

ということでほぼ互角です。
 
 そういう意味では下位チームにどれだけ勝ったか&交流戦で勝ったかであれだけのゲーム差がついたのだと思います。(上の対戦だけだと、1位M、2位H、3位Lで5ゲーム差しか差が付かなくなっています。)

このシーズン中の結果を見ると福岡の人々が涙を再び流す可能性も結構ありそうな気がします。

 とはいえ、ペナントレースを軽視しているという声も有るプレイオフですが、私としては本拠地を使えるというメリットを考えると上位チームにアドバンテージは要らないのではと思います。

 パリーグのプレイオフは同じリーグの中の上位で優勝チームを決めるという意味ではMLBよりもNBAやNFLに近い物だと思います。
 これらのリーグでは上位チームにはホームコートアドバンテージ(上位チームの本拠地で試合が出来る)が与えられているのみで、上位チームには他の特典はありません。NBAに関してはホームコートからスタートするだけで2試合終わると相手側に移動するので日本シリーズと変わらないのが実情です。

 MLBに関しても各地区には戦力格差がかなりあることを考慮してリーグを分けていないため、いろいろ不都合が起こっています。
 今年のナリーグ西地区では5割を切っているチームが優勝(他のチームは全部負け越し!)しそうです。それに対して東チームは全チームが勝ち越し!!
なんじゃこりゃ。

 更にその戦力格差を無視してワイルドカードの1チームを決めているので、日本的にいうと「不平等」な気がします。

 ところが、そのような「不平等」なやり方でもアメリカでは長くその方法を採用しているということは、それなりに現状の方法は受け入れられているのだと思います。

 ここからは想像の域を出ませんが、このような在り様は「一番強い奴をきめるんやからやり方うんぬんでガタガタ云わんとやってしまえ」(関西おっさん風)という考えが根底にある気がします。

 例えば今年、西武が赤字で優勝したとした時にマスコミが「おかしい!」と報じるか「奇跡!」と報じるかで世間の受け止め方は変わってくると思います。

 少なくともフロリダマーリンズがワイルドカードで優勝したときに日本で報じられた内容は「ワイルドカードからワールドシリーズ制覇は史上初!」というものでした。

 昨年、プレイオフで西武にダイエーが負けたときにダイエーの応援団のおじさんが言っていたことがあります。

「今年の西武の優勝を祝福する。その代わり、西武ファンの人々もいつかペナントレースで勝ってプレイオフで敗れた時には優勝したチームを祝福してあげて欲しい。」

素敵な言葉だと思います。

安藤、2ケタ勝利。

2005-09-10 23:42:29 | 野球
9月10日
阪神が球団新記録の21得点で大勝。
安藤が初の2ケタ勝利の10勝目をあげました。
シーズン途中に2段モーションを修正したなかでのこの活躍は凄いです。
 今日も6回で2失点。8月以降で7試合先発していますが、6回未満の降板は2回のみ。(しかも内1回は5回を無失点でした。)ということで抜群の安定感です。

ちなみに8月以降の成績はこんな感じです。

投球回数:38回1/3
安  打:44本
奪三振 :32個
四死球 : 8個
自責点 :14点
防御率 :3.28

 しかし、必ずしもいつも好調というわけではなく、投球イニング以上の被安打の試合が5試合もあり、よく踏ん張っているとも言えます。
 このように踏ん張れる理由としてまず考えられるのが、7回以降の中継ぎがしっかりしていることです。
 6回までが自分の責任投球回数ということで集中力が持続しているのだと思います。(現に6回以上投げている試合でも7回を投げきった試合はゼロでした。)
 それ以上に言えるのは、チームが優勝争いをしていることなんでしょう。優勝争いをしているチームは日々負けられないため、先発投手はモチベーションが高いので多少、攻められても
崩れない。今の成績はチームの調子に引っ張られている感じです。
そういう意味では安藤の今の感じではチームの成績が低迷している時期にチームを牽引するような相手チームを圧倒するような力まではまだ無いかもしれません。
今後の更なる成長を期待します。

セリーグ優勝争いも終盤戦に入ってきました。

2005-09-09 21:51:57 | 野球
今日は阪神と中日とのゲーム差について考えようと思います。

現在の状況はこんな感じ。
阪神:72-49-5 .595
中日:69-52-1 .570

勝ち星が阪神の方が3つ多く、引き分けが4つ多いので3ゲーム差はちょっと複雑です。

仮に阪神が10勝10敗だった場合、中日は14勝10敗でプレーオフになります。こう考えると両者はあまり差が無いですね。
プレーオフなしで中日が優勝するためには16勝8敗が必要なのでちょっとキツイデス。

もし阪神が12勝8敗だった場合、中日はプレーオフが16勝8敗、単独優勝が18勝6敗しないといけません。
こう考えると単独優勝するのは結構大変ですね。

こうなってくると中日の単独優勝のためには阪神がコケる必要がありそうで、プレーオフなら4試合多い分を頑張ればどうにかなるのでしょうか。

対戦相手別では
中日が
対阪神  :3試合
対巨人  :5試合
対ヤクルト:3試合
対広島  :5試合
対横浜  :7試合

阪神が
対中日  :3試合
対巨人  :4試合
対ヤクルト:5試合
対広島  :6試合
対横浜  :2試合

となり、中日が対横浜、阪神が対広島あたりを如何に拾うかが重要ですね。阪神の残り試合が少ないので、休養日が多く、ローテーションの谷間が出来にくいため有利とも考えられます。

両チームとも連敗は禁物。如何に切れないでいけるかが重要です。

死球について

2005-09-04 01:44:34 | 野球
今日の中日戦、青木(ヤクルト)が休みました。原因は前日受けた死球です。

日本のプロ野球は内角攻めを良しとする傾向があり、「ぶつけてもいい位の気で投げろ」とか言ったりします。
内角は打者も打ちにくいですから仕方ない面もありますが、「ぶつけてもいい」まで行くと洒落になりません。

現在、死球の通算の最高記録は清原の195個ですが、彼が内角を苦手にしているからなのは有名だと思います。
阪神時代の藪が良く清原にぶつけて乱闘寸前になっていたことが印象的です。

イチローも日本に居たときは良くぶつけられていました。近鉄の投手陣は当時、かなり弱かったのでイチローを抑えることが難しく、「ぶつけてもいい」位の内角攻めをしていたため、イチローが名指しで批判していたことを思い出します。
イチローの連続試合出場記録(763)を止めたのも死球ですし、2000年の打率四割への挑戦(.387)を止めたのも死球による骨折でした。

いい選手がいい選手であるが故にぶつけられ、故障し、試合に出れなくなることは見る側にとっては損失です。
アメリカではそのため、ストライクゾーンを外角寄りに変更しているといいます。そこまでしろとは言いませんが、何らかの対策を採ってほしいところです。

ちなみにセリーグの各球団のぶつけた数とぶつけられた数は以下のとおり。(9月3日現在)
阪神   ぶつけた:40 ぶつけられた:38
中日   ぶつけた:52 ぶつけられた:38
ヤクルト ぶつけた:35 ぶつけられた:43
横浜   ぶつけた:36 ぶつけられた:47
巨人   ぶつけた:38 ぶつけられた:47
広島   ぶつけた:47 ぶつけられた:53

交流戦があるのでバランスしませんが、中日がぶつけすぎなのでしょうか???

よく、「パリーグは投手が打席に立たないので報復されないから死球が多い」といいますが、それについてはまた暇なときに調べてみようと思います。