マーシャの闘病日記

自らを襲った悪性リンパ腫に関する闘病談及び経験談、また最近の社会・政経に対する自らの考えをコラム風に掲載したブログ

最初の告知

2006-11-14 16:22:25 | Weblog
癌の患者さんは日本に120万人みえ、毎日苦しんで見えることと思います。そんな私が癌の闘病を書き綴ったところで何の意味があるかと思いますが、とりあえず癌を告知された時のことから書いてみたいと思います。
平成7年8月31日自宅の階段を上っていたとき不整脈を感じました。それが癌の始まりだとはそのとき全く気付きませんでした。それ以後不整脈は続き、平成8年3月31日にうつ病と診断され、それ以後パニック障害に陥りました。不整脈は1日最高3万回打つこともありました(心臓は平均して1日十万回打ちます)。
不整脈治療はしましたが、心臓自体に異常は無く時は経過しました。段々パニック障害は酷さを増し、外出もままならぬ状態になりました。
平成9年5月8日胸のレントゲンを撮ったところ、右肺下葉部に影が写りました。主治医から15日から2週間検査入院を受けてくれと言われ、種々の検査をしましたが、異常は見られず、院長はじめ主治医にも大丈夫という太鼓判を押され、退院となりました。
しかし、自分では納得がいかないため、高校時代の友人の勤めるO病院呼吸器科を紹介され、6月3日より気管支鏡等あらゆる検査を受けました。
運命の6月23日がやってきました。その日は、午後6時から8時まで主治医の今までの経過の説明があり、肺の小細胞癌で、余命一年という告知を受けました。
今日はここまでにします。
この後、3回癌を再発しますが、また続きを書きたいと思います。