言霊・言の端

言葉のマジックをどこまで行使できるか?そんな想いで言葉を綴っています。

歩はくねり香水の優に惑はさるる

2015-07-30 14:07:15 | 言の葉


”歩はくねり香水の優に惑はさるる”



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優美な香水の香りに惑うのは男性だけではないようでして、

街を漂う香りに、まっすぐ歩を進めていた脚はくねり、

誘われるままに街角の香水店に立ち止まる我は、

気がつけば、しなをつくる様な曲線美の香水瓶に目を輝かせ、

鼻腔は好みの香りを捉えようと躍起になっておりました…


先日下町バザールへ行った折に、

中央の赤い瓶の香水を買いました。




暑い夏、香水を付ける回数も量も増えてます。


きつい香りを放つのは公害では御座いますが…






サワーチェリーのジャム

2015-07-30 11:53:27 | お料理



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サワーチェリーのジャム。

今年はサクランボが全滅!!

春の寒気で杏も胡桃もやられました…。

サワーチェリーだけが例年よりも少ないけれど実をつけてくれました。




ジャム、コンポート、シロップ、酢漬けなどにします。

3年前の酢漬けは黒っぽく色が変わり、酸味が減ってきました。


シロップは今の時期氷水で薄めて、ソフトドリンクに致します。












駄々っ子

2015-07-28 18:47:49 | 言の葉





心とは愛おしくも手の焼くる

駄々っ子がごと見捨つ能はず



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自分のものでありながら

心というものは

どうしょうもない駄々っ子のようで

愛しいけれど酷く手が焼け

また見捨てることも出来ないものです…











トマトとニンニクとサフランの炊き込みご飯

2015-07-28 13:30:44 | お料理


かなり前に撮影した画像ですが…


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トマトとニンニクとサフランの炊き込みご飯


炊飯器に米とちょっぴり、トマトの水分だけ少なめの水に、お塩とサラダ油少々、ニンニクひと欠片のスライスと粉末にしたサフラン、サフランはなくてもOK… 入れて炊いてください~(笑)



ローストビーフ(圧力鍋と自家製杏ジャムでかたい部位のお肉でも柔らかく出来ました)


肉の塊を糸で縛り 、塩コショウをすりこみ、少々の油で表面に焦げ目をつけ焼いた後、少量水を入れ、杏ジャムを入れ、蓋をして圧力をかけます…わたしは良く火が通った方が好きなので長めの時間かけます。

お好みの味付けでどうぞ

お醤油やみりん、胡麻油 、ごま入れても美味しいかも。

わたしは、セロリを入れて香り付け、臭み取りにもします。




トマトご飯は初めて作ったけどトマトをおろした方がいいかな~☆

ニンニクの香りで食欲増進しますよ。






セタール初歩その4

2015-07-26 04:20:14 | 趣味





ここんところずっとGoogle+ にアップしていたんですが、
昨日はたっぷり時間をとられてアップしたつもりでしたが、
つもりだけでできていませんでした。

どうもうまくいかないのでYOUTUBEの方を久々に試してみましたら、
どうやら?アップできたようです。

が、PCから再生確認できませんでした。(スマホからは確認済み)

なんだか理由はわからないけれどネットのある特定の部分が
規制強化したみたいで、特に画像アップロードについては
ますますガードが固くなったようです。

たったの1分20秒にもたらない動画をアップするのに

朝の4時前だというのに30分以上もかかりました・・・

それに、この次はアップできないかもしれませんし、

(今回もきちんと読み込めないかもしれませんが。)


セタール初歩その4 こちら からお聴きくださいませ。



前回と同じくスローな8分の6拍子の曲です。



先週から調律の異なる曲を習い始め、

Dafも2冊目の教本が終了し、しばらくはセタールにしがみついて

練習するようにと先生に言われました。


Tombak と Daf は週一回の稽古の時間の中で
先生が弾く音楽にあわせて打って鈍らないようにしますが、

家での稽古はセタールがほとんです。

それでも昨日はTombakとDafが恋しくなって打ち鳴らしましたが・・・

















桃源郷

2015-07-25 04:34:33 | 言の葉







桃源郷




水面(みなも)に映(は)ゆる夏空に

野分吹き荒れ

雪舞ひあがり

其れをあやしとおもふことなく

春のわれの眺めやる






水面に映っている夏の空に

野分が吹き荒れ

雪舞いあがり


それを不思議と思うこともなく

春のわたしがその景色を眺めやる








春の海の穏やかに輝く水面に

春夏秋冬(の美しさ、醜さ、優しさ、厳しさ)を映すように

草木を芽吹かせる春の慈しみの温かさをもって

酷暑も極寒を

この一瞬一瞬を

眺め過ごす


それがわたしの理想郷・・・





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憤りとて悲しみとて

2015-07-23 22:24:32 | 言の葉








憤りとて悲しみとて

たゞ眺む

深き湖(うみ)にわれあらまほし









揺れ動く”心”ではなく


憤り・哀しみという強い感情でさえも


水面に映し眺めている深い湖・・・


”感性” という意識でわたしはありたい





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”たゞ眺む”


としたものの、ただ眺めているのではない

水面の揺れをしっかりと感じている

ときに大波となって私は揺れてきたし

これからもず~~~~~っと揺れ続けるのだろう



”たゞ眺む”とは

決して”動じない”ことではない

来る日も来る日もグラグラ揺れている


支柱を揺るがすほどに大揺れしたことも何度もあった

わたしは”そんな私”でいいのだと思う

わたしは”そういう私”をとても愛おしいと思う




グラグラ大揺れしている上で

サーファーのようにバランスをとっているわたしを意識する


バランスをとるために”たゞ眺む”とも言えるのかもしれない



そして、”感性”とはそういうものではないか・・・


っとわたしは最近想ったのだった








セタール初歩その3

2015-07-22 12:33:34 | 趣味





セタール初歩その3




8分の6拍子短調の曲ですが、

人差し指を速く動かして、

細かく刻んで弾く練習中で、まだ習得できていないため、

どうしてもテンポを下げざるを得ません。

それでも 初歩その2 で弾いたときよりも倍の数を刻めるようになりました。



50秒弱です。


こちらからお聴きくださいませ。







空の蒼さ風の温度

2015-07-22 07:42:41 | 素描







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ひとつき以上も出番なかりて雨は

溜まりに溜まりし鬱憤晴らし?を

儚きわれらへ当り散らし

突如窓叩きつけ訪れる





ついでにあれほどまでに厚く暑く

すっぽりこの地包み込めり気散らし霧消させ

たった一夜(ひとよ)の風雨神さまの来臨は

例年ますます暑さ増すこの時期なれど

窓から吹き抜け通る風に

初秋の肌寒さ置き土産にしてった




嵐去りし次の日のみ見上げられし空の蒼さは

また

その蒼穹より

新たに生まれ届け伝えられし風の温度は



人類が誇らしげに作り上げたる

文明という千万の車吐き出し続く

固く密し、循環・蔓延させ続く熱気と汚れを

既にわが心象風景の

フィルターの一つともなりしこの街から

一瞬ではあれど取り除き

澄み明るきものにしていったようでもある…

















簡単で健康的

2015-07-21 05:21:33 | お料理


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これは何でしょう?

牛乳と檸檬汁少々で出来ます。










答え


チーズ


無塩なので健康的。

簡単に作れて美味しいですよ~






作り方

牛乳1リットルを温め、沸騰したら大さじ1レモン汁を入れる。

牛乳は賞味期限切れたものでも大丈夫(笑)

~ お酢でもいいけどお酢は、匂いがチーズに残ったときいまひとつで
レモン汁の方がレモン風味になって個人的にはお勧めです ~


分離の仕方が足りなかったらもうひと匙、ふた匙レモン汁を足し入れます。



半透明な乳白色の汁とチーズにわかれればOK。


賞味期限切れまもなく、温めたら分離している場合はレモン汁入れずにそのままでOKよ。


その方がレモンや酢の匂いなくマイルドに仕上がったりします。


布巾で汁を切って固形物であるチーズだけを溜めて、丸くして冷蔵庫で冷せば出来上がり。


あまりレモン汁入れるとボロボロで固く、
塊にできずマイルドでもなくなりますから注意。

脂肪分の高い牛乳で作ったほうが美味しいでしょう。


安売りしている牛乳でお試しくださいませ。












一輪の花の記憶

2015-07-20 05:45:45 | 言の葉





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一輪の花の記憶








月と陽の軌跡の

夢と現(うつゝ)の境となりし時刻(とき)


蓮華の蜜あらずして口に含めぬ檸檬の飛沫は

かたくかたく閉ず碧い瞳浸し透かし


光あたるも光透さぬ

青き珠となりて溢れ出づ




瞳開ければ

狂ひ泡立つ海に

たちまちのうち

高波の絶壁現れ

その絶壁の影に

骸(むくろ)より奪ひし

肋骨の鎌を手にせし神の

不遜なる横顔の

今か 今かと鎌振り下ろすときを待つ






魔の谷の結界には

いたいけな笑み絶やさぬ一陣の風舞ひ降りて

悪戯な風は渦巻く潮へ



一輪

一輪



花のかれを

花のわれを葬りて



一輪の花の記憶は



苦々しき夢と

鼻を突くうつつを攪拌(かくはん)し



凝らすも

凝らすも

先のみえぬ明日を象り

くぐもる波音となりて


海へ

海へ


流れ織り籠(こ)まるる