言霊・言の端

言葉のマジックをどこまで行使できるか?そんな想いで言葉を綴っています。

思った通りでもなく 思いの外でもなく

2015-01-28 22:23:08 | 言の葉
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先のことを考えることがあっても

思っているのではなく

想っていると認識する

自分が考えていることは

想であって

定ではなく

たとえ予定や計画であっても

夜みる夢と同じということを知る



いつ どこで わたしは 何をする

っと思ってみたところで

実際にその時歩むのは

己であって

己でないような身体


己ですらそうなのだから

他の何を予測できるというのだろうか?



よく考えてみると


人生も(空手の)組手によく似ている


人生という相手に


自分のこゝろと身体を


一瞬

一瞬

合わせていくこと


相手の動きを予測しても


予測が外れたときには


痛い一発が食い込む



人生という相手の動きを眺めながら


身体と身体が向かう先に

心を合わせると


思った通りでもなく

思いの外でもなく


このふたつを跳び超えた


透けた世界に溶けている







TANGO

2015-01-28 16:13:41 | 趣味

 

 

最近ならった曲Tango

こちら

Tango というタイトルなのに、
なぜか与えられた楽譜の伴奏は、
2オクターブにわたるアルペジオみたいにして弾けと書いてあって、
初心者で、手が小さく、指短い私が弾くと、
ものすごくゆっくりとした曲になって、
わたしは最初にこれを弾いたときに
えええ~~~~、これがなんでtango??
たしかに、イランで売っているPC用のアプリケーションの
BGMに入っていたときに、やっぱりアルペジオで
まさかこの曲のタイトルがTangoだったとはおもいもしませんでしたよ~。

夫と息子に これがtangoだって・・・
っといったら、何かの間違い?


だって。私と同じこと言ってました。

でもタイトルTangoだよ?!考え直して、
伴奏をコードの楽チンなのに変えて、
スピードを上げて、tangoのリズムにしたら、
やっぱりtangoで、それでお調子にのって、
キーボードにはいっていたリズムの
イランのリズム なっぜか?Yazd地方のリズム、
がちょうどtangoのリズムだったんで、
それで弾いてみました。

tangoのリズムは元気がでます。


一部指がもつれてますが、
44歳の手習い、現在45歳ということでご愛嬌、
笑って聴いてくださいまし。

あしからず<(_ _)> 

 




人と絲と意図

2015-01-27 12:51:25 | 言の葉

 



いと(愛・絲・たいそう)ひ(引・惹)かれ

撚り添はむとする絲(意図)ありとも

よ(撚・寄)り合ふさだめは

あらぬ絲なり




げに撚るは

想ひひ(引・惹)き戀ふ

絲ならで

さだめなりけり

わりなきことに

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とても惹かれて

一緒に撚り絲のようになりたいとおもっている

絲(意図、思惑)があっても、

一緒に寄り添うのは(思いとは)別の絲とだったりするのが

さだめでございます。


本当に(絲を)撚っているのは

恋する想いを抱いている絲そのものではなくて、

さだめが絲を撚り合わせるのです。

やりきれないことではございますが。



悲恋物語のもとにあるもの。

ドラマがなければ物語にならない。




こころと身体の不一致って
わたしの幼いときからのテーマですが、
想いとは裏腹に、
ふと思いついて、身体が動いて、
腕が伸びて、言葉を発しているっていうことが
無意識なんですけど、人には結構あるとわたしは思っています。


腕を伸ばし、言葉を発した方向、
そしてその方向に存在する人は


”わたしの意に反する”ってその人が思ったところで、

その方向の先にあるものが、またその方向にいる人が

さだめの場所・さだめの人 であって、

こころが欲している人というのは

実は さだめの人ではないんだろうな~~~


っということを最近感じたのでありました。






*******



さだめとは何かと知るや

人為(ひとな)すという意味の

虚(うろ)ことごとく観る












つれなくて

2015-01-26 10:49:47 | 言の葉
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行き交う、通りすがりの人がいくら居ても
(こころ通わせてる人であっても)

縁故を持っていない人なので
(音信不通となってる人なので)

一緒に連れだって旅する人もおらず
(つれない仕打ちをするあなたという人ですから)

一体何を頼りに
(音信不通のあなたの何をもって、一体お返事の便りとして良いやら)

足を前に踏み出して、この長い旅を辿れると言うのでしょうか、いえ、それは無理というものです。
(そんなわたしに、文を記せましょうか、
いえ、それは無理というものです。)

明日こそ

2015-01-24 12:46:11 | お料理



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天 あま 架けて

吾 あが 哀 あい の雨

彼方 あなた へと

明日こそ愛(逢い)と

なりて注がむ



この世に平和で心安らかな世界がおとづれますように。
わたしという数多の世界の人々が、
あなたという数多の世界の人々へ

慈 という想いを
愛 という形で注ぎ
わたしとあなたの 哀 を包み込めますように・・・

捕らわれの身となっている二名の日本人の方が
無事に解放されますことを、心から願って。








春のきび

2015-01-23 16:51:50 | 言の葉

 


肌痛き程に冷たき風なれど

蕾は春のきびを捉へむ

**********

肌に痛いほどに冷たい風が吹いているのに

木々の蕾はこの寒さの中にさえ

春の微かな兆しを捉えるのだろうか




木々や花、植物はきっと
わたしたちには見えない、感じられない
テレパシーで春を察知し、春と会話しているのではないかしら?

ブロ友Rさんに頂いた俳句から作った歌です。<(_ _)> 


あすもいろます

2015-01-20 12:53:51 | 言の葉








刻(とき)重ね

垂るる想ひの

愛(いと)紡ぐ

言の葉の綾

褪(あ)す(明日)も彩(いろ)増す



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時を重ねるように

垂れ続ける”愛”という想いの糸が紡ぐ

言葉の模様は

明日という日が続く中で

色褪せてゆく愛の糸があっても

次々にあたらしく糸(愛)が重ねられていくので

彩(いろ)を増していきましょう・・・




この歌は、今朝午前3時に目が覚めて、
あるサイトで目にした、ある方の言葉に触発されて作りました。

が、なんせ脳みそが半分の回転しかしていなかったので、
再び推敲して、この形になりました。


この方(まったくどんな方なのか存じ上げない方)には、
失礼なので、そして奇人変人、気持ち悪い人と
思われてしまうのでお伝えしませんでしたが、

この方の言葉に乗せるイメージは、
実にわかりやすくて、
まるで別の自分が紡いだ言葉のような錯覚を覚えたのです。

Uさん、吾が脳みそへの刺激を有難う御座いました<(_ _)>