大神社展

本日は、
上野の東京国立博物館・平成館で開催中の

「大神社展」へ行ってまいりました。





平成館前の池で
鴨（だと思う…）が水浴び中。
可愛かったので、撮ってしまいました



展示会の方ですが…
日本の神社って、重文・国宝級のお宝いっぱい
所持しているんだなあ…と、しみじみ思いました
（まあ、〝神社〟自体もたくさんありますが）

時の権力者に関するモノがゴロゴロあって
見応えがありましたが…疲れました

期間中に大幅な展示替えを行っていたので
春日大社・熊野速玉大社関連の宝物は見れず…。
その代わり、宗像大社・沖の島祭祀遺跡出土品（主に鏡）を
じっくり見ることができました
（「宗像教授伝奇考」を感じさせるモノがいっぱい）

石上神宮の七支刀、展示期間延長して頂きありがとうございます
ぱっと見た目、古くて変わった形の刀なのですが…
〝特別な〟何かを感じました。
福岡・宮地獄神社境内出土の瑠璃壺、
実はスケルトンな骨壺（ガラス製）で
納められていたのは、尼子娘（高市皇子の母）との一説があるそうです。

奉納絵巻もいくつかあったのですが
なんというか…〝コマ割りしていない漫画〟みたいと
思ってしまいました
（人物の描き方が…輪郭強調してデフォルメしてるんだもの）

最後の展示〝神々の姿〟と云うコーナーでは
〝神像〟が展示されていたのですが、
〝仏像〟と比べると造形がイマイチな気がしました。
（どの像も主張に乏しいというか、画一的というか…）。

日本人は〝神〟を人物化する事に
気が進まなかったのかな～と感じた次第です。
（そういえば〝仏師〟はいるけれど〝神師〟っていない…）




本館前の〝ゆりの木〟が満開でした。

「国宝　大神社展」　http://daijinja.jp/