
コリー専門マザーレイク犬舎 http://motherlakecollie.sakura.ne.jp/index.html
更新! コリーの子犬情報
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ヴィー婆、14歳10か月になりました。一か月、またまた積み重ねました。
一か月前に体調を崩し、食欲が急落した時には、もう次の一か月は持たないかも・・・と思いましたが、乗り越えることができました。もっとも、完全復活したわけじゃないので、下り坂を下っている最中であることには変わりないのですが、ゆっくり、本当にゆっくり、進んでいってくれています。
このところ、少し暖かくなってきたので、久しぶりに日光浴してみました。他の子たちは、知らんぷりでしたが、イネちゃんだけは・・・。
ちょっと心配そうに、覗き込みに来ました。
ただ、折角の日向ぼっこだったのですが、ヴィーはご機嫌斜め。早く戻せと、ヒンヒンバタバタ(^_^.)
もともと、屋外にいることが好きな子じゃなかったですからね。せっかくここまで運んできたので、10分ほど我慢してもらって、家の中に戻しました。
寝たきりになってから、まじめにお口のお手入れをしています(^_^.)
それまで、一度も歯磨きしたことがなく、歯石取もしたことがないのですが(自慢にならないですね)、こんなに綺麗です。上の前歯がいつの間にか一本、無くなっちゃいましたけど。
先週、ヴィーとほぼ同じ年(2003年5月生まれ)の、ジルちゃんとベルちゃん姉妹が、一年ぶりに会いに来てくれました。2人はヴィーより3週間くらい年下です。つまり、3頭とも、14歳9か月。
一年前もヴィーは寝たきりでしたが、ジルちゃんとベルちゃんは自力で立って歩いてました。その時はまさか一年後も、また3頭そろって写真が撮れるなんて、想像できなかったのにね。若い頃ならともかく、13歳超えていたら、一年後の事はわかりませんから。
それがこうして、また3頭そろって写真におさまることができて、感激です。ジルちゃんもベルちゃんは、一年前に比べたら、少し足が弱っているけど、まだまだ自分で歩いてます。ヴィーは変わりないけど、一年生きぬいただけでも、奇跡ですよね。
ヴィーの後ろ足です。爪も毛も、伸び放題(^_^.)
もう歩くことはないので、保温のためにも、毛はカットせずにいます。
前足はバタバタと動かすので、毛玉まるけ(^_^.)
爪はマットとの摩擦で、ピカピカです(笑)
一時、軽度の褥瘡になっていた左の大転子の部分です。皮膚は綺麗に再生されましたが、まだ薄く、ちょっとしたことで、すぐに破けてしまいそうです。さらに、赤くなっていて、紫色の部分も・・・。
16歳まで生きたルナちゃん(ジルちゃんとベルちゃんの母)の介護経験から、プチプチを丸めてドーナツパッドにするといいよと聞いたので、早速作ってみました。大きさや厚みをぴったりサイズに合わせて作ることができるので、GOODです。これまで、タオルを丸めたり、市販品を買ったりといろいろやってみましたが、厚みや大きさが合わなくて、ヴィーが嫌がるので、困っていました。やはり、経験者からのアドバイスはありがたいです。
昨夜は8割、今朝は9割、フードを食べました。今年に入ってから、完食することはめったに無くなりましたが、ドライフードを食べてくれるだけでも嬉しいです。舌の動きが悪くなってきたので、時間はかかるようになりましたけどね。
動画で、寝たきりの子に、スプーンで食べさせる様子を見たことがありますが、ヴィーは認知症が進んでいるので、スプーンを口元にもっていっても、口を開けてくれません。なので、少し体を起こして、お皿を口元に持っていき、スプーンでフードを口元に集めてあげて、食べさせています。
最初は勢いよく食べ始めるのですが、後半になると、口を動かしているのに、フードが減らなくなってきます。つまり、上手く口に入らなくなってくるんです。舌が疲れてくるみたいです。
そうなると、嚥下も上手くできなくなる可能性が高いので、7割くらい食べていたら、そこでやめるようにしています。
鎮静剤は朝5mg、夕方5mg、深夜5mgで、一日15mgになりました。一時はずっと、朝10mg、夕方15mgで、一日量は25mgでしたから、かなり少ない量でも足りるようになりました。普通は、だんだんと薬量が増えていくのですが、暴れる体力が落ちてきているからなのでしょう、少なくても済むようになりました。
ただ、興奮が強い時は、5mgでは全く効かないようです。
尿の状態が気になるので、これまで以上に、水を飲ませるようにします。気温も上がってくることですし。
嚥下は大丈夫なのですが、舌が下がってしまいがちなので、シリンジで水を入れてあげても、以前のように上手に飲むことができません。かなりの量、こぼれてしまいます。なので、飲んでいるようで、実は飲んでいないということにならないよう、気を付けなくてはと思います。
ここまで来ても、まだ「15歳を目指す」とは言えません。そういったら、途端にいなくなってしまうような気がして・・・。
これからも一日、一日・・・です。