コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

ヴィー婆、病院に行く!

2017-02-14 | ヴィクトリア

コリー専門マザーレイク犬舎 http://motherlakecollie.sakura.ne.jp/index.html

 ずっと迷っていたのですが、今日、ヴィー婆を連れて病院に行ってきました。病院に行くまでの間、バタバタ暴れてしまうのが心配だったのですが、考えてみれば、家にいても暴れる時は暴れているし、1時間くらいは日常茶飯事。

それなら、病院までの約1時間の間、車の中でバタバタしていても、同じ!ってことで、思い切って連れて行くことになったのです。

特に具合が悪いということではなかったのですけどね。一昨年の11月に前庭疾患を発症して以来、血液検査をしていなかったので、気になっていたし、暴れて床に擦れてしまって赤くなっていた左目の瞼の腫れが引かないので、一度診察してもらおうって思ったのです。

お昼のオシッコタイムには帰宅できるようにというタイミングで、いざ、出発!

で、出発と同時に、予想通り、大暴れ(汗;)

後部シートを倒して、フラットにして寝かせておいたのですけど、前足バタバタやったおかげで、ドアの内側などをひっかき回し、悲惨なことに・・・(-_-;)

結局、案の定、病院に到着するまでの間ずっと、1分と休むことなく、暴れていました(-"-)

 

到着してすぐ、水を飲ませたのですが、そうしたら落ち着いたのか、大人しくなり、寝てくれました。待ち時間は30分くらいだったかな。順番がきました。

あらかじめ、受付の時に「歩行困難なので、手伝ってもらえますか」と頼んでおいたので、スタッフさんが来てくれて敷物に乗せたまま、診察室へ。

ヴィー婆、よほど熟睡していたらしく、診察室へ移動する間も爆睡でした(笑)

 

がっ。

 

診察台の上で目を覚ましちゃったヴィー婆、再び大暴れ(汗;)

認知症だから、一度バタバタ暴れはじめると、ブレーキがききません。採血の時はドキドキでしたよ。

体重はやはり減っていて、22.5キロでした。一年前より3キロも減っていました。減り始めたのは最近のように感じているので、やはり認知症で何時間もバタバタ暴れることが原因だと思います。同じように、何時間も歩き続けてしまうジェナ婆も痩せてきましたから。

採血の後、ヴィーは車に戻して車内待機。再びお水を飲ませ、寝返りをさせると、バタンキュー。いつもと違う場所にいることが分かったのか、普段より疲れたみたいでした。

↑ バタンキューになった婆。

瞼の腫れは、化膿しないよう、抗生剤の軟膏を塗っておくことになりました。内部が化膿しているんじゃないかと心配でしたが、膿はたまっていないということで一安心です。

しばらくのち、検査結果が出ました。

さすが長生きしているだけあって、すべてパーフェクト、すべて正常値でした。一年前までは、数年間にわたって、肝臓の数値が高め(治療するほどではない)でしたが、それも下がっていて正常範囲でした。もしかしたら、ジロちゃんへと貰ったサプリメント、その後はヴィーに与えているので、それが功を奏したのかも?

オシッコが最長26時間でないこともあったので、心配だった腎臓も大丈夫でした。昨日も、お昼すぎが最後で、今朝まででませんでしたけど。

ここ数日、鎮静剤を投与する時間を、夕食前の午後5時くらいにしました。これまでは9時過ぎだったのですが。

というのは、夕食後、ずっと暴れるようになり、途中で鎮静剤を投与しても効かず、深夜まで暴れつづけるといったことが何回もあったので、思い切って夕食前に投与することにしたのです。空腹時のほうが、確実に効きますし。

当然、翌朝まで効果が続くように、鎮静剤の量は増やさなくてはなりません。ごくごく、わずかですが。

それでも、何時間も暴れつづけるリスクと比べたら、投与した方がいいのではないかという結論に達しました。暴れることで、体重は減るし、床と擦れて皮膚は赤くなるし、認知症が余計ひどくなるような気もするし。

結果、夕食後は多少暴れることはあっても、静かになりました。朝までに何度かジタバタしますが、寝返りさせてあげたりすれば、大人しくなります。深夜まで暴れていた時は、翌朝になっても目を覚まさず、もうろうとしていましたが、夜よく眠るようになってからは、すっきり目を覚ますようになりました。

認知症はあっても、身体的にはまだまだ元気なヴィー婆。歩行も少しずつ、長く続くようになりました。これ以上の回復は無理かもしれませんが、この状態をキープできれば、完全寝たきりにはならずにすみそうです。

孫に先立たれてしまったヴィー。

だけど、認知症のヴィーはジロちゃんが先に逝ってしまったこと、知りません。いつかヴィーも天国に行くことになったら、ジロちゃんがそこにいるので、さぞびっくりするでしょうね。

 

ジロちゃんがずっと着ていた黄色のポンチョ。

わんさんがジロちゃんのために超特急で作ってくださった、黄色の可愛いポンチョ。

すごくかわいかったし、可愛いと評判でした。

火葬の時、一緒に入れようかと悩んだけど・・・。

残しておくと、思い出して辛いから。

だけど、結局、入れませんでした。

なぜなら・・・

 

もしかして、ジロちゃんが生まれ変わってきて、また着るかもしれないから。

もちろんその時は、老犬になってから・・・だけどね。

いつかきっと、その時が来ると信じて。

 

 

 

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1 コメント

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Unknown (グレママ)
2017-02-15 12:29:14
初めてコメントさせていただきます。ジロちゃん…残念でしたね。心よりご冥福お祈りいたします。 我が家にも介護中の子が、今日で16歳♀ボルゾイ 一月前に前庭疾患で倒れ立ち上がる事が出来なくなり寝たきり状態 加えて腎臓機能低下によりいつどうなるかわからないのですが、ヴィクトリアちゃんの記事を読み気持ちが軽くなるような気になりました。大変なのに絶望感がありませんねとても参考になります前向きになれました。ありがとうございます。これからも読ませてくださいね。
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