インド

インドに良く行きますので、中から見たインドアレコレ

インドの秘境 - 26 - Ukhrul

2007-04-30 11:12:19 | Weblog
 次に、Enjel English School へ、オーナーの女性としばらく歓談。 停電中ではあるが、窓が多い為面談するには問題ない。 途中でオーナーの携帯電話が鳴ったが、電波が悪いのか一時外に出て行った。 同席していた2人のうち1人のジャンパーが気になっていたので聞いて見た。 日本に行った事ありますか?  ないという、そうだろう。 

 実はジャンパーに日本語が書いてあった "日立市消防団本部” 多分新しいジャンパーだろう。 意味を説明してやったら大笑い!  それにしてもどうやって手に入れたのか? 聞こうと思ったら校長が戻ってきたので、別の話題へ・

 さらに別の高校へ。 新築されたばかりの部屋へ経営者件校長が案内してくれた・ やはり停電中だ・ 部屋の中が暗い為、校長がカーテンを全開にしながら学校ですら電気が滅多に来ないのです・・ と ちょこっと愚痴を。 

 2階建てのブロック作りの学校だ。 彼の両親が最初に学校を開いて、その後引き継いだそうだ。 まだ40代か? 教室にはパソコンルームもあった、7~8台、台湾製のパソコンがあったが、電気がこなけりゃどうしようもない。 全生徒700人いる、そのうち卒業できるのは600人程度、100人は途中でこなくなるそうだ。

インドの秘境 - 25 - Ukhrul

2007-04-29 13:34:55 | Weblog
 食事の後、又出かける。 Dr. Jack 氏は出かけるとき行き先を言わない、従って今度は何処に行くのだろう? と、興味がわく。  今回は ドクター Jack さん正装していた。 なんで? と、思ったら、病院に行った、病室に入って入院していた患者のところへ、この部屋にはベッドは11あるが患者は1人だけ。  

 次の部屋へ。 片隅のベッドは何故か毛布で完全に囲まれている。 そのうち、一緒に行った人が説明をしてくれた、部屋が寒くて風が入らないように囲ってあるそうだ。 入り口のコンセントから長い線がベッドまでつながっている、ヒーターを使う・ らしいが電気がこないので使い物にならない。 病院でも電気がまともに来ないらしい。 


 後で Jack さんが説明してくれたが、2人とも彼の幼馴染、1人は交通事故で入院、もう1人は山で大やけどをした・ と、 そういえば、村ではそこらじゅうで焼き畑農業をやる為か、草や木が燃えている。 彼は焼畑をやるため山の中に入っていて火に巻き込まれたらしい。

 それにしても、閑散とした病院である、入院患者も一部屋に一人程度しかいないが、設備もひどく、隙間風が平気で入ってくる。  Mr.Jack さんはドクターである為、この辺がとても不満らしい。

インドの秘境 - 24 - Ukhrul

2007-04-28 12:11:58 | Weblog
 朝5時頃いきなり電気がついた。 なるほど一日置きなのだ! と感心。  しかし、まだ目が覚めていない、しばらくベッドにいたら、私がずっと気にかけていた12歳くらいの女の子がベッドまでコヒーと果物を運んできてくれた。 

ベッドの上で朝食を・ と言う柄でもないので結局起きてしまった。 食事を済ませ。 そうだ、デジカメのバッテリーがなくなったので充電を・ と思ったら、停電だ・ 結局出発までに電気は回復しなかった。 

 Feli さんが支度をするためやってきたので、体を洗いたいのでお湯が欲しい・ と、言うと直ぐに用意してくれた。 バケツに入ったお湯が洗い場に置いてあった。 だが扉を閉めようとするが閉まらん。 目と鼻の先では女性たちが洗濯をしている。 まさか、ここで素っ裸になるわけにも行かず、上半身だけぬれタオルで拭く。 そして4日ぶりのシャンプー・  あ~、さっぱりだ!  


インドの秘境 - 23 - Ukhrul

2007-04-27 14:48:10 | Weblog
 やがて次のポイントで、全車両が到着するのを待っていると、案の定トラックに牽引されてジープもやってきた。 行き先が違うのでここでお別れだ、彼らと別れて一路Ukhrulへ。 6時間ほどで無事到着。  

しかし、辺りは真っ暗である。 幸いバッグは誰かがもって、駐車場から山道を登ってくれたが、パソコンの入ったバッグを持って彼らの後ろから着いていくが、暗くて大変である。 やっと部屋に到着、しかし、今日は電気が来ない日だそうだ。 

ローソクを頼りに、食堂で夕食をとり、その後部屋に戻ると、本来ここを使っていた、高校生くらいの男の子(シャンボイ)がベッドに座っている、部屋には2つベッドがあるが、片方は Mr.Jack が使うはずだが・ 

 ローソクだけでは何もすることができない、パソコンのバッテリーは既になし。 シャンボイと話をすることとした。 電気のことを聞くと、今日は電気が来ないが明日は来る。 しかしろうそくで勉強するには3本くらい目の前に立てなくちゃできないだろう。 と、言うと笑っていた。 電気がない日は何している? 返事は、座っている・・ しばらく話をしていたが、こちらも相当疲れていたのでやがて眠ってしまった。


インドの秘境 - 22 - Tusom-Ukhrul

2007-04-26 18:41:28 | Weblog

 1時間ほど山道を走りぬけ、又例の川に到着。 昨日より水かさが増している。先発隊で走っていた1台のジープが水際でボンネットを開けて止まっている、故障したか? 我々の運転手はやはり川の中で洗車、その間子供たちは川に入って水遊び。  

 やがて大型トラックが2台ともやってくる、水際に来る直前まで太鼓をたたいていた。 彼らはこれから元来た村へ戻る、川の中には既に3台の車が入って洗車をしている、従ってトラックも川の中で止まってしまった、村の連中は荷台から降りると川の中に入らざるを得ない。 

 荷台の女性が、水遊びをしている連中に向かって何やら叫んでいる。 やがて、荷台から頭を突き出し、その頭に水をかけてもらって洗髪しようとする・ が、水をかける男たちは頭めがけてではなく、やたら水をぶっ掛けて騒いでいる。

 後方にいたトラックがバックし始めた、どうやらジープの修理ができないらしく、引っ張っていくことにしたようだ。 我々はトラックの部隊を残して先に出発した。