マロン、3か月ぶりの獣医さんでした

マロン、2018年10月以来、3か月ぶりの獣医さんに行ってきました

2018年2月に突然腎不全がわかり、すでに末期で大変な状況だったところ、獣医M先生の自然療法と自分のホメオパシー治療で、秋には奇跡的に?安定することができました。
なので、10月以来、ずっと治療に通うことも投薬もなしで、今回3か月ぶりの通院でした。
「次回は3か月～半年後に検査しましょう」と言われていたので、気になるので3か月後にしました。

久しぶりのキャリーバッグでの電車移動に、ちょっと落ち着きがなかったです。
朝はまだラッシュの時間だったので、隣の人との距離が至近で色んな臭いがするのか、マロンはしきりにバッグのネットごしにフンフン嗅いでいました

キャリーバッグのマロン君


約1時間半かけて、電車とバスで到着。
マロンは楽チンでいいけど、私は2.3㎏をずっとかついでいて、肩こりがひどい…

診察室に入ると、先生は、「さぁ！いかがでしたでしょうか？」と言いながらマロンを見て、視界に入るなり、「え？なんだかフサフサで、元気で、別の犬かと思っちゃったよ～!?」と・・・
3か月ぶりの先生がそう思ってくれるくらい、見た目はとても元気になっているようでした。

・体重も良好
・腸の肥厚も無くなり、快便
・頻尿や、多飲もなくなり、尿量は少し多めかな？くらい
・食欲まんまん
・被毛も続々生えてきている
・貧血も良くなっている

しかし・・・
今気になっているのは、

①口鼻瘻管が進み、口から鼻水(透明な分泌物)があふれてきて困っている
②食後に、部屋の床や端っこをなめ回してしまう

の2点であることを伝えました。
診察後の先生の見解は、

①これは前にも言ったが、手術しか方法は無い。
マロンの場合、犬歯2本ともが鼻とつながってしまっているので、大変である。
高齢犬なのと腎臓が悪いので、麻酔自体にリスクが大きい。
しかしながら、腎臓の回復により、このままいくと多分16歳とかあたりまで生きられる可能性が高い。
なので、今後のQOLを考えると、大きな判断が必要である。
もし手術だとしたら、今12歳なので、今年が限界。
しかし、リスクについてはなんとも誰も予測できない。
放置すると、今後、膿や血が出てきたりすることもあり、そうなるとその時点では高齢であれ手術をするしかなくなる。
なので、今、しかるべき判断をしないといけない。

②やはり、なんらかの栄養素が足りていなくて、こういう行動に出てしまう。
栄養というのは、食べているか食べていないかではなくて、たくさん食べていても、腎臓が悪いので体内で分解吸収できず不足しているミネラルなどがある。
血液検査でそれを知るのは難しい。
気になるようであれば、犬の「毛髪ミネラル検査」をしてみるのもいい。
毛髪から、どんなものが過剰で、どんなものが不足しているのかがわかる。

という見解でした。
②については、人間用の「毛髪ミネラル検査」は私自身10年ほど前に受けたことがあるのですが、どちらかというと栄養素がどうのというより、過剰に摂取し過ぎている有害ミネラルについて調べていたような記憶があります。
ヒ素とか鉛とか水銀とか・・・
犬の方の検査項目がなんであるのかは知らないのですが、ちょっとこれも考えてみる価値ありかな？とは思いました。
1万円くらいしてしまうみたいですが
やってみたら、またご報告します！

①については、本当に悩みます。
悩んでも答えが全然でません。
本当に、どうしたらいいのでしょう？？
皆さんなら、どうされるのでしょう？？
正しい答えが無いだけに、苦しいです。
これは、マロンの歯に限らず、他の疾患の仔たちも、手術となると、同じように思い悩まれるのだと思います…

歯の孔はふさがってくしゃみ鼻水は無くなったけど、後遺症が残りました、、、意識が戻りませんでした、、、亡くなりました、、、じゃ、悔やんでも悔やみきれない。
そのリスクは、高齢犬にはかなり大きい。
けど、やらないと、もっとひどくなって、もっと抜き差しならない状態になることもある。
その時にはもっとリスクは上がっている。

とにかく、まずは、現状がどうなっているのか、10か月ぶりに血液検査をしてみることになりました。
そもそも、腎臓が悪化していたら、手術自体できないですし。
腎臓以外の全体的なものも。

悩んでいます・・・
悩んでおります・・・
悩ましい日々です・・・

血液検査の結果は、次回に。

↓↓

＊2019.1.15 「腎不全SDMA数値が下がってきた！」

＊2019.1.25 「口鼻瘻管手術について、動物歯科専門医の見解は・・・」
(ここに、1/11の血液検査結果の画像があります)