速報です
本日、行って参りました、動物の歯科専門医のところへ!
主治医M先生からの紹介状を持って、セカンドオピニオンを聞きに。
もし口鼻瘻管の手術となったら、その病院でお願いするつもりで、心を決めて訪ねました。
歯科専門医を紹介された経緯はこちらに…
*2019.1.13記事 「マロン、3か月ぶりの獣医さんでした」
腎不全の方は安定してきているのだけど、あともう一歩良くなるためには、口鼻瘻管を根本的に治す必要がある。
しかし、腎不全のマロンには、麻酔や薬剤の解毒が上手くいかずに、術後にかえって悪くなってしまう可能性がある。
最悪のこともありうるかも。
・・・という中で、何か良い方法があるかもしれないということで、今回歯科専門獣医さんを紹介してもらいました。
埼玉県にあるその病院は、院長はじめ数名が歯科専門医で、とても設備や体制が整っていて、通常の半分の麻酔時間で手術を終えることが可能であるかも、ということで、とても期待していました。
実際行ってみてびっくり!
今まで自分が見たことのある獣医さんの中で、一番大きな病院でした
人間の総合病院と同じような雰囲気?
診察室は8部屋もあって、たくさんの獣医師やスタッフが行き交っていました。
色んな専門科の獣医さんがいるようです。
待合室のワンちゃん猫ちゃんたちも、なんか、どことなく重篤そうな?雰囲気の仔が多いのは気のせい…?
初診受付を済ませ、13番目だったのですが、医師数が多いので20分ほどで呼ばれました。
まずは、結論から・・・
マロンは手術は不可能でした
口腔内を色々診てくださってから、「獣医M先生からの診療情報だけで、実際にここで検査したわけではないので不確定ですが、」と前置きした上で、「口鼻瘻管の問題だけであるならば、今すぐにでも手術するべき状態です。」と。
しかし、やはり、高齢(12歳)なのと、腎不全の問題と、その他の血液の数値がネックで、かなりの ‘ハイリスク手術’になる、、、、と。
マロンの最新の血液検査結果を公開します↓↓
(プライバシーの侵害だと、マロンから怒られる)
2019.1.11血液検査結果①
「腎機能と肝機能がかなりまずいので、麻酔や薬剤を解毒代謝することが難しく、歯の手術後に何日か入院を続けて、腎不全の治療を集中的に行わないといけない。」
「手術になると、抗生物質や鎮痛剤は必須だし、鎮静剤と麻酔薬も含めると、かなり腎臓には負荷がかかる。」
そして、さらなる問題は、貧血でした。
2019.1.11血液検査結果②
「手術となるとどうしても血液が失われるので、今のマロンの貧血の状態だと、とても危険である。」
「この血液関連の数値の状態だと、まず、手術はお受けしません。」
「どうしてもやるとなれば、2~3日前から入院して、輸血をしながらの手術になる。」
と言われました。
けど、輸血というのにもリスクは伴うんですよね。
免疫拒否反応が起きたら、どうにもならなくなる…。
さらに。
まずは術前にCT撮影して調べないといけないから、そこでも麻酔が必要になります。
これは、希望すれば、手術当日の朝にCTを撮ってそのまま手術に突入、という方法も取れるそうですが、いずれにせよCTで30分、手術込みで2時間半は麻酔になるので、リスクは大きい…。
麻酔後に「二度と目覚めない」ということもありうる、という説明でした
そこまでならずとも、「歯は治ったけど、腎機能が戻らずヨロヨロで立てなくなる」ということは十分にありえるそうです。
これが一番自分が恐れていることです
繰り返し言われていたのは、
「手術すれば、‘歯は’100%治ります。」
‘歯は’・・・。
で、決断しました。
マロンの口鼻瘻管は、手術はしません
これからも、デンタルケアと鼻水ケア、そしてホメオパシーレメディでコントロールしながら地道にがんばっていきます
命に関わる病気ではないのだから、そこまで命張ってやるべきことではないと、気づきました。
そして、今、とても気持ちがスッキリしています。
やれるべき手段は検討した上で、納得して諦めたからかも…
最後に。
先生に「この分泌物はこれからどんどんひどくなるのですか?量が増えたり、臭いが増したり?」と尋ねたところ、それもそれぞれ違うとのこと。
このままの状態でいく場合もあるし、悪化して鼻血や膿が出ちゃう仔もいると。
その時々で、考えて対処していくしかないですね。
このお話が、同じことで迷っている方々のお役に少しでも立てたら嬉しいです。
ワンちゃんそれぞれに条件は千差万別だと思いますが、だからこそ、‘マロンの場合は’という実例を残しておこうかな、と思いました。
歯が治らないとわかり、ショックで寝込んでおります…(?)
本日、行って参りました、動物の歯科専門医のところへ!
主治医M先生からの紹介状を持って、セカンドオピニオンを聞きに。
もし口鼻瘻管の手術となったら、その病院でお願いするつもりで、心を決めて訪ねました。
歯科専門医を紹介された経緯はこちらに…
*2019.1.13記事 「マロン、3か月ぶりの獣医さんでした」
腎不全の方は安定してきているのだけど、あともう一歩良くなるためには、口鼻瘻管を根本的に治す必要がある。
しかし、腎不全のマロンには、麻酔や薬剤の解毒が上手くいかずに、術後にかえって悪くなってしまう可能性がある。
最悪のこともありうるかも。
・・・という中で、何か良い方法があるかもしれないということで、今回歯科専門獣医さんを紹介してもらいました。
埼玉県にあるその病院は、院長はじめ数名が歯科専門医で、とても設備や体制が整っていて、通常の半分の麻酔時間で手術を終えることが可能であるかも、ということで、とても期待していました。
実際行ってみてびっくり!
今まで自分が見たことのある獣医さんの中で、一番大きな病院でした
人間の総合病院と同じような雰囲気?
診察室は8部屋もあって、たくさんの獣医師やスタッフが行き交っていました。
色んな専門科の獣医さんがいるようです。
待合室のワンちゃん猫ちゃんたちも、なんか、どことなく重篤そうな?雰囲気の仔が多いのは気のせい…?
初診受付を済ませ、13番目だったのですが、医師数が多いので20分ほどで呼ばれました。
まずは、結論から・・・
マロンは手術は不可能でした
口腔内を色々診てくださってから、「獣医M先生からの診療情報だけで、実際にここで検査したわけではないので不確定ですが、」と前置きした上で、「口鼻瘻管の問題だけであるならば、今すぐにでも手術するべき状態です。」と。
しかし、やはり、高齢(12歳)なのと、腎不全の問題と、その他の血液の数値がネックで、かなりの ‘ハイリスク手術’になる、、、、と。
マロンの最新の血液検査結果を公開します↓↓
(プライバシーの侵害だと、マロンから怒られる)
2019.1.11血液検査結果①
「腎機能と肝機能がかなりまずいので、麻酔や薬剤を解毒代謝することが難しく、歯の手術後に何日か入院を続けて、腎不全の治療を集中的に行わないといけない。」
「手術になると、抗生物質や鎮痛剤は必須だし、鎮静剤と麻酔薬も含めると、かなり腎臓には負荷がかかる。」
そして、さらなる問題は、貧血でした。
2019.1.11血液検査結果②
「手術となるとどうしても血液が失われるので、今のマロンの貧血の状態だと、とても危険である。」
「この血液関連の数値の状態だと、まず、手術はお受けしません。」
「どうしてもやるとなれば、2~3日前から入院して、輸血をしながらの手術になる。」
と言われました。
けど、輸血というのにもリスクは伴うんですよね。
免疫拒否反応が起きたら、どうにもならなくなる…。
さらに。
まずは術前にCT撮影して調べないといけないから、そこでも麻酔が必要になります。
これは、希望すれば、手術当日の朝にCTを撮ってそのまま手術に突入、という方法も取れるそうですが、いずれにせよCTで30分、手術込みで2時間半は麻酔になるので、リスクは大きい…。
麻酔後に「二度と目覚めない」ということもありうる、という説明でした
そこまでならずとも、「歯は治ったけど、腎機能が戻らずヨロヨロで立てなくなる」ということは十分にありえるそうです。
これが一番自分が恐れていることです
繰り返し言われていたのは、
「手術すれば、‘歯は’100%治ります。」
‘歯は’・・・。
で、決断しました。
マロンの口鼻瘻管は、手術はしません
これからも、デンタルケアと鼻水ケア、そしてホメオパシーレメディでコントロールしながら地道にがんばっていきます
命に関わる病気ではないのだから、そこまで命張ってやるべきことではないと、気づきました。
そして、今、とても気持ちがスッキリしています。
やれるべき手段は検討した上で、納得して諦めたからかも…
最後に。
先生に「この分泌物はこれからどんどんひどくなるのですか?量が増えたり、臭いが増したり?」と尋ねたところ、それもそれぞれ違うとのこと。
このままの状態でいく場合もあるし、悪化して鼻血や膿が出ちゃう仔もいると。
その時々で、考えて対処していくしかないですね。
このお話が、同じことで迷っている方々のお役に少しでも立てたら嬉しいです。
ワンちゃんそれぞれに条件は千差万別だと思いますが、だからこそ、‘マロンの場合は’という実例を残しておこうかな、と思いました。
歯が治らないとわかり、ショックで寝込んでおります…(?)