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マリーのアトリエ

札幌時計台近くのハンドメイドショップ、マリヤ手芸店のスタッフブログです。

大月書店「ひな人形をつくる」

2011-01-14 20:20:59 | 書籍全般


手作りのひな人形と一口に言っても、様々な材料、作り方があります。
この本は、どんぐりやはまぐり、紙粘土などの身近材料を使ったものから、
押絵や木目込み人形といった本格的なひな人形の作り方が出ている
とっても貴重な本です




子どもとつくるというシリーズの本ですが、内容は本格的です。
どんぐりやはまぐりを使ったものも、ちゃんと着物を着せ付けた
丁寧な作りのおひな様になっています。
こどもといっても、小学校高学年以上が対象かも。
押絵の作り方もかなりくわしく載っています




さらにこの本、すごいんです
「上級編」ってことで、木目込み人形をボディから作る方法まで載っているんです
(※木目込み人形は、通常市販のボディに布を着せ付けて作ります)

現在、木目込み人形の本自体ほとんどないのに、ボディから作ろうなんて
マニアックなことが載っている本は皆無ですよ~(゜o゜)
お顔もちゃんと胡粉(ごふん)を塗って仕上げる、職人技で作っています。
(※胡粉は日本画などに使う顔料で、市販のひな人形の顔も
 職人さんがこの胡粉を何度も塗って仕上げています。)

これはもはやこども向けの本ではなく、かなり本格的なことに挑戦してみよう、
という大人の方にお勧めです

「ひな人形をつくる」 大月書店~1478円


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雪の結晶の本

2011-01-07 12:54:45 | 書籍全般


夕暮れ時の中島公園です。
寒い雪の日が続いて、すっかり雪景色になりました
ずっと北海道に住んでいるマリーも、新雪が積もった時は
やっぱりきれいだな~って思います
なにもかも真っ白に覆い尽くされて、ピュアな世界に生まれ変わったようで・・

とっても寒い日は、サラサラの雪の表面キラキラ輝いて、
まるで細かいダイヤモンドの粒が、一面に光っているように見えるんです
夜に街灯の光の中で見ると、本当に幻想的な美しさで、
こんな素敵な光景が見れるのは、北国に住んでいる人の特権ですね




こちらは、マリヤ手芸店でずーっと昔から扱っている定番商品、
浮きの結晶の写真集です
雪の結晶ってひとつひとつ、みんな形が違うんですよね。
複雑で美しい形は、まさに自然が作った芸術品です

「SNOW CRYSTALS」 ~3360円




雪の結晶ってとても小さいものだから、なかなか肉眼で見ることはできません。
でも、フワフワの雪ががコートの上に落ちた時、
本当にこんな形の結晶が見えることもあるんですよ。

北国の人にとって、雪と暮らすのは大変なこともあるけど、
北国でしか味わえない、素敵なこともたくさんあります。
これから3月くらいまで長~い冬が続くけど、
冬を楽しく過ごして春を待ちましょうね


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「林ことみ』さんの本

2010-11-26 15:24:07 | 書籍全般
マリヤ手芸店ではたくさんの手工芸関連図書を扱っています
新たに「青春出版」さんとお取り引きを始めたので、
小林ことみさんの新しい本が入荷しました

小林ことみさんはニットやレース編み、刺しゅうなどを中心に活躍されている
手芸作家で、実は先日マリヤ手芸店にも来店してくださったんですよ

小林ことみさんのブログはこちら 


 

今回入荷したのはこちらの最新刊です
お家で眠っているニットのセーターなどを洗濯機などでジャブジャブ洗うと
フェルト状になって色々なものにリメークできちゃうんです
ニットの手織りやフェルトシートなど、色んなものを「フェルティング」して
可愛い雑貨が作れる、とても楽しい本です

「洗って洗ってフェルティング」 林ことみ著 青春出版社~1512円




こちらのクロスステッチ刺しゅうの本も入荷しました。
北欧の伝統的なモチーフを使った小物がたくさん載っています
北欧のモチーフは、特に北海道ではお好きな方も多いのではないでしょうか。
シンプルなデザインだし、色数も少ないので初心者の方にもお勧めです

「北欧の伝統柄をクロスステッチ」 林ことみ著 青春出版社~1365円




林ことみさんの本は、文化出版局からも出ています~各1470円
北欧の伝統柄や、おもしろい編み方を使った可愛いニット小物の本です。
これからニットが大活躍する季節です
編み物がお好きな方はぜひ参考になさってくださいね


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キリムの本

2010-10-05 05:19:50 | 書籍全般


「アジアの手仕事展」に関連して、キリムの本をご紹介します。
洋書ですが、大判で美しいカラーページ゙もたくさんあるので楽しめます
赤を使った鮮やかで深みのある色彩がきれいですね
織りをやている方だけでなく、様々なデザインの参考になりそうです。

「KILIM」~6562円




英語ですが、キリム大辞典と言う感じで詳しい解説が載っています。



32×24cm、厚みが2.5cmくらいある豪華な本です
お値段は張りますが、表紙を飾っておいても絵になるくらいですよ。
キリムに関する本はなかなかないので、お勧めですよ










マリヤ手芸店では他にも織りに関する洋書を多数取り揃えています。
興味ある方は、ぜひ一度ご覧くださいね


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札幌の洋書事情

2010-07-09 20:59:55 | 書籍全般
 

前回ご紹介した洋書のバラの写真集が、「Victoria」というインテリア雑誌の
編集したものだと書きましたね。
マリー、この「Victoria」という雑誌も大好きなんです
写真はマリーの私物の「Victoria」誌です。

マリー、もともとヴィクトリア時代が大好きなんだけど、
この雑誌は優雅で美しいヴィクトリアンの憧れそのもの。
決してゴテゴテしてなくて、上品で気品のあるとても美しい雑誌です。

写真も綺麗だし、家具、インテリア、花、衣服、料理など、生活のすべてが
ヴィクトリアンにコーディネートされていて、こんな部屋で暮らしたい~って
毎日思っています(でも現実は・・・
しかも、「Vctoria」誌に載っているのは、実際に人が住んでいるそのままの家で、
アンティークの家具や小物を、今でも大切に使っているなんて素敵ですね。

この「Victoria」誌、残念ながらマリヤ手芸店では扱ってないません。
2000年くらいまでは、丸善や紀伊国屋書店の洋書コーナーで手に入りました。
それがいつのまにか見かけなくなり、最近は大きな書店でもあまり洋書を
扱わなくなったようで、札幌では入手困難になってしまいました
以前はフランス版「ELLE」などのファッション誌や、インテリア誌、手芸の雑誌なんかも
あったんですけど・・・書店業界も厳しいのでしょうか。
手工芸に関する洋書では、マリヤ手芸店が札幌で一番たくさん扱っているかもしれませんね。
けっこうお客様も洋書の多さに驚かれるんですよ。

この「Victoria」誌自体、しばらく休刊していたようなんですが、
最近復活してネット通販では手に入れることができます。
ヴィクトリアン好きな方にはぜひお勧めなので、興味のある方は探してみてくださいね。




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