つれづれまりん

いたずら白猫マリンの気ままな日常 を経て、
超いたずら 甘えん坊 ほぼ白猫 ハンニャの気ままな日常 へ

発達過程と発達課題 1 

2015年11月17日 | 学習ノート
子どもの発達過程と発達課題(定型発達)

1 乳児期
  ピアジェの発達段階の「感覚運動的発達段階」(0~2歳)
  ・感覚知覚により積極的に外界の情報を収集する。
  ・泣くことで外界へ発信する。
  ・「ものの永続性」の獲得
    目の前からなくなったものが
    見えなくても頭の中に存在するようになる。
    (いないいないばあ遊びを喜ぶ)
  ・養育者による養育行動を引き出す。
  ・特定の養育者に対して愛着行動を発達させる。

  発達課題:「基本的信頼感」


2 初期幼児期
  ピアジェの発達段階「前操作的思考段階」のうち、
  「象徴的試行段階」(2~4歳)
  ・象徴機能の確立(実物とは違うもので実物を表現する)
   (ままごと、ごっこ遊び)
  ・運動能力、認知能力の発達と、しつけにより、
   基本的な生活自立の基礎が獲得される。

  発達課題:「自律性」


3 後期幼児期(就学前)
  ピアジェの発達段階「前操作期的思考段階」のうち
  「直観的思考段階」(4~6、7歳)
  ・思考が見た目に左右される。
  ・自分以外の視点から物がどのように見えているのかを
   想像することが難しい。・・・「自己中心性(中心化)」
  ・表象能力、言語能力、協応運動、巧緻性の発達により、
   遊びによる積極的な外界への働きかけ。
  ・周囲の規律の中での自己表現。

  発達課題:「積極性」


4 児童期
  ピアジェの発達段階「具体的操作期」(6、7~11、12歳)
  ・具体物の助けがあれば、論理的な思考・操作が可能になる。
  ・「保存」「系列化」「分類」の操作が可能になる。
  ・競争や協力関係の中で、
   運動技能、読み書きなどの基礎学力、
   対人関係に必要なソーシャルスキル を獲得し、
   その活用を通して、自己効力感を得ていく。

  発達課題:「勤勉性」


5 青年期とそれ以降
  ピアジェの発達段階「形式的操作期」(11、12~14、15歳)
  ・科学的思考に必要な論理的操作が可能になる。
  ・親しい友人とのかかわりを通して、
   自分を知りつつ、自我を再統合する。
  ・他者と区別される自分を見いだし、
   過去から現在の自分を受け入れ、
   将来への展望をもち、
   社会の中で自分を位置づける。

  発達課題:「アイデンティティの獲得」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『やっぱ、箱の中はいいね』


すぐに入っちゃちゃうんだもんね。

2Fリビング窓際にダンボール箱を置いておいたら、
案の定、しっかり入ったマリンです (^_^;)

(2015年3月 撮影)








最新の画像もっと見る

コメントを投稿