つれづれまりん

いたずら白猫マリンの気ままな日常 を経て、
超いたずら 甘えん坊 ほぼ白猫 ハンニャの気ままな日常 へ

「コロナ」考

2021年03月27日 | 社会
久しぶりに、
カテゴリー「社会」で書いてみます。


WHOが決定した新型コロナウイルスによる感染症の
正式名称は「COVID-19」ですが、
日本では(専門家以外)ほとんど使われていませんね。

「コロナ」って、
もともとは、太陽の外冠(ガス層)のことですよね。
輝きとか情熱とかを連想させる言葉でした。

昨年、このウイルスの感染拡大が深刻になってきた時期に、
メキシコのビールの銘柄に「コロナ」があるとを知り、
実際に風評被害もあったというニュースにふれました。

日本にも、コンロのメーカーで
「コロナ」という会社があったなと思い、
関係の方々はどんな思いをされているのかな・・と、
余計なお世話で、思ったりしていました。

そういえば父が、
「昔、車で「コロナ」ってあったなあ」と言ったの。
あったね。トヨタのセダン。
新しい型が出たときは「新型コロナ」って言ったような・・
2001年で販売終了となったようですが。
呼吸器に炎症を起こす伝染性ウイルスが、
その形状から「コロナウイルス」と名付けられたことから、
先を見通して、トヨタは車の名前から外したのかな・・
と思ったりしていました。


そんなこんなで、
新型コロナウイルスについて話題にするとき、
簡単に「コロナ」と略すことに、
私は、とても抵抗がありました。
ブログでも、必ず「新型コロナウイルス」って書いてました。

報道では、さすがに、
「新型コロナウイルス」と言う場合が多いですが、
巷の会話では、みんなわりと当たり前のように、
「コロナ」と略して言っていて、
ちょっとしたモヤモヤ感がありました。

とはいえ、
「コロナ禍」「コロナ対策」等、
もう通常の言葉になってしまっています。
それを批判するつもりはありませんが、
プラスのイメージを込めて「コロナ」と命名されたものがある、
ということは、心に留めておきたいと思っていました。


そしたら、昨日、こんなニュースを見つけました。

「心音(ころな)」という名前の女の子がいたんだね。
そして、その小学校では、校長先生が、
「新型コロナウイルス」のことを
「新型肺炎」と呼ぶように提案し、みんなが賛同し、
彼女は楽しい学校生活が送れた、と。

  こちら → 「『新型肺炎』に言い換える・・」

周りの配慮や思いやりの素晴らしさはもちろんですが、
ご本人が、もともと自分の名前に愛着をもち
大切に思っていたこともステキだと思いました。
プラスの思いを込めてつけられた名前が、
マイナスイメージの音と重なってしまうことだってあると思います。
でも、そこで、
その名に込められた本来の意味や思いに誇りをもつこと、
そういうお互いを尊重し合うこと、
そして、思いやりの心で接することが、大切なんだと、
改めて思いました。


参考までに、
株式会社「コロナ」の紹介ページ
 こちら → 「コロナの由来」



さて、こちらは、
1歳になったころのハンニャです。

ちょうど1年前の未掲載画像です。


我が家に来て1か月強、

「ハンニャ」って名前にも慣れてきたころだね。

(2020年 3月中旬 午前 撮影)


「ハンニャ」の名前の由来は、
こちら → 「「ハンニャ」って・・」









老いにふれる

2021年01月16日 | 社会
前記事で、
「詳しくは後日」と書いた3連休の様子について、
もう鮮度が落ちてしまいましたが、
記録のために一応、記しておきます。

うちの中にこもって、
書類類の整理・片づけを進めた以外に、
2件の外出をしました。

9日(土)午後は実家へ。
週に1度は顔を出すようにしています。
母の手の爪が伸びていたので、
切ろうかと言うと、
「自分で切れるよ」と言うので、
切るところを見ました。初めて。
かなり切りづらそうで危なっかしい場面もあった。
でも、「上手に切れるじゃん」と伝えると、
「切れるよぉ」とうれしそうだった。

11日(月・祝)は、午前中、
同居義母と近場の神社へ
正月飾りを納めに行きました。
ダンナさん仕事だったため、
初めて義母と2人で「初詣で」でした。
それほど広くない神社ですが、
駐車場から参道、数段の階段、
本殿正面に設置された登り桟橋、
ずっと、杖なしで、ときには支えましたが、
ゆっくり移動できました。
その後は普段は行かない大きめのスーパーで買い物。
スーパーはカートがあるので安心です (^_^)v

身近で頼ってきた人(親)の
「老い」を実感するのは、
辛いものがありますね。
それでも、
元気で長生きしてくれていることが感謝です。
年を重ねることで、
できないことが増えていきますが、
今できていることを
ゆったり見守れる心の余裕を
ちゃんともっていたいと
自分に対して思います。



さて、ハンニャちゃんの
前記事の続き画像はこちらです。

袋の中で体勢を低める。

飛び出すの?


『(いや)しばらくここに居る』

あ、そうなの。

(2020年 10月中旬 朝撮影)



緊急事態宣言が出ている地域でも
人出に大きな変化はないようなのですが、
これでウイルスが抑え込めるのか、
ちょっと疑問です。







「経済を回す」って・・

2020年11月24日 | 社会
「経済を回す」ってなんなんだ。
飲食店や観光地がにぎわうこと、(だけ)ではないですよね。

人々が、対価を支払って、
必要なものを購入でき、
必要な場所に行って、必要な活動ができ、
ときには、娯楽を楽しみ、芸術や文化を味わい、
外食し、観光地を巡り、、、、
それらのどこかで、可能な人は、物やサービスを提供する側にもなる。
それが、うまく回っているってことでしょう。


大学生がいつまでも対面授業できなかったり、
学校行事が、修学旅行が、中止、変更になったり、
介護施設で、病院で、何カ月も
家族すら面会できない状態が続いていたり・・
お盆に続き、年末年始も帰省は難しいかと
判断せざるをえない状況だったり、

直接的には「経済」に影響してないと思われることでも、
長いこと、さまざま、我慢を強いられて、
心身が疲弊している人たちはたくさんいると思います。
みんな、感染拡大が治まるまで・・と、
我慢しているんです。
クラスター発生させちゃいけない、と、
細心の注意を払っているんです。


3連休の紅葉あざやかな観光地の人出の多さが、
あちこちの番組で流されていて、
げんなりしました。

観光地に殺到した人たちが、
みんな「GoTo」利用しているとは思えません。
つまり、「外出規制」がかかっていなければ、
出かけたい人、出かけられる人は、出かけるんです。
各自それぞれに、感染対策に気を使って。
それでいいんじゃないですか。

「GoTo」によって感染者が増加したわけではない、
その通りだと思います。
それでも、今、この時期に、
人の移動はできるだけ控えた方がいい時期に、
「GoTo キャンペーン」の必要、ありますか?

飲食業、観光業関係の方々の経済的な打撃は、
計り知れないほど深刻なのかもしれません。
だからこそ、「緊急事態宣言」
「外出規制」「休業要請」は、
どうしても避けたいですよね。

そのために、今、一番必要なことは、
これ以上の感染拡大を抑え、
収束を早める手立てをとることですよね。
たとえば、その関係分野に人手が足りていません。
そういうところに、お金(税金)使ってほしいです。

やっと政府は「GoToトラベル」見直しを発表、です。
3連休のさなかに。
これまた突然で、「キャンセル料はどうするんだ・・」と、
無駄なお金が使われますね。
  ┐(´д`)┌ヤレヤレ

為政者たちも、いろいろ難しくて、
混乱しているのかもしれません。

せめて、自分は、自分ができることをやろう。
おかげさまで仕事はあるので、
ちゃんと働いて、お金を得て、必要な物を買う。
税金を払う。
しっかり休んで、心身共に健康に過ごす ♪  \(^o^)/ 




というわけで、今日のハンニャは、
「箱ハンニャ」の続き画像です。

箱の中で・・

『かゆい!』


あんまり掻いたら・・

『かゆかゆ・・』


『ふう~』

落ち着いたね。

(9月中旬 昼) 







「エール」♪

2020年10月04日 | 社会
今年度前期のNHK連続テレビ小説が、
聞き覚えのあるいくつかの曲の作曲をした人物をモデルとした話だと知り、
興味をもっていたのですが、
これまで朝ドラを見る習慣がなかったため、
前半は見逃していました。
感染症対策で中断の時期を経て、
9月の放送再開分から見始めました。
「エール」♪  (^_^)v 

なにせ、ごくごく小さいころ、
「露営の歌」や「暁に祈る」を
おじいちゃんに教わって歌ったことがある、
タイトルこそ知らなかったですが、
今でも、なんとなく口ずさめる・・・
そういうお年頃ですから・・・ (^_^;)

毎日録画した分を、週末まとめて観るのですが、
1週間ごと、ひとつの話題になっていて、観やすいですね。

戦争中の言論統制、思想統制の厳しさ、
それが、一般市民の心の中まで巣くっていくような、
空襲や原爆の怖さとはまた違った、
人々の心の中の自由まで奪う戦争の怖さを、
改めて感じています。

そんな折、
「日本学術会議「推薦候補」6人の任命を拒否」
のニュースが。
なんだか、
地味にじわっと嫌なものが心の中をよぎるような報道でした。
「なぜその6人を?」って、素朴な疑問に、
丁寧な説明もなされず。
政府の考えに異を唱える科学者はいらない、ってことですか?
「権力」の強さと怖さを感じます。

新政権になって、少しは期待したのですが、
菅さん、あなたもですか・・・って感じです。
せめて、国民が納得できる説明を求めたいですね。




さて、こちらは、
8月終わりの昼下がりのハンニャです。

『今日も、ここまで来た』

のぼったね~


『何か用事?』

違うけど。


そして、その日の夕方まで、
ハンニャは本棚の上で寝ていました。

『ふあぁぁ~』

よく寝たね


『もう起きるかな』

そろそろ、活動タイムだね。

(8月下旬 昼過ぎと夕方 撮影)







リーダー交代期に思うこと・・

2020年08月30日 | 社会
「安倍さん、辞めちゃいましたね」
と、13年前、
仕事仲間への世間話メールに書いた記憶があります。
閣僚の相次ぐ辞任や年金記録問題・・
次から次へと問題が発覚してきての辞意表明。
その直後に、体調の問題も発表されました。

今回は、支持率低下が継続してきた時期に、
持病が再発・・・

周りから応援されているときは、
気持ちが充実し、体調もよく、
少々困難な問題にも立ち向かっていけるものです。

野党がまとまれなかったことや、
党内の競い合えない体制もあったでしょうか、
歴代最長政権となりました。

ところが今年は、
新型コロナウイルスという未知の敵に見舞われて、、、
みんなもストレスたまるから、さまざま批判されて、
激務続きの中、ついに、
体が「もうムリ」と叫んだのかもですね。

逆に言えば、
難病指定の持病を抱えながら、
8年近い長きにわたり、
国のトップとしての責務を果たしてこられたことは、
病を抱える人たちを励ますことにもなるのでしょう。

いずれにしても、大変お疲れさまでした。
ゆっくり休んで、快復されますように、と思います。


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さて、ハンニャちゃんは、前記事画像の続きです。

ブラインドを破壊して、

『やっとこっちに来たけど』


『また(どっか)行こうかな』

どこに行くんだ。


『まあ、もうちょっとここに居るよ』

・・・にしても、ブラインドが悲惨だよ・・ (^_^;)

(8月上旬 昼撮影)

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最後に・・

安倍政権に対する、
一市民の、個人的な、素朴で率直な感想です。

誰がやっても、拉致問題や北方領土問題は、
簡単には解決しない問題かもしれませんが、
「安全保障関連法案」や、沖縄基地問題では、
もう少し民意に寄り添ってほしかったと思います。
「丁寧な説明」がされたとはとても思えない問題も、
いくつか残されていますよね。


引き継ぐ人は、、菅さんですか・・・
苦労人だと言われていますね。

どなたがリーダーになったとしても、
弱い立場の人に寄り添える政治、
少数意見にも耳を傾ける政治を、
実現してほしいものです。