つれづれまりん

いたずら白猫マリンの気ままな日常 を経て、
超いたずら 甘えん坊 ほぼ白猫 ハンニャの気ままな日常 へ

語用論 

2015年12月03日 | 学習ノート
今日は、夕方から、風が強く冷たく吹き付けて、
師走の寒さとなりました。

本日、2回め投稿です。

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語用論とは

・人とことばの関係を扱う。
・発話された状況の中で、
 それがどんな意味を持つか、聞き手がどう解釈するかを研究する。
 ex.「りんご!」という発話
  ・・おやつ場面 → 「りんご、ちょうだい」
  ・・旅先で木になっているりんごを見て
     → 「あそこにりんごがなってるよ」


○発話行為理論(オースティン)

 発話行為の4つの成分
 ・発話行為(話すことそのもの)
 ・発話内行為(話すことで伝えたい意図)
 ・命題行為(話した内容)
 ・発話媒介行為
   (話し手が発話したことによって引き起こされた結果)
   (聞き手にもたらす効果)


○コミュニケーション理論(グライシス)

・会話は参加者の協調的作業であり、
 参加者が守るように期待されている原則がある。

1)量の公理
 a.要求されている情報量の貢献をせよ
 b.要求されている以上の情報量に貢献するな

2)質の公理
 a.偽と信じていることを言うな
 b.十分な証拠のないことを言うな

3)関係の公理
 a.関係のあることを言え

4)様態の公理
 a.不明瞭な表現を避けよ  b.曖昧さを避けよ
 c.簡潔に述べよ      d.順序立てて述べよ

子どもの話す力を見るとき、
この協調の原理(会話の公理)の観点を視点に持つ。
音韻論的、意味論的、統語論的に誤りがなくても、
 一方的に話す、突然話を変える、 等、
年齢相応でない語用論的な誤りを犯していないか、
と。


○超分節機能とは

・声の高さや大きさ、速さ、間のとり方など
 ex. 本当ですか (疑惑を表す)
   本当ですか(驚きを表す)  
   本当ですか (納得を表す)

語用論では、状況や場面に加え、
超分節機能も、
意味を解釈する際の要素のひとつとなる。


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『もう、勘弁してください・・』

だから、
マリンちゃんは別に覚えなくてもいいから・・

(昨年6月末 そろそろ暑くなってきたころ)










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