つれづれまりん

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非定型発達

2018年08月12日 | 学習ノート2
*定型発達
 ・発達の順序性や時期が標準的で適応的。

*非定型発達
 ・発達段階の時期や質(機能関連の内容など)が逸脱しており、
  その結果不適応的な発達を示す。
 ・2005年施行「発達障害者支援法」に示される発達障害が含まれる。


1 発達障害

・「米国精神医学会による精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5)」
 において、発達早期に発症する神経発達症に含まれる3つの障害。

1)自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder)
①社会的コミュニケーションや対人的相互作用の質的障害。
 ex.心の理論の形成の遅れや、心の理論の質が異なるため、
   他者の心をさっと読めず、相手とのやりとりがスムーズにできない。
 
 *「心の理論(Theory of Mind)」(プレマックらによって提唱)
  ・他者の行動の背後にある「心」の働きを仮定すること。
   他者の心の状態を推測し,
   他者の行為を予測したり解釈したりする能力


②行動、興味や活動の限定、反復的を特徴とする社会性の障害。
 ex.恐竜や数字など特定の領域に並外れた興味と知識を持ち、
   その話ばかり繰り返す。
 ex.音などへの感覚過敏で、特定の感覚を一貫して忌避する。



2)注意欠如・多動症
 (Attention Deficit/Hyperactivity Disorder)

①不注意
 ex.作業で細部を見逃す。物をよくなくす。忘れ物が多い。

②・多動性
  ex.着席し続けられない。座っていても体の一部が動いてしまう。
    話し出すと止まらない。
 ・衝動性
  ex.やりたいと思った瞬間にゲームに割り込む。



3)局限性学習症 (Specific Learning Disorder)

・学習に困難を示し、それに対する介入が行われているにもかかわらず、
①読字 ②書字 ③算数の いずれかに著しい困難を示す。

  関連記事 こちら → 「神経発達障害群」
    


2 理解と支援

・発達障害の多くが知的障害を伴わないため、見過ごされやすい。
・思春期以後、不登校、非行などの二次障害が引き起こされて初めて、
 その存在に気づかれることも少なくない。
・早期発見とともに、二次障害を予防する支援が求められる。

・自閉スペクトラム症に見られるように、
 幅を持った連続体(スペクトラム)で、
 定型発達とも連続する。
 定型発達との異質性の強調だけでなく、
 当事者の視点に立った理解が、支援に重要。


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『まず、理解するところからなんだよ』

そ、そうですね。

(本年 6月中旬 夜 撮影)





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