井の中の蛙大海を知らず

日常の疑問・珍問にたいしてムダに深い考察をしてゆこうとおもいます。求める先は、井の上に広がるはるかなる"ソラ"

2005年冬クールドラマの最終回特集③

2006年04月12日 | 雑記
2005年冬クールドラマの最終回特集 3回目
春ドラマが始まりつつあるので、いそいで第三回目
#最近かくことねーし
ネタバレありなのでブラックアウト

■神はサイコロを振らない
うーん
うーん
イマイチ。
「神はサイコロを振らない」というタイトルで見始めた
どんな内容なのかもまったくしらんで
すくなくともSFだとは思ってなかったので、1話で飛行機がマイクロブラックホールに吸い込まれて消失した時は、これは面白いんじゃないか???ってワクワクした

しかし、別にSFではなく
2話以降は、10年後に消失した飛行機が戻ってきてからの日々がたんたんと描かれる
まぁ、10年時を越えてしまった葛藤とか、いろいろあんだけど
どのエピソードも俺的にはイマイチ
時を越えた人は、また数日後に10年前に戻されるという設定で
#この設定もいろいろ疑問だったんだけど、考えないことにした。ドラマだし
じゃ、最終話は楽しいかなっと期待してたのだが…

うーん
うーん

あなたは、
「10年前になりたかった自分に、今なっていますか?」



■百夜行
重かった
最後の最後まで、緊張感が続く
おもしろかった。ってのに加えて、上手かったっと言いたい
個人的にココロに残ったのは
笹垣潤三 刑事(武田鉄也)
いや、武田鉄也もこないだ金八やってたと思えば、今度は鬼刑事だよ
犯人を呪い殺すようなセリフと、
犯人を救ってあげたいという人情のあるセリフ
最終回で、亮司を前に父親のような存在となった
あぁ、ココロを動かすセリフってこういうのを言うのかな?っと

犯罪心理はチトわからんですけど
亮司は、誰かに気づいてもらいたかった
亮司の行動を完全に追った 笹垣のノートを見て、敬意をもち
毒殺するのをやめた

嘘に嘘をうわぬりする状態を、早く止めたかった
笹垣は全部知っていた。ちゃんと見ていた
知ることから、亮司のココロの苦しみもちゃんと理解していた

亮司は雪穂をひたすら愛し、その為には手段を選ばなかった
苦しみの向こうで、雪穂を本当に太陽だと思っていたからこそ出来る
愛のひとつのかたちを見た感じがした

亮司は最後死んでしまうけど、個人的にあれはハッピーエンドだったと思っている
他の物語ではバッドエンドなんだろうけど、百夜行の世界では、亮司と雪穂の間では
ハッピーエンド。

でも、犯罪は犯罪なんだよね・・・良い子はマネしないようにと
決して許されることはない。笹垣はちゃんと見ている


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