かえっこカエルクラブ カエル日記

カエルとこども通貨“かえっこ”好きな環境カウンセラー・マリケロが描く、カエルな毎日。

かえっこの季節、ふたたび……

2014-11-04 15:52:41 | カエル日記
11月です。
毎年恒例、甲府市の「環境リサイクルフェア」と昨年から11月になった北杜市「子ども環境フェスタ」(こちらは「「かえるの森へ!」をかんがえる会」で、ですが)でかえっこ、します。
甲府市は2004年の環境リサイクルフェアからなので11年目。
北杜市は第5回だから5年目?かな?
大きなイベント会場の片隅でこっそりやっています。……だからチラシの中にもこっそり…(^ ^)

とはいえ、この「こっそり」がなかなかうまくいかない。
「待ってました!」のこどもたちが「ごっそり」おいでくださりますからねえ…

ともあれ、おもちゃとかえっこカード持って、会場に来てね。
今年も、楽しも~う!






ひとひとネットで山梨市の「上野千鶴子さん講演会」中止・中止撤回問題を考えるワークショップ。

2014-08-30 23:28:52 | カエル日記
今年3月、山梨市が企画した上野千鶴子さんの講演会「ひとりでも最期まで在宅で」が講演1週間前に市長の独断で突然開催中止を発表する、という「事件」がありました。
その後市民による抗議行動や全国版での新聞報道、全国からの抗議文の殺到などにより、講演予定日の前日になってようやく中止が撤回され、結果的には講演会は開催されましたが、バックラッシュ以降、全国のあちらこちらで起きている同様の事態への対応に多くの示唆と課題を投げかけるものになりました。

ひとひとネット(やまなし女と男ネットワーク)では、この事件の顛末を詳しく知り、今後の対策を考えるための勉強会として、まずネット塾(山梨県内向け学習会)で「上野千鶴子氏講演中止・撤回問題を考える」を開催しました。
事件の当事者であるひとひとネットの2人の会員(市長に抗議文を提出した小野山梨市議と、この講演会が民生委員の研修に位置づけられていたために直接市から講演会中止の連絡を受けた山梨市児童民生委員)からの報告、山梨学院大学の山内教授による法律の視点での解説、そしていち早く抗議行動の呼びかけを行い、活動をサポートした山梨県立大学の池田政子名誉教授からの報告を通し、さまざまな立場の参加者(行政職員/議員/民生委員など)からも意見を聴くことができました。

 また、夏のヌエックフォーラムでも同じテーマでワークショップを行い、全国の方々とも意見交換を行いました。




当日は会場が満席になるほどの参加者で活発な意見が出されました。


【参加者の感想】
◎地元の市民として、きちんと声を上げ行動出来たことが先ず良かったと感じています。今回の学習会は、更に声をどのように上げていくか、問題提起として受け止め、行動出来るよう勉強したい。
◎新聞では見ておりましたが、あってはならない事なのに!!大変良い勉強をさせて頂きました。この件を生かして市民に開かれる行政になってほしいと思います。
◎池田先生や生活思想社編集長五十嵐さんが、この問題の重要性を察知し、山梨市への抗議の対応を素早く投げかけて頂き、様々なネットワークを通じて、日本各地からの抗議文が市へ寄せられたことも講演中止の撤回に繋がったと思います。私もメールで抗議しましたが、多くの人との日頃の繋がりがいかに大事か新ためて感じました。また、何よりも山梨市議の小野さんが池田先生からの助言で、事の顛末を克明に記録し、小野さんの支援者を中心に、女性達が素早い抗議行動を起こしたことは一番の成果だと思いました。
◎当事者の皆さんの生の声を聞けてよかった。行政の話、山梨市長の話、山梨県、上野先生のブログ等、他の地方行政、男女共同参画推進員の活動、村議、市議の話とても面白くこれからの自分の活動に生かしていきたい。
◎みなさんの行動はとても参考になりました。どうして中止になったのか、担当職員は本当に気の毒に思いました。上司は何をしていたのだろう。課長・部長いたでしょうに。一番気になるところです。

などなど、概ね好評でした。

なお、以下は当日配布した、山梨学院大学 山内幸雄教授作成による「上野千鶴子さん講演中止事件の法的判断」の資料を要約したもの。
今後、また似たようなことが起きた時のためにも覚え書きとして記しておくことにします。

《当事者は、上野千鶴子さん、山梨市新市長、山梨市民の3者》

【上野千鶴子さん】講演中止について
1)「過去の発言を理由したこと」に対して
上野さんの過去の発言を理由とする講演中止は「特定の思想信条をことさら選別するもので、違法であり、上野さんの社会的評価を貶めることになるので名誉を毀損する。
2)「直前」での講演中止について
前年の段階で講演日の合意、それに基づく広報、講演参加の申し込みが多数届いているので、講演契約は成立しており、講演中止は契約違反。損害賠償の対象となる。

【山梨市新市長】権力行使について
1)選挙による当選との関連について
市長は選挙で選ばれたら選挙民の意思に拘束されず行動できるとする「純粋代表」の観念は今では疑問視されてきており、現在は民意をできるだけ正確に反映する「代表」へ意味転換がなされてきている。
2)「市長」の裁量権の限界について
市長の行動には法による縛りがあり、たとえ裁量権の範囲内であっても「平等原則」(思想信条による差別の禁止など)「比例原則」(理由と手段が相応していなければならないという原則)という法の縛りがつきまとう。
3)「会場の混乱」を理由とした講演中止について
市長は、将来においての混乱が「客観的な事実に照らして」相当に「具体的」で「蓋然性の高いものであること」を市民に説明する責任がある。

【山梨市民】市民との関係について
1) 市長による講演中止の、市民に対する意味とは
市長が市民から「学習する機会」を取り上げた。これは「学問の自由」を制約したこと。学問の自由は人間が人格をもって存在する上で欠かすことができない、極めて重要な人権。よほどのことがない限り制約することはできない。「どうしてもやむを得ない理由」があり、かつ「制約手段が必要最小限」であることが立証されなければならない。市長は「どうしてもやむを得ない理由」「講演中止が必要最小限の措置であること」について説明しなければならない。
2)市民の視点からすると
・市民が学ぶ「機会」を市長に奪われてしまった
・市民が学ぶ「内容」を市長に勝手に決められてしまった
市長にそんな大それた権能が与えられていないのは明らか。したがって、市長は「そんな大それた権能があること」を市民にきちんと説明しなければならない。

かえっこ、の「おもちゃとエコ」についてお話しします。

2013-12-05 11:53:47 | カエル日記
12月7日、青山のこどもの城で、廃棄物資源循環学会主催の市民セミナー&体験イベント「おもちゃとエコを学ぶ・考える・楽しむ」が開催されます。

午前中は、おもちゃのリユースにもつながるかえっこのお話を『《かえっこ》~遊びの中で育まれる、リユースのこころ~』というタイトルでお話しします。

午後は、こどもの城が展開している「とり+かえっこ」の体験もできますので、ぜひ!

なお、当日はあの、伝説の?2008かえっこフォーラム報告「かえるについてかたる」、そしてわたしもインタビューを受けた「藤浩志のかえるワークショップ」の本の販売もありますよ~。


11月は、山梨。甲府市、北杜市で かえっこ ですよ~~。

2013-11-04 09:45:38 | カエル日記
10日は、甲府市の「第16回環境リサイクルフェア」です。
場所はもちろん、甲府市の環境センター。。



30日は、北杜市の「第4回子ども環境フェスタ in 北杜」です。
場所は高根町農村環境改善センター。



うふふ、こちらはタタミの部屋でまったり…
新しい「かえるの森へ!」WSも実験実施予定~~♪

それにしても、2市とも、なんで出展依頼書の中にチラシを入れてくれないんだろ~~?
…と思いつつ、会場レイアウト写真を添付しました。

まあほかの出展者もわかるから、いいかな。
ちょっと色がないので絵的にはさびしいですが…。

かえっこ開催を、首をなが~くして待っていてくださった皆さん!
もうすぐ行きますよ~(^^)

「循環とくらし」に掲載されました。

2013-05-01 15:54:19 | カエル日記
廃棄物資源循環学会の学会誌で発表した『《かえっこ》~遊びの中で育まれる、リユースのこころ』が、読みやすい簡易版になって、『循環とくらし』に掲載されました。

こちらからお読みいただけます。

ちなみに学会誌の方では《かえっこ》の共同執筆となっていた、齋藤友宣さんの「京都市のおもちゃのごみ事情」、別立てで「捨てられるおもちゃ」として掲載されています。

かえるの森へ!水編のワークブックができました

2013-02-08 21:59:04 | カエル日記
2012年度の「かえるの森へ!」を広げるプロジェクト、および「かえるの森へ!」体験会開催の総決算ともいえるワークブックを作成しました。


これさえあれば、かえるの森へ!水編のワークショップ「かえるくんのいちにち」がバッチリ⁉です。

でも待てよ。
「その1」とか書いてあるぞ。
ってことは、「その2」もあるのかしらん?

「かえるの森へ!」を広げるプロジェクト、第3回は…なんとっ、かえっこ本部~!

2013-01-15 00:40:12 | カエル日記

かえっこ事務局の車で福岡空港から、糸島市に移動。
…すると、高層ビルのある街の景色が、あっという間にのどかな風景に変わる。
福岡って、不思議な所だなあ。


リゾート地の海岸の波打ち際にある海の家と、一緒に並んで建っているのが、かえっこ本部・藤家の自宅。
かえっこ事務局が、遊びながら快適な我が家を自作中…。
なんてぜいたくな楽しみなんだろう!と、ひたすら羨ましい。


ちなみにかえっこ本部の事務所はこちら。
先住のネコさまたちが支配するこの古民家が、《かえっこ》の中枢なのだ。


生まれて初めてのカキ小屋!良い季節に来たなあ。
通い慣れている?藤家の子どもらは、「チーズとクリームシチュー」をコンビニで買い込んでました。
焼きガキに載せると簡単カキグラタン!になりましたとさ。


翌日はかえっこ本部が主催する、かえっこ。
「かえるの森へ!」を広げるプロジェクトのために、開催です。
あいにくの雨でもぼちぼちの集まり。


かえるくんのいちにち、ワークシート。


夕飯は、名物のおうどん。
どんぶりの中からうどんが湧いてくるそうな。
……たしかに食べても、食べてもなかなか減りません。


すごく広い店内。


せっかく福岡にきたので、今年受験の子カエルのために寄り道。


焼きたてホカホカの梅が枝もち。
リズミカルな職人技がおもしろくて、思わず記録。


しかし、このあとこの焼きたてホカホカお餅が、冷たく、堅くなる事件が…。 (・_・)
まさかの東京大雪で羽田が閉鎖!!

そういえば、《かえっこ》のことで廃棄物資源循環学会の学会誌に論文らしきものを書いた。

2012-11-18 23:00:55 | カエル日記

《かえっこ》のことで論文を書く……が、藤さん、かえっこ事務局、を経てかえっこ開催関係者facebookグループで流れ、京(みやこ)エコロジーセンターの白戸さん、国崎クリーンセンター啓発施設ゆめほたるの鈴木さん、金沢エコライフくらぶの青海さん、京都市ごみ減量推進会議の齋藤さんと私の5人で1万数千字の原稿を書くことに。

……で、できあがりました

論文って、なんというか、ちょっと書き方の決まり事が独特……。

現在その続きで、廃棄物資源循環学会発行の「循環とくらし」の原稿も論文のリライトで4千字書いたのですが、こちらはまだ校正紙が届いていない…。

どうなっているかな~??

「かえるの森へ!」を広げるプロジェクト、第2回は京都。

2012-10-14 23:50:39 | カエル日記

京(みやこ)エコロジーセンター、さすがに京都。立派です。中身もとっても充実しています。
ここでも《かえっこ》は人気。

今回の「かえるの森へ!」を広げるプロジェクトは、ここ、京エコセンが「おいけフェスタ」で開催する《かえっこ》のワークショップとして開催しました。


金沢エコライフくらぶの青海さんによる、「かえるくんのいちにち」、すごくよかった!
子どもたちも熱心に聴いています。
第1回を開催したゆめほたるの鈴木さんも「水の旅」でお話ししてくれました。

こうやって、実演で体験し、そこから自分なり&その土地なりにカスタマイズして、じっくり広がっていくといいなあ。


京都市ごみ減量推進会議の齋藤さんが手配してくれた宿も、京都らしくてとってもよかった…!

「かえるの森へ!」のキャンプ!

2012-08-18 23:39:45 | カエル日記
「かえるの森へ!」のキャンプ、2年目は水源の森と仲良くなるためのキャンプ「八ヶ岳の森 体験キャンプ」です。


朝の散歩でカエルさん


美し森散策で、サンショウウオの赤ちゃん


鳥たちにもたくさん出会えました。


巣箱を作って、森の木に設置。
どんな鳥たちが来てくれるかな?来年が楽しみです。

「どっぷりキャンプ」、で子どもたちとキャンプ。

2012-08-02 22:25:01 | カエル日記

この景色は、朝霧高原にある「ふもとっぱらキャンプ場」ならでは。
ここで某テレビ局の3泊4日のキャンプのお手伝いです。


「木こりになろう!」のプログラムやら、「乳搾り」やら


奇石博物館」の方のお話しやら、いろんなプログラムがありましたが、なんといってもメインは「ご飯づくり」。

さすがに3食毎回は、子どもたちも疲れる&飽きてしまってスタッフがたいへん…。


でも、なんとか無事に終えました。


で、これはキャンプの必需品。
ソーラーのランタン、ソーラーの充電器、ソーラーのケータイ…!

藤さんの展覧会が始まりました。

2012-07-15 23:24:57 | カエル日記

かえっこ、の藤浩志さんの展覧会が、アーツ千代田3331で始まりました。

会期中は、もちろん《かえっこ》も開催しています。
7月29日の《かえっこ》では「かえるの森へ!」の体験会も行います。


で、本日はオープニング・パーティ。
藤家の容子さん、睦ちゃんも来ています。


こんな本も出版されました。

マリケロもインタビューを受け、数ページ参加しております。(^^)


「かえるの森へ!」を広げるプロジェクト、始まりました。

2012-07-07 23:52:33 | カエル日記
「かえるの森へ!」を広げるプロジェクト、その第1回は、兵庫県川西市の国崎クリーンセンター啓発施設環境楽習館「ゆめほたる」で行われるかえっこで開催です。

ゆめほたる周辺はすご~い「山の中」という感じ。でも意外と住宅地から近くて、かえっこ開催を楽しみにしている親子連れがいっぱいいます。


ワークショップのデモンストレーションも兼ねて、ロビーで「かえるの森へ!《水編》」のプログラムのひとつ、「かえるくんのいちにち」の紙芝居を実演。




さあて、自分は1日にどのくらいの水を使うのかな?
小さい子どもが多いので、ワークシートは親子で取り組んでもらいました。


「生きるために最低限必要な水の量を持ってみよう!」


そして、「水の旅」のワークショップ。

…「かえるの森へ!《水編》」は、おおぜいの方にご参加いただけ、ひとまず大成功でした!