びびのいる風景

愛する「びび」と、大好きな雑貨や趣味をお伝えしていきます♪

今年もよろしくお願いします。

2006-01-14 00:41:59 | びび
遅くなりましたが・・・
旧年中お世話になったみなさま、
遊びに来てくださったみなさま、
今年もどうぞよろしくお願いいたします。



さて、

新年早々の出来事でしたが、
びびに小さな異変がありました。

第二乳腺のところに小さな腫瘍が出来たのです。



それは確かに昨日までなかった塊でした。

いつものようにおなかを上にして
「なででチョウダイな♪」と寝転がっていたびびさん。
私も「ハイハイ!」とばかりにサワサワとなでていたのです。

すると、おっぱいの数が1個多いではありませんか?

あれれ?おかしいなぁー?
慌てて毛を撫で分けて部位を探ってみると、
見た目は何の変哲もなく
ただ触診でのみ感知できる違和感があったのです。

これって・・・なに?


乳がんで命を落としてしまったワンコの話を
何件か聞き及んでいたので、
慌てて動物病院へ連れて行くことになりました。

いつもは通常の4本足で立たせて診察するものを、
今回は仰向けに横にさせたものですから
当の本人(びび)も、大騒ぎの緊張しまくりです。

先生が細かく触診し、
「これはすごく小さいけれど、たぶん腫瘍ですね」と
おっしゃいました。
生理前によくできるらしく、
悪性のものは大きくなったり転移したりするらしいのです。
「たぶん良性だと思いますが、様子を見ることにしましょう」と、
小さな注射を1本打って、経過観察となりました。

その後、その塊は姿を消し、
びびは食欲もあり、元気に走り回り、
定期的に訪れる女の子の症状が現れました。


この期間(1~2日ですが)、
私たち家族の中に湧き上がった様々な感情を、
すべて事細かに書き連ねることは不可能だと思います。
生後1年未満に去勢手術をしていれば、
乳腺腫瘍の発生は、確率がグンと下がるらしい。
でも私たちは最初、びびの赤ちゃんが欲しかったのです。
そんな思いは彼女が6歳になるまで、
期待と不安と現状を見ながら伸ばし伸ばししてきたものでした。

結局、子作りは断念し、
びびを大事に大事に育てようと決めて今に至ります。
だったら最初のうちに手術してあげておけばよかった・・・
どうして決断しなかったんだろう、と、
そんなことばかり考えてしまいます。

今は消えてなくなっていても、
また、再発するかもしれない。
そういう病気らしいのです。
定期的に検診して、早めの発見が望ましい。
そんなことちっともかまいませんが、
それが彼女の命にかかわることになったりしたらば???

でも、後の祭りです。

これから再発しないよう、
食事や栄養面でも注意していかなければ。
できるだけ長く、一緒にいられるように
可能な限りの愛情を注いで行こうと思いました。

彼女が、どんなに私たちにとって大事な存在か、
改めて思い知った新年でした。

今、私の足元でスヤスヤと寝息を立てている小さな命を、
私は守って行きます。