◆東京スクエアガーデン
太陽光発電や地中熱利用し、オフィス・廊下にLED照明を使いセンサーで照明を自動コントロール。外装は断熱性の高い二重の特殊ガラスを用い、庇を設けて日差しを遮り空調の省エネ効果を高めた。窓際には日差しの強さにあわせて角度を変えるブラインドが設置され、また外気を取り入れる自然換気口も設けるなど、最先端の環境技術を集結させた建物。
6Fの京橋環境ステーションにはデジタルコンテンツで楽しく学べる「中央区立環境情報センター」や日本企業の最先端の環境技術を展示・紹介する「エコテクカン」がある
中央区立環境情報センター エコテクカン
京橋の丘
B1~5Fまでの広さ3000㎡の庭園。都心のクールダウンや「風の道」の形成に役立っている
3Fのテラス
◆銀座湯
女湯は1Fにあり、壁画の絵柄は隅田川の花火、2Fにある男湯は銀座のシンボルである「服部時計店(和光)」の夜景が描かれている。
◆奥野ビル
昭和7年(1932)「銀座アパートメント」として建てられた地上6階地下1階のビル。昭和9年(1934)築の新館と左右対称に並ぶ。外観は2つのビルだが内部は1つの建物。階段もそのまま2箇所にあり、接する壁をぶち抜いてはあるが境目の窓は残されている。当時の形のまま現存する銀座でもっとも古い建築物のひとつ。
20店のギャラリーが入る「アートビル」の顔を持つ
手動式のエレベーター 窓越しに覗ける不思議な2つの階段
アンティークのお店なども入っている
◆銀座
銀座の名は江戸時代、幕府の銀貨鋳造所「銀座」が置かれていたことに由来する。北は京橋川、南を汐留川、東に三十間堀川、西が外堀と水に囲まれた地域だったがほとんどが道路になった。今日のような繁栄を示したのは明治以降のことでガス灯、柳並木、乗合馬車文明開化の先端を切り、やがてカフェやバー、高級店の立並ぶ日本一の繁華街へと発展し、今では世界に名だたるメインストリートになった。
ブランド店が対峙している激戦区
◆ヨネイビル
昭和5年(1920)建築 1階の外壁は中世ロマネスク風の意匠でアーチ型の窓や入り口には螺旋模様の柱が取り付けられている。
◆朝日稲荷神社
屋上にある本殿と地上の拝殿はパイプでつながっていて参拝が本殿に届くように工夫されている。
◆紙パルプ会館
平成18年(2006)ミツバチの日3月28日に屋上で3万匹の西洋ミツバチの養蜂を開始し、NPO法人銀座ミツバチプロジェクトが立ち上げられた。ミツバチの飛行範囲は半径2kmとされ、銀座周辺では皇居・浜離宮・日比谷公園がこの範囲に入り街路樹も蜜源となる。1年目の2006年では150kgの蜂蜜が取れ、2007年にはミツバチの数も15万匹になり260kg、2011年には840kgも収穫された。収穫された蜂蜜は銀座の一流店で商品化され販売されている。「銀座に来なければ買えない」ことを商品化の条件としているため地域の活性化に繋がっている。
◆歌舞伎座
5代目となる歌舞伎座は建築家・隈研吾により瓦屋根や唐破風の外観を残した劇場(4階)と地上145m、29階のオフィスビル複合施設として生まれ変わった。こけら落としは平成25年(2013)4月2日。1階から3階の座席は1808、4階の一幕見席は96、立見席60。歌舞伎座タワー5階には歌舞伎座ギャラリーと屋上庭園がある
櫓に描かれた鳳凰
華やぐ木挽町広場(地下)
屋上庭園から見た歌舞伎座タワー
屋上庭園
歌舞伎劇作家、河竹黙阿弥邸にあった石灯籠
五右衛門階段から見つけると幸せになれるという「逆さ鳳凰」左側
この交差点は箱根駅伝のコースです。
日比谷通りから馬場先門で90度曲がったランナーは、またここで90度曲がって日本橋へ向かいます。
みなさん毎年お正月にテレビでご覧の場所ですが、明治屋付近も工事中ですから、来年はまた変わりますよね。
変わったところ、変わらないところを散策しながら、見続けていきたいものです。
京橋の最先端のビルも、いつかレトロなビルといわれるのでしょうか。
古き良きもの、大切に見守りたいですね。
一階女湯の風呂場は以外と狭く、それでも20くらいの洗い場がありました。湯船は2箇所のみです。
お風呂の絵は、ビルを前にして花火が大分上がっていました。皆様、銀座にお越しのさいは、銀座湯で一風呂あびるのも、江戸っ子の粋につながるかもです。
それから、奥野ビルもなかなかレトロで、いい味をだしていました。いつまでも、新しいビルと一緒に、仲良く共存していってほしいものです。