昨日、日貿出版の大越さんから、山岡光治氏の「地図読み人になろう」が届きました。
出版本の街歩きエキストラとして、目白の坂道を山岡先生と歩いたので、ちょこっと私が写っているページがあります。^^
何はともあれパラパラめくってみる。一目で気に入りました!
地図と写真がふんだんに散りばめてあり、すごくわかりやすい。
私があれこれいうより、内容については、目次を紹介。
はじめに
第一章 地図は面白い
◎地図の旅ROUTE1~大河の蛇行を俯瞰する~(※大井川)
第二章 面白いを歩く
◎地図の旅ROUTE2~地図を眺めて想像を楽しむ~(※津山城下の街道)
◎地図の旅ROUTE3~現地を歩いて過去を探す~(※渋谷川(穏田川))
◎地図の旅ROUTE4~地図の上で旧街道を歩く~(※陸羽街道)
第三章 もっと面白いを歩く
◎地図の旅ROUTE5~坂を上り下りして泉を探す(※目白崖地)
上記の(※)は文章を省略で内容のみ書きました。
この本にはいろいろな要素が入っています。
野山歩き、城下町、街道、暗渠となった川めぐり、坂道・・どれも興味深いテーマであり
さらりとですが、古地図を見ながら検証といった今昔の時間軸の要素も織り込まれていて、実に面白い。
上の写真の左下の地図はデジタル標高データを利用して作られた「1/25000デジタル標高地形図東京都区部」
著者が地図の作り手だったこともあり、さまざまな地図の見方や地図の豆知識など、随所に盛り込まれており
地図入門者や子供の学習にも良書だと思います。
国土地理院発行の地形図の解説がわかりやすく載っています。
民間発行の地図は国土地理院の作る官製地図がもとになっており、官製の地形図は、すべて記号でできています。
この少々難しげな地形図は小学校で学ぶ地図なので、子供を持つ親としては、基本的なことはおさえておきたいもの。
本書は、子供とともに、地図を親しみながら学べる作りになっています。
自由研究の組み立てなどにも役立ちそうです。
地図はすごいなぁ・・と改めて思う。一枚の地図から広がる世界は大きい。
この本を読んで、私はあまりしたことのない野山歩きがしたくなりました。
地図から、いろいろな見方ができる本・・おすすめです♪
関連ブログ:「地図を広げて 目白の坂を上り下りしながら泉を探す」コースを歩く(2009-06-25 )
地図読み人になろう―街歩き、野山歩きがもっと楽しくなる山岡 光治日貿出版社このアイテムの詳細を見る |
人気ブログランキングへ
本当にありがとうございました。
重ねて、出演者の皆さまにもよろしく!
私が写っているのを見て、子供にすごいじゃんと言われました。
たのしく歩いてよい記念になりました。