「円高不況論」に物申す!

2010年08月19日 11時59分17秒 | 政治と宗教

「円高不況論」に物申す!

 2010年08月17日(火)]

http://blog.canpan.info/kobuna/

こぶな将人氏のブログ転載
ここ数日、日経平均株価が、大幅に下落をしました。大きな要因としては、アメリカの景気の先行きが、厳しいという予想が出ていること。それに伴って、ドルの金融緩和が行われることで、円高になること、それに伴って円高が予想されること。日銀は、景気が厳しくなる見通しがあるにも関わらず、何ら手を打とうとしないことなどと思われます。私も、マスコミが、日経平均株価についての報道を行う際のコメントに注目する時があるのですが、あまり本質をついた評論を目にした記憶がありません。記者の方も、情報収集の時間もなく、承知の上で、場当たり的なコメントになっているのでしょう。

しかしながら、今回の日経平均株価の動きを見ると、確かに円ドルの為替相場が影響してるようにみえます。多くの輸出産業も、実際の輸出規模が増加しても、為替レートの変動に大きくその損益が左右されています。しかしながら、どうも、単なる「円高=輸出産業の不況=日本経済の不況」という図式が当てはまるほど、現時点の経済は単純でもなさそうです。たとえば、幸福実現党大川隆法名誉総裁は、著書「創造の法」において、次のように述べておられます。『しかし、これも逆発想をすれば、「円高が進む」ということは、「日本の円の信用が高まっている」(中略)「今、ドルに代わって円が基軸通貨になろうとしているのではないか」という見方もあるのです。』このような見方に基づいて、大川名誉総裁は、いくつか、明るい経済発展の展望を示しています。

① 日銀券を刷れば、世界中のものをいくらも買えることができる。
② 外国のものを安く買うことができる。

たとえば、①は、現在まさにアメリカが行っていることです。ドルが基軸通貨になっているということで、アメリカはどれほど、赤字がでても全く困っていません。最後は、輪転機でドルをすれば解決してしまっています。これが現状です。もし、日本が買いたいものをドンドン買うようになれば、一気に消費景気は拡大していくことでしょう。そうした繁栄のビジョンを示すことも大切なのではないでしょうか。

②については、身近なテーマとしては、ガソリン価格なども、連動して値下げの動きがでてくると思われますし、その他にもドル決済している商品については、価格が下がってきます。また、海外旅行の代金などにも還元されると思われます。

また、今回のケースも同様だったのですが、対ドルだけではなく、対ユーロについても円高の傾向が見られているようです。市場は、日本の経済力を相対的に評価しているものと思われます。私が、強調したいことは、これまで述べてきたことに対して異論はあると思うのですが、円高=不況という単なるイメージによって、日本の国民がとらえることはやめてにてはどうか、ということです。

私なりに今回の日経平均株価が下落している大きな理由として、現在の民主党政権の経済政策も大きく影響していると思われます。もともと、鳩山総理が、CO2削減を明言したところから始まり、現在の菅直人首相も「増税すれば、景気がよくなる」などと、国家主導の経済政策を支持しているかの発言があり、市場としても、全く信用がなくなったことも大きく影響していると感じています。また、アメリカの景気が非常に厳しい見とおしの中であるにも関わらず、日銀は、11日の政策決定会議で、なんら有効な手段を講じようとしなかったことに対しての否定的な反応とみた方が、良いのではないか、と思いました。

要するに、単なる「円高不況論」ではないさまざまな理由により、今回の株価の下落が起こっており、その原因は、菅直人氏を首班とする民主党政権にあり、と断言したいと思います。

 

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