少女時代、東方神起の所属社であるSMの株価が連日上昇を続けている。
11日コスダック市場でSMは、前日より9.4%上昇した13,950ウォンで終了した。SMは5月12日から1ヶ月間で90%上昇した。サムソン電子と3Dコンテンツ製作のために協力関係を結んだという知らせと1分期の好実績が伝わると、5月13日より3日連続でストップ高を記録した。21日取引日のうち6日間がストップ高であった。
本日の上昇は少女時代の日本市場進出が好材料に適用した。少女時代は9月日本に進出する予定だ。8月25日日本東京でショーケースを持ち、9月シングルアルバムを発売する計画を持っている。
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ムン・ジヒョン デウ証券アナリストは、このようなSMの強勢を、体系化されたシステムを持っている点を長所として指折った。彼はSMを「(SMは)芸能界のミンサ高(※エリートを作るエリート高校の総称)だ。高い競争率をくぐって選抜された練習生を訓練させて最高のアーティストに作り上げる教育システムが国内外市場で検証された」と語る。エンタテインメント企業が持っている興行変数という投資リスクを、トップスターの受け入れなしで、練習生をスターとして育て上げることで取り返したというのだ。
SMの売上げ構造は、他のエンタテインメント企業と断片的に違い、体系化された部分を見つけることができる。
第一に、SMはアルバム事業とマネージメント事業の売上げの割合が6.5対3.5で成り立っている。東方神起、BoA、SUPER JUNIOR、少女時代など人気グループメンバーらの活躍で、放送、ミュージカルと多様な分野へ進出、収益の方面を求めた。
SM関係者は「SMはデジタル音源や海外ロイヤルティの部分の売上げが多い。他のエンタテインメント会社と違い、売上げ構造が多様になっている」と明かした。
第二に、売上げが売上原価より高い収益算出構造を備えている。企業として収益実現は当たり前ではあるが、皮肉としか言いようがないが、多くのエンタテインメント企業は売上高より売上原価の方が高い。
歌手ピの所属社ジェイトゥーンエンタテインメントは、 3分期の売上原価が 31億ウォンで売上高の26億ウォンを上回る赤字構造だ。売上高の中で26億ウォンが広告や映画出演などの用役売上高として占めている。
ムンアナリストは「SMは演技者主義の企画社より原価が少し低い。維持費や収益性の割合がずっと高く、高額のスカウト費用がかからないという特徴がある」と説明した。
SM関係者は 「用役売上高はマージン率が30%に過ぎない。デジタル音源や海外ロイヤルティなどは約70%のマージンが残り、売上げが多い」という。
第三は、海外進出によるロイヤルティの増加だ。去年245億ウォンのロイヤルティをあげたが、今年は 1分期だけで146億ウォンをあげた。ムンアナリストはこれ以外にも、現在推進中のモバイル、3Dなどのデジタル部門は今後の成長動力と指を折った。
ムンアナリストは「時間がかかるだろうが、少女時代の海外進出は売上げを新しく算出する経路になるだろう。現在モバイル、3Dなどが売上げで占めている部分は大きくないが、今後の成長動力として可能性がある」と分析した。
なかなか発表されなかった少女時代の日本進出が、avexではなく、ユニバーサルからだと本日一斉に報道されました。ユノとチャンミンの今後の動向にも注目が集まっています・・・。