夫は特殊な分野の仕事をしていたのだった。パワハラと会社をたたむことによる退職、が吾子の大学受験に重なり、吾子の不安定さから目が離せない状況だったので本人任せだったのだけど。
就活エージェントとハロワをあてにしていたようで、思わしい転職先が見つからず、なぜか専門学校講師などに応募してお祈りされていた。応募だって5件もしていないのではないか。
大人だから、本人任せにしていたのだが、突然の思いつきでなぜそんな仕事!?と言う転職をした。辛い仕事だと思う。鞭打ち苦行かと思う。根性を出して食らいついているのが理解できない。役に立っていないどころか迷惑をかけていると思う。全面的に、全く向いていない。
夫がしていた仕事の分野に特化した転職サイトがあることを知った。夫は何をやっていたのか。どこをみていたのか。しかつめらしい顔をしてPCを睨んでいたけれど、多分遊んでいたのだな。特殊なので、転職が難しいのかと思っていたのだが。なんと今、ドンピシャなのがあるではないか。年齢だけがネックだが、今までの経験を若い人たちに伝えたいと言う目的だっていいじゃないか。かなりの経験値なのだから。夫に伝えたい。でも、私の言うことは昔から絶対に聞き入れてくれない。ケンもほろろ、私が言うから聞きたくないのか。なのにネットで知り合った顔も知らない人の意見は参考にする夫。馬鹿だ。私が見つけた会社はまさに夫がずっとメインでやっていた仕事で、日本でそう言う仕事をしていた会社は少ない。応募してくれたら、、、、
私だったらその分野の仕事をしている会社にポートフォリオを持って電話をかけるなりして直で売り込みに行くけどねえ。不甲斐ない、妻と妻の実家をあてにする夫、、、