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まんやま独歩

吉井勇の「歌行脚」 足跡を辿る⑱ 土生港と因島公園

吉井勇の「歌行脚」の足跡を辿る旅を続けています。
いよいよ因島に入りました。
今回は土生港と因島公園です。どちらにも吉井勇の歌碑が建っています。

土生港(はぶこう)

海の向こうに見えているのが生名島(いきなじま)です。
ちょうど船を下りた人が桟橋を渡ってきています。


その桟橋の手前にあるのが勇の歌碑ですが

逆光と石があまりにツルツルでストロボをたいてもうまく撮れません。

島々の灯ともし頃ゆるやかに生名渡の船は出づらし (「旅塵」)

御影石の鏡面仕上げは立派だったのですが…
うまく写すことができず何度も撮り直しをしましたがこれが精一杯です。

隣に建っていた歌碑

「さよならはまた会うことばみなとまち 青波」
こちらは逆光でもきれいに写りました。


この後、因島公園へ
それは高台にありました。



大師さまの後の山が文学の散歩道「つれしおの石ぶみ」になっています。
その入り口に

木の影が映り込んで見づらいですが、これは文学者名とその石碑の場所を記した絵地図です。
この地図のおかげで、吉井勇の歌碑は山頂付近とわかりました。目的地がはっきりすると山道を登っていくのに心の余裕が生まれます。

いざ


さっそく1個目


―途中省略―

いよいよ山頂というところに、ありました!

歌の内容にぴったりの絶景ポイントにそれはありました。
自然石をそのまま利用し、文字が浮き上がるように彫ってあります。
よく見ると碇のマークも添えてあります。

船工場ある島なれば夕潮に異国の船も船がかりせり (「旅塵」)

記念撮影

山を下り宿に着いた頃、瀬戸の島旅の1日目が暮れようとしていました。


―続く―
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