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咲いた万歩

さいたま市在住。 デジカメ片手に、四季折々の花木草を眺めつつ、 万歩ウォーキングで健康な日々。

東大宮駅近くの古レール

2016年06月16日 | 日記
先日私は土呂駅から東大宮駅まで歩き、2016年06月01日ブログと2016年06月05日ブログに綴った。
東大宮駅近くで線路沿いの道を歩いていた時、この三差路線路側に鉄道作業員用と思われる出入口があった。

門柱は古レールが再利用されていると思われたので、文字、記号が刻印されている部分をカメラに収めた
右柱その部分

以前私は東武野田線北大宮駅のホーム上屋に古レールが再利用されているのを見て、2015年02月01日ブログでそのレールは1920年9月にアメリカで製造されたものではないかと考えた。

東大宮駅近くの古レール写真を判読しやすいように回転する
「 5O N (マーク) 1964 |||||||| OH 」と刻印されているように見える。
古レールのページを手引き書にして刻印の意味を考えてみる。

『5O N』の5Oは単位重量で50kg/mという意味だと思う。Nは断面形状の記号で(3) 断面形状比較赤で表示された形状だと思う。

次に製造者名のマークを見ると、本レールのマークは上から三番目の「丸Sマーク」ではないかと思う。解説には “ 官営八幡製鉄所~日本製鉄製のレールを示すマークです ” とある。

『1964 ||||||||』は1964年8月製造、『OH』は平炉製鋼法の略号だと思う。

ところで、日本製鉄はウィキペディアによれば、昭和25年に解体消滅しているので1964(昭和39)年には存在していない。
新日本製鐵はウィキペディアによれば、1970年(昭和45年)に、日本製鐵(日鉄)を前身とする八幡製鐵・富士製鐵が合併して発足した。
本レールは1964(昭和39)年8月製造と思われ、そうだとすれば、八幡製鐵か富士製鐵で製造されたものと考えられる。富士製鐵のマークは角Sマークなので、本レールは八幡製鐵で製造されたものではないかと思うのである。
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