私が小学5年生の2学期の始業式の日に、おねえ(小学6年生)が、学校の帰り道で子猫を拾ってきました。
それが最初に飼った猫、ミーとチビです。
ミーは黒猫のオスで、チビは御存知白黒のメス猫です。
ミーはうちで飼うことにし、チビは私の同級生が飼うと引き取っていきました。
しかし数日後、その同級生が親に猫を飼うことを反対されてしまい、チビもうちで飼うことになりました。
ミーとチビは仲良しで、いつもくっついていて、いつもチビはミーにあごを乗っけて枕にして寝ていました。
その数か月後に、おねえがまた猫を拾ってきました。
名前はベルです。三毛猫のメスです。
ものすごくカワイイ子で、にゃーとは鳴かず、んー!て鳴く子でした。
おねえが扉の開け方を教えたら、自分でドアノブをガチャン!てやって開けていました。
ミーが5才のとき、具合が悪そうだったので病院に連れて行ったのですが、検査をしようと麻酔をかけたら容態が急変して、そのまま亡くなってしまいました。
学校から帰って来てそのことを聞かされて、すごくすごく悲しくて辛かったです。
そのうちおねえがまた学校帰りに子猫を拾って来ました。
名前はトラです。茶トラのオス猫です。
この子はうちに来て1か月くらいで家の前の道路で車にひかれて、下半身不随になってしまいました。
じいばあが面倒を見て通院していましたが、1年くらいで亡くなってしまいました。
ベルも7才のときに突然具合が悪くなって、家で最期を看取りました。
その1年後くらいに、突然、家の木に登って降りられなくなっている子猫が現れました。
名前はコロです。キジトラのオス猫です。
コロは去勢をしなかったので性欲旺盛な子で、近所のメス猫と交尾ばっかりしていました。笑。
近所には「あれ?コロの子か?」みたいな子猫が増えていきました。
ある日うちの庭で、メス猫がにゃ~んと猫なで声でコロにお尻を振ってアピールし、コロが交尾をしようとしてるところを目撃し、おねえと二人でそ~っとのぞいていたら、コロが私たちに気付いてにゃお~んとメス猫をほっぽって側に来てしまったことがありました。笑。
コロは筋肉隆々だったので、私たちはエロ筋と呼んでいました。笑。
コロは数年後に家出して、どっかに行っちゃいました。