『ソウルフル・ワールド』めちゃめちゃ良かった。
めちゃめちゃめちゃめちゃ良かった。
ある魚の子がいて「ぼくは海ってものを見つけたいんです」って言うんだって。「海だって?!今いる場所だよ」って言われると「これ?これは水です。ぼくが欲しいのは海なんだ」って言うんだって。
"まだある"と"もうない"の違いなのかも。
私が「猫が欲しいんです」「猫?これが猫だよ」「いやこれは毛むくじゃらの何かの生き物です。私は猫が欲しいんです」って言ってるようなもんだよね。笑
自分が思い描いてる幻想が大きすぎてとらわれて目の前の幸せに気づいてない。
もう手にしてる幸せに気づいてない。
人は自分を客観視できないから自分のことって分からないよね。
客観視して初めて分かることがある。
この映画を観て私もまだ具体的な答えは出てないけど、
生きがいや生きる意味を見出すんじゃなくて、
生きる楽しさを見出すんじゃないかな。
地球で生きる楽しさを見つけたものが生きる準備ができて通行書を手にするんだと思う。
何かを成し遂げようとか大成しようとかそんな大それたことじゃなくていい。
ただ生きればいい。楽しく地球を生きればいい。
歩くのが楽しいでもいい、走るのが楽しいでもいい、葉っぱが好きでもいい、季節を感じるのが好きでもいい。
この地球を楽しむために生まれてきたのではないだろうか。
たった1つの好きでいい、ほんの些細な大切なものでいい。
とにかく地球を楽しむこと。
是非観てほしい。