どうも私です。前回の記事の続きです。読んでても読んでなくてもいいです。
さて、私がジブリゲドみてて、最後テハヌーが竜になったあたりで強烈に思ったこと、それは、
「これエスカフローネの映画と構造おんなじやんけ!!!!!!!!」
です☆
まぁそんなわけで、今から「どうしたらこの『これだから日本人が作ったのはこうなりがちなんだよ(笑)』って言われるゲド戦記がよくなるのか」って話を映画のエスカフローネとちょくちょく比べながら語ります!!!!!!
うわ~~~~~~~~うぜぇwww
まず、前提として、私はエスカフローネを「不安定な現地人と不安定な異界人が出会うことによって二人が安定して、安定したら異界人は自分の故郷に帰る」話だと思っております。あ、文章がうまくない!
で、ジブリゲドも構造としてはそうなんですね。不安定な現地人=アレンが、不安定な異界人=竜の姫であるテハヌーと出会って二人が安定する。
ってとこに「?」を浮かべながら、今から下に転載するなが~~~~~~~~~~~~~~~~いツイートたちを読んでくださいw
・昨日、ゲド戦記の映画見てて思ったのが、これやっぱりエスカフローネの映画と構造一緒やね!? 考えないようにしてたけど!? エスカフローネに20分の尺を、ゲド戦記にわかりやすさをくれと思ってしまた
・ゲド戦記の敗因は、まずは世界観の説明と語句の説明とキャラの説明がさっぱりないことさね。エスカのひとみガイアに降臨〜アラハバキにあうあたりの「今回の人たちはこんなキャラなんですよ」ってわかる名シーンみたいな、ああいうシーンがなくて、ぽけーっとしてると流れていってしまう
・ゲド戦記界における魔法って、ハリポタの魔法みたいにばんばん使うもんじゃないとか、ゲドさんは魔法使いでホートタウンのおばちゃんはまじない師、船の風の司、エンラッドのじーちゃん、魔法使いでも様々な位というか、ロークの正式な人と野良のひとがいるとか、そーゆーのがさっぱりわからん
・竜は人間の土地にはおらんらしいけどってのはまだわかる。アレンとこはエンラッドだから古い国で力はあるけど、世界の王ではないってのもわからん。なぜあそこまで設定を語ろうとしないのか。謎である。
・それと、なんであんなにアレンに父殺しの業を背負わせようとするのだろう。肉親、精神上と、なぜあそこまで追い詰めるのか。そして、その父殺しの業とつりあうだけの浄化はあの人はあまりできてないと思う。さっぱりして帰っとるけど、あんた王殺しの罪人ですけどみたいな
・アレンの不安定さも、もっと上手に描くべきだと思う。それに対してのテハヌーも、ちょっと弱すぎる。テハヌーはもっと異界の姫として描くべきだった。テハヌーはテナーのところにきて5年も経ってる、大地の人になっとるのが描きにくかったんだろう。もっと宙に浮いた人として描いたら楽だったのに
・そう、4巻のテハヌーみたいに、捨てられた直後の、もっと傷のある状態で出会った方がよかった。バァンとひとみは不安定-不安定で釣り合ってるけど、アレンとテハヌーは不安定-安定になっとる。だからあんなに描きにくいキャラになってしまったんだと思う
・テハヌーは竜の姫、火と風の姫なのに、火と風に対応するエピソードがなくて、最後竜になっても「?」なのである。むごくてもテハヌーが焚き火に入れられて火傷するシーンとか、例えばテハヌーとアレンが焚き火を囲むとか、なにか、そーゆう、火と風を象徴するシーンが必要だったと思う
・そのシーンを描くには、もっと竜のシーンも必要で、4巻の昔人に化けた竜がいた…って話を入れるべきだった。そうしたら、テハヌーが竜になっても必然性があって、もっとわかりやすくなったと思う
・テルーの唄のシーンも弱い。歌があかんとはいわない。でも、アレンがテハヌーの心に触れて、自分を顧みるきっかけになるには弱いと思う。もっとテハヌーが火と風の姫であることを入れたらよかったのに。それか、白鳥の心臓、テハヌーという名の星が輝いたらよかった
・あの時の二人は、バァンとひとみみたいに、寄り添えないと思う。あのときの二人だと、並んで座らなくて、アレンは石の影に、テハヌーは日のあたるところあたりに座ってるくらいだと思う。もっと、テハヌーを異界の姫として描いてよかったんだよ。大地の娘じゃないんだよ
・そういうところでは、ひとみのように異界から来たらめちゃくちゃ描きやすいんだよ。停滞しているところには新しい価値観を。これまでの自分の打ち破る、新しい風を。そこまでいけなかったから、なんやわからんのだ
・アレンは死ぬことを恐れ、生きることを恐れてるけど、もっとわかりやすいエピソードを入れるべきだった。例えばアレンの部屋を出して、死に関するものばっかとか、剣ばっか無心で磨いてるとか、そういうのがあったり、畑の荒らされた苗と植え直す自分とか、入れたらもっとわかりやすかったと思う
・アレンにはなにがあって死ぬのが、生きるのが怖くなったのか。まぁ中二病です(笑) っていわれたらそれまでなんだけど、影を放つくらい悩むなにかを挟んだらもっとキャラが生きたのに。バァンはにーさまが国を滅ぼして自分が国の怨念を払わないといけないみたいな、そーゆーやつ
・父殺しはよっぽどである。それも、荒くれで飲んだくれの、どうみても殺してやるって父殺しではなく、古き国の立派な王で、頼られている、その父を殺したら世界にどれだけ影響があるのか痛いほどわかってる人を殺すだけの業を背負うだけの絶望を、もっと書かないといけないと思う
・もっとアレンは暗黒面に落ちたらいいんだよ。ちゅーとはんぱだから「ええとこのおぼっちゃんやな〜」としかみえんのだよ。そんな父殺しをした後なんだから、もっともっと自暴自棄になってるってシーンを入れたらいいのに、中途半端なんだよなぁ
・バァンの最初の特攻みたいな、ああいうシーンがいったと思う。野良犬との戦いやらうさぎに啖呵切ったのもだけど、弱いね。もっと怪我せんとあかんのよ。心の怪我を体の怪我で紛らわせようとするくらい、絶対するよ。それだけの業を、アレンは負ってしまったんだから
・そう、変にマイルドなんだな。ゲド戦記に遠慮したんかな。やっぱり、ゲド戦記の設定を借りた別作品にすべきだったね。
・最後、テハヌーが去らないってのも、超描きにくかったんだと思う。テハヌーは大地の人になっちゃったから、テナーのもとに帰らないといけない。ひとみみたいに異界に帰ったら描きやすかったのにね。4巻のラストじゃなくて、5巻までいけばよかったのに、5巻に行くには話がたりてないんだな
・影ね。影ももっと上手な描き方があった気がしますね。ゲドが呼び出した影とは違って、アレンの光の部分が彷徨ってるわけですが、光の部分ってキリッとしたとこやったん?w みたいな。
・ああ、そう、名前の話ね。ゲド戦記界、アースシーの世界には真の名と一般の名が全てのものにあって、真の名は普通親にもいわず、心から許した何人にかあかさず、HNみたいにハイタカ、やらクモ、やら名前を借りてるってのをいうべきである。レバンネンなんやねんみたいな。まずはゲドなんやねんかw
・とある飛空士への追憶でモノローグを入れなくて話がぼけたたように、ゲド戦記の映画は説明を省いてわからなくなってる。なぜしたがらないんだろう。ナウシカやラピュタなんて、上手だよ。もっと周りの人は言うべきだったね
・そうか、アレンは一度死にかけたらよかったんだよ。バァンみたいに。もっと死ぬこと、生きることと直結するエピソードがいったね。奴隷になりかけて、思考の放棄はしたけど、もっと死にかけるべきだった
・アレンは不安定である。その不安定さがかけてないんだな。エスカの漫画のディランドーみたいに、肉親と精神の母殺しに苦しむくらいあったらいい。もっともっと、もっと、不安定にしたらいい。ぐらっぐらによせたらいい。だって、それだけの業を背負ったんだよ。
・テルーの唄のところも、草原じゃなくて、まぼろしの森みたいな木立の中にしたらよかったのにね。オープンエアじゃなくて、クローズドなところで吐露したらいいのに。そしたら、アレンは守られた森から敵ばかりの外界に行くってできたのに。
・あーそうか、ウサギに啖呵切ったあたり、あれは一回アレンはめっちゃ負けるべきだったんだよ。めっちゃ負けて自分の血をみて、どくんって目が変わって、生死を問わない特攻をしたら、「命を大事にしない奴は大っ嫌い」が生きるんだよ。フツーにツェーじゃないんだよ。
・精神の父のゲドさんに剣を刺すシーンね。あそこ、ゲドさんは血を流すべきだったと思う。めっちゃ上手にうけててヤギ飼いすげぇw ってなったけどw、物語としては、アレンに死を想起させないといけないんだよ。肉親と精神の父を殺し、生きる意味をなくし、自分がバラバラになる、そこまでいけばよかった
・そうだわね、肉親を殺し精神の父を殺し、それなのに生きている意味はなんなんだろう。それをしちゃったのはあなたに光の部分がなかったからなんだよ、じゃないんだよ。あんたの背負った業はもっと深いんだよ
・なんであんなに深い業を背負わせたかね? もっと違う描き方はあったと思うんだけど?? うーん。テハヌーはやっぱ、それにみあうだけの存在になれてないと思うんだよなぁ。なんでだろ。エスカフローネはバァンにそれを負わせないようにしてたのにね。
・そう、エスカはバァンに肉親殺しの業を背負わせないように、背負わせないようにしている。アニメの方はにーさまはちくわに特攻して相打ち? みたいに死ぬし、映画なんてジャジュカがにーさま殺すんだよ。バァンから旧世界のくびきを解き放ってあげる話だから。
・でも、アレンは死ぬのが怖くて生きるのが怖いんだよ。父殺しせんでもよくない? 父殺しをするだけのエピソードがいるわ。アレンにとっての最大の恐怖として描かないと、あの業を背負わせられる理由はないと思う
・まぁゲドさんを殺そうとするのはわかるんだけど。知ったような口して出てきて、自分が行こうとする道の反対にいかせようといかせようとさせる、邪魔者だものね。だからこそ血は流すべきだったと思うな。ただの神になっとるやん? 人間にならんといけんと思う
・あ、あれだな、生死を分かつ扉と石垣、あれは出したらよかったと思う。やっぱりアレンは一回死ぬべきだったんだよ。世界の王になるためじゃなくて、自分の悩みと対するために、彼は死ぬべきだった。仮死でもいいから
・そやな、もっとハンノキと設定を混ぜたらよかったんだよ。そしたら死を拒絶し生を拒絶できるやん。毎夜アレンは生死を分かつ石垣の夢を見る。そこにある扉の前にいて、そこからは死人が自分を呼ぶーーとか、そんなんでよくない? めっちゃぴったりの設定あるのに、なぜ使わなかった?
・そんでもって、そのそばにクモがいて、自分を呼んでたら良くない? あの夢の人だ、不死になろうとしてる…みたいな。おお、ソレミーヨ! うーん、設定の失敗やな。父殺しの業はなー私はめっちゃひっかかるよ
・4巻までで構成しようとしたのが失敗やな。5巻入れたらよかったんだよ。出てたのにね。私最初知ったときあったで。アイリアンはあとかな?
・そやな、テルーの唄は、まぼろしの森みたいな森の中で、焚き火のそばで、火がはぜるところで歌ってたらよかったんじゃない? もっと火と風の姫のイメージを植え付けないといけんと思う。
・アイリアンにとってのクレムカムレク。カワウソ、メドラにとってのエレハル。バァンとひとみもアドムの里の鎮護の森。オープンエアではアレンは吐露できないと思うんだな
・ところで今エレハルの名前をド忘れしてカワウソめくったら!! 開けたところが!! 桃だった!!!!! 桃ーーーーーーーーああーーーーすきーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっ 最初はおずおずと、ですよ^p^
~ここでいったん休憩~
・アレンが奴隷になって、ゲドさんが救いにくるところ。あれは正しく神の降臨なんだけど、そこから、農業して少し人間に近づいたのに、また父殺しのところで神になっちゃったんだよ。やっぱあれはゲドさんは人であるべきだった。
・もっと、自分と同じ人で、こんな神さまみたいな人でも死ぬのかって思わせるのが必要だったと思う。あそこでゲドさんがただ生き続けるのはちょっと違うんじゃないかなぁ。アレンに生を教える役なんだから、死を想起させていいんだと思う
・すげー陳腐かもしれんけど、肉親と精神の父を殺して、ぼっろぼろになったアレンは生と死を分かつ扉の前に立って、それをあけようとしたところに、光の、生の化身としての影を抱いたテハヌーが現れたらもっと象徴的になったんじゃない? あすこもっとどーにかできたよね
・最後のクモなぁ。あらーなんだか、映画のスペクタルがな感じをださんといけんってのが大変だなぁって感じですね。クモと生と死を分かつ扉は直結してるんだから、その前に立ちゃよかったんだよ。で、アレンとテハヌーで扉閉じて、ほんで、飛んでったらよかったんだよ。象徴的だね
・テナーね。テナーは一度死んで、生まれ変わった人間である。つまりはアレンの先輩なのである。それをもっと活用したらよかったのになぁ。帰ってくる家としての存在としか使ってないもんなぁ。
・わたしゃ2巻ラブなので墓所の話がでたときリリカル好き出してみたかったと叫ぶんだけど、牢屋の鎖が鎖の間とリンクするとか出してもよかったんじゃないかな。自分が命令して殺させた人間を思い出す。自分はのうのうと異国の地で生きてるけど、命令させて人を殺させたことがあるのだ。まぁいらんかw
・バァンにとってメルルは帰ってくるべき国、飛んでくバァンに対して大地に繋ぎ止める役割だけど、テナーがそれを担ってるようで、テハヌーが既に大地の人なんだな。うーん
・アレンの剣ね。魔法で打たれている…以上の設定を付随したらよかったと思う。魔法で打たれてるから持ち主を選んでへちょいときは抜けないんだな(笑) くらいになっとるのがもったいない。アレンが生と死を乗り越えたあとに抜けるようになったんだから、もっと象徴的にわかりやすくしたらよかったのに
・多分、ジブリって、色々、とても色々制約があるんだと思う。老若男女がお茶の間で見られるように血を出したらあかんとか、スペクタルなシーンは必要とか、そーゆーやつ。それに振り回されたね。
・とりあえず、ゲド戦記の敗因は、設定の失敗やな。あのままでいくなら、アレンはもっと不安定MAXにすべきだったし、テハヌーは異界の姫、火と風の姫としての役割を担わせて不安定にすべきだった。もっとわかりやすくできる設定を引っ張ってきたらよかったのに、できんかったのがあかんな
・そーゆーとこでは、エスカフローネの映画って結構がんばっとると思うね。もちろん、バァンとひとみが仲良くなるシーン? そんなこまけーーこといいんだよ!! で突き進むし、最後なんかよーわからんけど、でも、ゲド戦記の映画よりがんばって不安定な人が安定する話を書いてると思う
・ゲド戦記に説明を、エスカフローネに尺を、ですよ。うん。ゲド戦記、なんであんなすっかすかなんかなぁ。もっとつめたらいいのになぁ。エスカフローネは時間いっぱい詰め詰めでもっと尺がほしかったなぁ。。
・また思い出したらかこっと。は〜一昨日の私なら考えられんこと書いてて、めっちゃすっきりした(≧▽≦) 映画観に行ってよかったなぁ
・ま、ル=グウィンのいいたいこともわかるね。っていえるようになって、よかったね私
~次の日~
・私土曜日どんだけ泣いたんや、目の周りの血管切れてまだ真っ赤やなwww しゃーーないね
注釈 バレーボールの後に腕に点々ができるように、目の周りが真っ赤です^p^
・あれやな、テハヌーはもっと、マメシバ的、birds的仲になったらよかったんだよ。曖昧なポジションだからぼけるんやな。
・さっき考えてたんやけど、テルーの唄のとこ、二人で焚き火を囲んで話しして、最後風でふっと消えて、「僕が火の始末をしとくよ」とかなんとかいって、テハヌーが先に帰って、アレンはそのまま森の外へ…みたいなシーンどうよ。なかなかわかりやすくない?
・アレンはやっぱ、黒エスカ出すくらい気が滅入ったらよかったんだよ。ただの根暗少年っぽく写るから、わかりやすくしたらよかったのに。うーんそうだな、黒エスカみたいなシーンはいったと思うなぁ
・テハヌー死ぬとこ。あそこはやっぱ、テハヌーは火で死ぬべきだったと思う。絞殺なんて、まぁ地上の死に方じゃなくて、人間として死に竜として生き返るなら、火と風を出すべきだ。
・私如きにこんなに色々いわれるんだから、駿もル=グウィンの気持ちもわかるねw なんでかなぁ。なんでなんかなぁ。
・あそこ、ちゅーとはんぱなのもなぁ。もっと明確にテハヌーは死ねばいい。そしてアレンに心の傷を負わせないといけない。あれだけ自分を想ってくれた人は簡単に死ぬ。それは出してよかったと思う
・あの、カワウソの、桃のシーン、あの強烈なトキメキはなんなんだろうね? 桃ですよ! 桃!! ももーーーあーーーーー好きだわってマダムにいったら「ええ、ああ…うん…」ってドン引きされたけどいいよね。桃ですよ…
注釈 ボカァ桃って聞いたらカワウソを思い出すくらいあのシーンが好きです^p^
テナーんちで最初にテハヌーと会うとこ、弱ってる子山羊だったけど、生まれ落ちた瞬間でもよかったんじゃない? 別にそんな作画変わらんし。もっと生死を象徴するシーンがいるんだよ。テハヌーはもっと、生の光の化身になるべきだったんだよ
とりあえずこの記事書くまではこのくらいかな!!!!
私、エスカフローネが死ぬほど好きなんですけど、まさかゲド戦記に似てたからじゃないだろうな…とちょっと思ったw まぁ、違うかなw
エスカフローネの映画が100点満点とは言わない。あれを参考にしたらもっとよかったんじゃないとも言わない。でも、私は、物語の構造としては、エスカフローネの方がものすごくがんばってたと思う。
ゲド戦記って、暗いし、たらたらしてるし、映像にしようとしたらものすご~く難しい。まず、ヒロインがいない。舞台が物理的にだいたい暗い。そして話も暗い。
そんな話を描くにあたって、改変しないとどうしようもなかったんかなってのも、まぁわかってあげられる。
でも、物語の深層に差し込むような、そんなシーンは、あの映画にはあんまりなかったと思う。
それは、私にもわかるような物語の構造的欠陥が多いからなんだよね。もっと、もっと、物語の定番の展開、つまりは人間の表現の神髄を味合わせてほしかった。「森の奥の泉のそばの菩提樹のそばにたたずむ儚げな美女」みたいな、ド定番は、でもすなわち、人間の好きなものの根源なんだよ。
あんなにお金をかけて、あんなにたくさんの人に手伝ってもらって、あんなに宣伝してもらってこの映画ができた。
なんと、もったいないんだろう。
これが、個人の二次創作だったら別にいいんだよ。
でも、もっと、もっと、「スタジオジブリ」は物語が描けたと思う。
もっと、もっと上手に、困っている吾郎監督を導いてあげてほしかった。
まぁ、あのゲド戦記をしかも3巻と4巻くっつけるんすよねっていわれたら誰もが逃げるんじゃねーかなって思うけどw、それにがんばって向き合って、こんなこといわれるのは、作品がかわいそうだと思う。
なんだかね。なんだかな。
ま、とりあえずはあれっすよ、自分、ここまでいろいろいえるようになってよかったなぁってのと、
とにかくゲドさんだけは死ぬほどかっこいいので見たらいいと思います!!!!!!!!
ボカァね!!!! 2巻がね!!! 死ぬほど好きなんで!!!!!!!!
ゲドさんとテナーのいちゃいちゃだけでご飯食べられるんですよ!!!!!!!!!
最高でした。ええ。
みんな大好きユパさまってちょ~~~~~~~~~~~~うゲドだよね~~~~~~。うんうん。
ゲドさんだけはほんと期待を裏切らないかっこよさである。劇場でなんと「かっこいい…死ぬ…」っていったことか…オマガ。
ま、欠陥だらけですけど。背景きれいだし、一生に一回くらいはみたらいいんじゃない?
そんなくらいで、なんと14000字もある記事を終わるぜ!!!!!!!
ではでは!!!!!!