仏像の御身拭いやら除夜の鐘撞きの予行演習やら、
各地のお寺は年末年始の準備で忙しそうだ。
坊さん(法師)が走るほど忙しいのが師走だから、まいいのか。
知恩院の大きな鐘を撞く練習には大勢の取材陣が押しかけて
本番さながらであった。
予行演習でも108回撞くのかなぁ。まさかね。
108を因数分解して、煩悩の内訳が様々に説明されるが、みな後付けの感無きにしも非ず。 仏教の頃のインドは12進法で、108はその倍数であり、特定の煩悩が108あるのではなく単に「多い」ということである、という説が僕には説得力がある。 嘘八百、八百万の神、等々と軌を一にしている。
うちは真言宗なので初詣をする場合は近くの観心寺に行く。
絵馬もおみくじもある。
「悲しきかなや道俗の 良時吉日選ばしめ天神地祇を崇めつつ 卜占祭祀勤めとす」(悲しいことだな。坊主も俗人もこの日は縁起がいいとか悪いとか言って占いや祭祀に血道をあげている)
こー嘆いたのは親鸞である。
真宗のお寺でもおみくじや絵馬を販売しているのだろうか?
開祖親鸞が、僧侶や一般人が占いや祭祀に血道をあげるのを嘆いたのは700年以上も前のこと。
何も変わっていないというかエスカレートしているかもしれない。
親鸞なんてしらん?あ、そう。
@arthuronweb
そうですね。普通は神社ですね。
うちの近くの観心寺は真言宗の寺で国宝もある大きな寺ですが、おみくじ、絵馬、破魔矢、お守り、お札、何でもアリです。
正月はふるまい酒もあります。
@man_e_mon
素因数分解?なんて遠ざかっていて思わず頭の中で計算していました。
煩悩は108以上確実にありそうだし、色白ながら七難以上の難ありて、南天をもっても難は転ずることもできず、一度転ぶと立ち上がることも難儀で七転び八起きも不可能。早々に初詣には行かなくては(笑)
年末の第九。バリトンの唸りから始まって大合唱となる。
近頃、1万人の第九とかがある。
参加の喜びは一入だろうが、聴く方は…。
指揮棒は高速で目に入るが歌声は音速でしか伝わらない。
遠くの声は遅れて聞こえる。
オケと歌手から等距離の場所は数学的には存在しない。
探せば空中にある鴨。
ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサート2015
Eテレ 1月1日(木) 19時~22時
tv.yahoo.co.jp/program/?sid=2… #yjtv
タクトを振るのは5回目のズービン・メータ。
ウィーンのワルツとポルカを満喫しよう。
今回も客席にジュリー・アンドリュースがいる鴨。