大阪市中央区のイタリア料理店マンドリーノの店主バール日記

大阪でイタリア料理店を経営するマンドリーノの社長大久保の日記です。パスタのことなどをメインに語ります。

産直 いいものみつけた

2007年06月25日 | 大久保の独り言
北陸富山の新湊漁港で開かれた「第1回白エビ祭り」を見に東新湊へ出かけてきた。大阪から電車を乗り継いで4時間あまりで会場到着。あいにくの雨にもかかわらず会場は大変な賑わい。いろいろな物販テントの誘惑をすり抜けてお目当ての白エビコーナーへ直行。白エビの刺身が100グラム1200円也。蓋をとると白く透き通った剥き身がギッシリ。醤油を少々かけまわし、がばっと掬い取り一気に口中へ。とに角、身が小さいので箸で少しずつ摘んでいたのでは食べた気がしないようだ。柔らかな小さなエビがねっとりと舌に絡みつき、優しい甘みがじんわりと広がる。濃厚な甘エビとは一味違ってクセになりそう。白エビは殻を手剥きするので身をこれだけ剥くには本当に手間がかかると、案内をしてくれた地元の土屋さん。
7月から11月まで新湊漁港は白エビ一色らしい。熱々の白エビのかき揚に手を伸ばしながら富山湾の魚介のミニレクチャーを受ける。白バイ貝、ぼたんエビ、甘エビ、縞エビ、ズワイ蟹、寒ぶりとご馳走のオンパレード。聞いているだけで喉がなる。美味しそう!急峻な海底地形の富山湾の魚介はその湾と同じくらい奥が深そうだ。雨でぼんやり霞む立山を背に、路面電車の万葉線に乗り込んでゴトゴトと高岡駅へ。
7月から北新地店で白エビのカルパッチョが登場。

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