五節句のうちの今日は重五(ちょうご)の節供ですね
男の子を祝う節供ですが
お供え物では京都ではちまきや柏餅がポピュラーでしょうか
寺町の仙太郎さん本店へ行って来ました
私のお気に入りの和菓子屋さんです
ちまきよりも柏餅の方が好きなので柏餅を3種買って帰りました
よもぎのつぶあん 味噌餡 こしあんと どれも美味しいですね
買った時に添えられていた和菓子歳時記
見えにくいでしょうし ここへ書き記しますね
五月五日、端午の節句には粽と共に欠かせないアイテム「柏餅」
粽が男児のシンボルであるのに対して、柏餅は女児のシンボルとか?
この牽強附会(こじつけ)の為に、その形は蛤型でなければならないが、ひとによっては色々な貝の形となる
指の細い人が作るのはまるでまき貝の用。。。
ある人は、尚武の精神を以って兜の形を作る(一寸手間がかかる)
。。。近頃指型のついていない「ツルリン」とした卵型のものが多い
決まって機械大量製造
なんとか油やパラフィンが塗られて、ヌルヌル、ツルツル。。。
見事に面白くない程に同じ大きさ、かたち
かしわ葉はもともと神聖な葉で凶事などの厄難を払う力があるとか
大昔は食器がわりに使われていた
またこの葉、新芽が出るまでは絶対に落ちない(枯れても落ちない)処から
家系が途絶えないという縁起の良い葉でもある
生地はうるち粉をこねて蒸し搗きあげたもの 至ってシンプル
基本はこしあん つぶあんようには蓬を入れて土の香り芬芬(プンプン)と。。。
また京都人は味噌餡を好む人が多い 私共では得難い五条「山利」さんの白こうじ味噌を使わせていただいている
こしあん みそあん よもぎ粒あん
拙を守って両の手づくり
仙太郎
と書かれています なるほどねぇ〜〜〜
色々勉強になります!!!