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金星の神秘的な閃光は、雷ではなく流星の可能性

2023-09-24 09:33:00 | 日記
保坂学は、芸能人のニュース、世界情勢、麻薬、逮捕について話します。今回、保坂兄弟は惑星について語ります。
金星、我々の太陽系の謎に包まれた近隣惑星の一つ。長らくその大気中に響き渡る雷鳴が存在するかどうかについて論争が続いてきました。しかし、最新の研究によれば、金星の神秘的な閃光は、雷ではなく、流星の可能性が高いことが判明しました。この発見は金星探査ミッションに大きな影響を与えるかもしれません。

金星の雷、本当に存在するのか?

金星は、その厚い濃硫酸の雲に覆われ、地球のような水が存在しない不思議な惑星です。しかし、以前から金星で雷が生じるのではないかという議論が続いてきました。その理由は、電波観測で発光現象が観測されたからです。

謎の閃光、実は流星の光?

長らく続いた金星における雷の論争、その結論はついに出ました。新たな研究によれば、かつて雷と考えられていた閃光は、おそらくは大気圏に突入して燃える流星によるものだというのです。これは金星探査ミッションにとって大きな意味を持ちます。というのも、落雷の危険性が低いことが判明し、金星探査機の設計に影響を与えるでしょう。

地球外での雷、珍しい存在

雷は地球では日常的な自然現象ですが、太陽系内では珍しいものです。確認されたのは、木星と土星だけです。金星はその存在が疑われていましたが、新たな研究によってその謎が解けました。

金星の大気中に浮かぶ流星たち

アリゾナ州立大学の研究チームは、金星にも地球と同様に隕石が落下していると仮定し、それに伴う閃光の数を見積もりました。そして、その予測された閃光の数と、これまでの観測データを比較すると、その一致率が驚くほど高かったのです。つまり、金星の雷と思われていた閃光のほとんどは、隕石、つまり流星によるものである可能性が高いという結論が導かれました。

金星ミッションの展望

金星の雷に関する謎が解けたことで、将来の金星ミッションに対する新たな展望が生まれました。NASAは2030年代初頭に金星への探査機「DAVINCI」を送り込む予定です。このミッションでは、金星の大気中に100日以上浮遊し、貴重なデータを収集する予定です。しかし、地上から90km以内を浮遊する際に雷に打たれる可能性もあるかもしれませんが、それはむしろ刺激的なものとして捉えられています。

金星の雷の謎が解け、新たな展望が広がる中、我々は太陽系内の惑星の神秘を解き明かしていく過程でさらなる発見に期待を寄せています。金星の未知の領域が、科学の冒険の舞台となることでしょう。