受験生にとっては正念場の時期、またいろいろなスポーツも一年の総決算として様々な大会が行われています。
正月の風物詩でもある『箱根駅伝』、優勝を目指す大学は複数あれども優勝できる大学はたった一つです。
受験においても、どんなに入学を希望していたとしても入学できる数の中に入らなければ入学することは出来ません。
世の中の掟、ルールとして席の数は限られています。しかも高い水準を求めれば求めれるほど席の数は少なくなり手に入れ難くなります。
「勝負は勝たなければ…」、「受験は合格しなければ…」、そうした言葉の中にも意味はあるのだと思います。でも、それが絶対的な価値を持つのかと言えば、僕はそう思えません。
どれだけその過程を大切にしたか、自分に厳しくあれたか、そこに大きな意味があるはずだと、そして臨んだ席につけなかったとしてもいち早く次に目指す席を探し、見つけ、手に入れるための行動に移れる、そうした強い気持ちを持てるように自分自身ありたいし、生徒たちにも伝えて行きたいと思っています。
応援するラグビーチームが負け、それに対する批判を目にする中で感じたことです。