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演出日誌:6「出演者紹介その3」

まだまだ続く役者さん紹介、第三弾はこのお二人。



永井博章さん(左)ともう一人の鈴木さんこと鈴木宏昌さん。
どういう括りかというと「飛び道具括り」。
※お芝居における飛び道具というのは、いわゆる「イロモノ」キャラの 上位変換といいますか、
「キャラ設定自体がなんか卑怯」という位置づけの役を言います。

基本、早川の脚本に飛び道具キャラは1名しか作らないという 縛りを入れてましたが、傍から見たらこの人もこの人も飛び道具に なるのだろうな…と思いました。
ああ…そんなん言うたらののさんの役も若干飛び道具だなあ。
寧ろ人魚役とかみんな飛び道具か。ドキッ!イロモノだらけの疾走人魚か…。

さておき。
永井さんはご自身の所属されている劇団enjiでは役者の他に 舞台監督的なこともやられているようで、演出が何も言っていないのに さくさくとメジャーやスケールをもってきて、紐とビニールテープを用意し、 舞台の原寸を稽古場で取って作ってくれるというスゴイ人です。そのへんの 能力が皆無の早川にとって、得難い存在です。
何も頼んでないのに4Lの酒瓶(ペットボトル)が欲しいなあというと 一人で4Lの安酒を飲み干して酒瓶を持ってくるバカな人(褒め言葉)でもあります。

今回お誘いの際に「やってみたい役はありますか?」と問うたところ
「女の子に囲まれてモテモテの役」
という、これまたバカな解答(褒め言葉) が返ってきたので、今回の役に。
モテモテ、は叶えられませんでしたが、女の子に 囲まれる役にはなりました。
どんな役どころかは本編をお楽しみいただければです。


そして鈴木宏昌さん。こちらは風貌、存在感ともに実に独特なお方です。
稽古場での佇まいは寡黙ですが、ご自身のキャラづくりをかなり丁寧に じっくりと煮込んでいらっしゃいまして、稽古場でそれを見せつけられたときには
「もう、この役はこの人しかできないんじゃなかろか…」
という感想さえ持ちました。
今まで、私が出会ったことのないタイプの役者さんです。
稽古場日記はあんなにつまんないのに(暴言)なんでこんなに面白いのか。
その面白さの秘密を探って勉強していきたいものです。

さて、役者紹介もこれでおよそ半分。
個性豊かな役者たちを楽しみに、是非劇場にお越しくださいますよう!

詳細・ご予約はこちらから!
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