まず、人魚なのに男でも女でもないできそこない
という役
ただのオカマ役ではすまされない
この役はまったくどうしていいのかわからず。
今でもわかりません。
ま、考えてもしょうがないんで、遊ぶしかないな、と。その中で作っていこうと。
いうことで、くだらないことばかりやってました。
すみません。
しかし、まだまだ遊べたなぁ。
さて、今回、短い稽古時間の中、みなさん真面目に柔軟や発生練習をしてるのを見て、
はっきり言って
「そんなこと毎回やるの?」と思ってしまい。
この何年か、やったことがなかったからで。
うちの劇団なら、まずおにぎり食べたりしてる時間でしょうね。
ちゃんとやらないといけないなぁと思いました。
さて、劇場に入り、楽屋に久しぶりに自分の楽屋前が。
舞台でメイク、何年ぶりだろう?
ツケまつげ(下マツゲ)初体験でしたが、こんなに邪魔なものはないなと。
汗が目に入ると、痛いわ、ズレるわ。
女の子は大変なのね。
そして、事件は起きました。
下マツゲ、パカパカ事件です。
真面目なシーンで珠代役の森谷あずささんに向かって語るんですが、
終演後、
「マツゲとれてパカパカしながら顔を近づけないでください。
笑いをこらえるのに必死でした。
二度ととれないようにしてください!」
と真剣にダメ出しが。
舞台の魔物がこんな所にも牙をむいていようとは。
そうそう、開場前の円陣も初体験だったなぁ。
あり?普通はどこでもやるの?
そんな感じで小生の12年ぶりの客演は幕を閉じました。
Mamononoプロジェクトに関わったすべての皆様、本当にお世話になりました!
で、何が言いたいかというと
「思い出も、宝物のひとつだからね。
(カツオの台詞より)」
オチなし
人魚6(カツオ)役・永井博章
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