シングルママのはちゃめちゃ日記

離婚をして早3年。二人の子供と格闘の日々。お母さん業5年と半年の未熟ママの日記です。

見知らぬ男の子の言葉

2006年01月19日 | 長男のはなし
深いところに行きたくないとの理由で、先月からちょっとお休みしてた
長男のスイミング。
いつもおばあちゃんにまかせっぱなしだったから、甘えもあってプールまで行くには行くけど
大泣きして入らずに見学したり・・・

で、間があいたので余計に嫌がるだろうと思ったので
今年の初日は思い切って会社に休みをもらい、私が連れて行く事に。

出かける前は「今日はちゃんと入る」って約束をしました。
家を出て、プールまで車で15分。
なんと着いた時には寝てしまってました
始まるまで30分以上あったので、少し寝せてから行こうと思ったのが大間違いで
寝起きの長男は普段でもかなり不機嫌
しかもこれからプールというのと重なって、車を降りるときから号泣

「まだ眠い~~」というのを無理やり更衣室に連れて行ったけど暴れて着替える事も出来ない。
そろそろ集合の時間だというのに、今日は私もこのまま引き下がらないぞと長男と格闘してました。

ズボンとパンツを無理やり脱がせ、水泳パンツをはかせようとすると
長男も必死の抵抗で脱いだパンツをまたはこうとする。
とにかくパニック状態で、私もだんだんイライラモードに

私たちの様子を横で見ていた全然知らない子で、長男より1つ2つ年上の子が
「どうしたん?」と話しかけてきた。
私もとにかく必死で着替えさせようとしてるのと、その子に長男の事情を説明して長男を下手に刺激しても困ると思ったので
「ごめんね、今忙しいから後でね」とだけ声をかけておきました。

長男の担当の先生も来て、二人がかりで説得しても全く駄目。
さっきの子が先生に「この子、入りたくないっち泣きよるん?」と聞いたんで
先生も「そうよ」と言うと「ふーん」と言っただけで、また私たちの様子を眺めてました。
長男は今やしゃくりあげて泣いています。
すると着替え終わったさっきの子が長男のそばに来て「がんばって!」
と長男の肩をポンポンと叩いてくれました。
不思議とあんなにしゃくりあげて泣いていた長男が、その言葉をきっかけに少し落ち着いてくれたんです。

無事に水泳パンツに着替えさせる事ができ、後は先生にお願いしました。
プールサイドに出た長男は、あんなに泣いていたのが嘘のように普通に準備体操をしていました
後はちゃんと潜る練習もでき、笑顔さえ見せています。
最後のほうは2階で見ている私に向かって手を振ってました

不思議ですね、私や先生がいくら「がんばって」と言っても全く聞かなかったのに
あの子の言葉ひとつでこんなに違うなんて。
名前も知らない子だったけど、言葉をかけて励ましてくれて感謝です。

今度会ったらお礼をいわなきゃね
「あなたの優しい気持ちのおかげで、長男も楽になったよどうもありがとう