クズなのに料亭の味？！

我が家には、とても有り難いお客様がいる。
占いのお客様なのに、いろんな物を下さったり、
また良い情報も提供して下る重宝な方である。

その名は”イノシン酸”
それ何？と思われても仕方がない。
ドラえもんが付けた名前である。

何故と聞き返さないと心が引っかかってしまう。
私は聞いてみた。『どうして？』
『何故かって、それは非常にうまみ成分があるから・・・。
うまみの塊みたいな人だから・・・。有り難い人だから』

なんだそんな単純な理由で、名前を付けるなんて・・・。
と思ったが、妙にぴったりしている！

私もそう呼ぶことにした。
そして当の本人にそのことを話したら、
それも妙に納得されたので、双方公認の名になった。

ぞのイノシン酸＝イノシンさんから、教えて頂いた情報を元に
私は天ぷらをしてみた。
これは画期的内容だったので、驚きと喜びだった。

先日、テレビの伊東家の食卓をちらっと見ていたら、
いい情報を耳にしたと言うのだ。
天ぷらを揚げるときに料亭の味のように
サクサクにする方法である。

それは普通、小麦粉を水で解くのを、
水を全く入れずに２５度以上の焼酎を入れるという、
タダそれだけのことなのである。
それだけで料亭の味になると言うのである。

それで私は聞いたことは早速実行したいと思い、
今回してみることにした。
先日いつもの、仲佐商店にいったら、クズの蓮根が売っていた。
もう黒くなっているので見切り処分で、
一パック２００円なのである。
いわばクズのクズの蓮根である。
その蓮根を買ってきてちょっと一日くらい日がたっている。
もう廃棄処分する一歩前の蓮根である。

そして丁度これは鮮度のいいイカがあった。
茄子もあった。それを天ぷらにしてしてみた。

丁度、果実酒のホワイトリカーが一本あったのでそれを
使ってみることにした。３５度であった。
本当にそのなるのか？

それがびっくりである。
サクサクである！
しばらく置いても変わらない。
驚いて、ドラえもんと長男に早速味見してもらった。
大成功！

『こりゃ、料亭の天ぷらだ！
このサクサク感がたまらない。こんなの家で初めて食べた！』
と言われた。
喜んでいいのか、悲しんでいいのかわからない。
あんなクズの食材が料亭顔負けの天ぷらになるなんて
信じられない気がする。

とにもかくにも、天ぷらはこんなシンプルなアイデアで
生まれ変わったようにプロ並みの料理が出来るなんて！

主婦にとってはこんな旨味のある話はない！
やっぱり、あの人、イノシンさんは旨みを運んでくれる人に
違いないと納得したのである。

イノシンさん、ありがとう！
そして私たちに味覚で旨味をを与えてくれる
イノシン酸ありがとう！

すべてにありがとう！と思えるのでした。

by赤ちゃんの命名・相性占いは「天使の占い！」