占いの研究を通して、運勢の良い考え方・生き方を紹介します。

鑑定歴30年の「天使の占い」・遠山球希が、占いや相談を通して感じたこと、また運勢の良い考え方・生き方などを綴っています。

帯に秘められた想い!

2007年01月03日 | Weblog
・・・赤ちゃんの命名・改名、相性占い、姓名判断は
メール鑑定・天使の占いの遠山玉希が見たまま、
感じたままをお届けします。・・・

お正月は恒例の里帰りである。
かぐや姫の里に出掛けた。

一晩泊まりで家族5人で押しかける。
兄嫁さんにいつもすまないと思っている。
夕食の準備が大変だからである。
そして朝食もである。

私はお里が民宿みたいに感じる。
食事は一切作らなくって良い!
そして、掃除も洗濯からも解放である。
好きな自由な時間が得られるからである。
まさに私にとっては骨休みである。
これほど有り難いことはない。

そしてついでにかぐや姫と家の裏にある蔵に行った。
田舎は蔵があるのが当たり前である。
前々から、かぐや姫が使っていない帯を
分けてもらうことになっていたからである。

蔵には何が入っているか分からないくらいの
沢山の荷物の山である。
薄暗い光りの中に何本かのタンスがあった。
タンスの中もかなり整理整頓がされていなく
どこに何が入っているかあまり分からない状態であった。

かぐや姫がその中から全く今では使用していない
また今後も使用しないであろう帯を何本か出して来た。

その中には袋帯2本、名古屋帯6本、半幅帯1本あった。
これらをすべてくれると言うのである。
え~え、ほんと! わ~あ~、嬉しい!

以前の私だったら、そんなにありがたみを感じなかったと思う。
しかし、今は違う!
着物の着付けを習って、始めてその価値が分かるのである。
それは使用できるからである。
宝の持ち腐れではない。

女性に生まれて良かった!
男性ではこれは味わうことは出来ないだろう!
と思った。

帯はかなりレトロなものばかりである。
かつてかぐや姫が、娘の頃良く使ったという
ピンクぽい色の金糸の入った帯も、
なんだか私には愛着を感じた。

また私のおばあちゃんが使っていたという帯もあった。
その帯を見たとき、ふと過去にさかのぼった。

かつて私はおばちゃんと夜、良くお布団で一緒に
眠ったものだった。
小学校2~3年生から中学生になるまでず~っと
一緒に眠った。
おばあちゃんにいつも暖めてもらった。

顔かたち、声まで思い出される。
あ~あ、懐かしい!
懐かしいおばあちゃんがそこにいるような
気さえしてくる。

帯を触ったら、おばあちゃんが使った
ぬくもりさえ感じた。

帯にはその人が使った歴史が感じられる。
私は帯を見て、遠い過去がつい昨日のことのように
思い出された。
遠い過去にタイムスリップできるのであった。
帯は大切な時空を越える絆の証なのである。

ものはもので終わるのではなく、
そこにはそれを使った歴史と
物語を思い出してくれる良さがある。

帯をもらった単純な嬉しさと過去の懐かしい思い出が
よみがえった嬉しさで、私の心は
二重の喜びに変わった。

感謝!感謝である。

by 赤ちゃんの命名・相性占いは「天使の占い!」
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