mamasaruのGREENな毎日

旅や山登り、日常のできごとを、気が向いた時に書いてます

カツオ一本GET!

2007-08-27 21:03:14 | 日々のあれこれ
この週末にヨメの実家に行ってきました
mamasaruの実家がバス10分の近さと違い、静岡県の掛川までちょっとしたプチ旅行になります

土曜日の午後に友達の赤ちゃんを見に行った後、御前崎までドライブすることにしました
その途中、御前崎カジキまつり’07なるイベントを発見
こういう祭りによく出くわす運があるんです
ちょっとしたイベント会場で、模擬店やフリーマーケットやらが混在したのだけど、そこでたまたま参加したのが、カツオ争奪ジャンケンイベント
ジャンケンに勝てば、カツオが丸々一本ゲットできるイベントです
しかも見渡す限り参加者が100人ほどなのに、50本もプレゼントする太っ腹ぶり

見事にジャンケンに勝って、カツオをヨメの実家に持って帰りました
そして、3枚におろされ変わり果てた姿がこちら



体長40センチくらいだけど、結構小さくなっちゃうんだね
日曜日の夕方、焼けまくったプール帰りに、ビールと一緒にいただきました
コリコリしていて旨い!!

ちょっと得した週末となりました

中国FINALその5 青蔵(チベット)鉄道乗車記 -最高点へ-

2007-08-26 20:45:06 | たび海外
←標高5,000m突破の様子
 この列車は、すべて中国語のみの案内でした






青蔵(チベット)鉄道の旅も中盤
トド河を渡る少し前に昼食を食べました
食堂車で販売していたお弁当。1個35元と結構高かった
のりのスープがシンプルな味付けで一番おいしかったです



昼の時間は食堂車は営業しておらず、弁当の販売のみ
今回乗ったのは、停車駅が少ない快速だったので、駅での売り子による食べ物の購入ができませんでした

13:50 タングラ山駅を通過
この駅は標高5,068mで、世界で最も高い駅です
快速なので、あっという間に通過してしまいました

その後、景色が単調になり、ちょっと飽きはじめた時に湖近くの駅に到着

15:56 措那湖駅到着
周囲には、湖以外何もありません
ということで、ホームには降りられないのです
この駅の標高は4,594m
まだまだ富士山より高い場所にいます



突然広がった青い湖面をしばらく眺めていました



措那湖駅を過ぎたあたりから、ヤクの放牧があちこちで見られるようになりました
奥には、万年雪の山々が連なっています



チベット最初の停車駅のナチュまであとわずかです

中国FINAL Interval(1) -つかの間の休息-

2007-08-22 22:15:04 | たび海外
西寧から青蔵(チベット)鉄道に乗車したのが、8月9日
この日は成都から飛行機で午前中に西寧入りしました

青蔵鉄道の西寧出発が19:56
それまで8時間くらい時間があったのだけど、ザックがあるので、あまり遠出ができません
ということで、リムジンバス終点のすぐ近くにあった銀龍酒店でまず昼食をとりました

このホテル、★★★★★だけあって、なかなか豪華
昼食を食べた中華料理の店も、値段の割に見た目にも味的にもGOOD!
前日に発熱が残っていて、あまり食べられなかったことが残念

 

そして、地下1階のスパを体験
一人298元(約5,000円)のスタンドーコースを選択
新婚旅行で行ったスイス・ロイカーバードでの泥パック以来のエステ体験です



サウナで体を温め、エステをしてくれます
気持ちよかったと言いたいところだけど、前日に全く寝られなかったのと熱と疲れで、エステ開始からわずか3分で爆睡
…なだけでなく、ヨメいわく、イビキかいて寝てたようです
ビクッと反応して、エステの人にも笑われてました(*^^*)ゞ

1時間ちょっとマッサージしてもらい、mamasaruには全く関係ないけど、肌がツルツルに
それ以上に体の疲れがすっかりとれたのが助かりました

こうして、身も心もリフレッシュして、青蔵鉄道に乗車したのでした

中国FINALその4 青蔵(チベット)鉄道乗車記 -最高点へ-

2007-08-20 21:56:37 | たび海外
←長江の源流 トド河
 源流といいながら、とんでなく大きい!







10日 6:00。チベット鉄道の車内
もうすぐゴルムドに到着します
朝食は日本から持ってきたカップラーメンと西寧のスーパーで買ったリンゴ
中華ばかり食べてたので、どん兵衛うまぃ~



7:00 ゴルムドに到着
予定到着時間は6:22。ちょっと遅れを取り戻しました
寝ている間に、先に出発した西寧発N917次の列車を追い越していたようです



ここから先は、昨年の7月に開通した区間
4,000m以上の高地を運行するため、全密閉の機関車に付け替えます
3重連とのことでしたが、11両編成と短いせいか、2連での登場でした
そして、NHKやホームページで見ていた白色機関車を期待したいのだけど、客車と同色の濃緑カラーでした
ゴルムドの標高は、2,828m。ちょっと走るだけで、息苦しくなります



7:22 ゴルムドを出発
mamasaruが乗車したのは、軟臥と呼ばれる車両です
日本ならA寝台と同じくらいのグレードでしょうか
高級軟臥(二人用個室)という更なるグレードの高い車輌もありますが、少し前までは中国で最も豪華な車両でした
といっても、4人で一部屋なので、知らない人と一緒になることもあるのが難しいところです
青蔵鉄道では、各列車に2輌ずつあります

中国の鉄道は、改札が終わった後、各車両で車掌から座席の指定を受けます
切符は、5号車と6号車の別々車輌
でも、案内されたのは何故か同じ車輌で、結局、西寧からラサまで4人部屋をmamasaruとヨメの二人で独占することができました。ラッキー!
軟臥は西寧は満員だったけど、ゴルムドで降りる人が多く、青蔵鉄道では半分くらいの乗車率でした
途中駅からのチケット入手が難しいとはいえ、軟臥は切符が取りやすいのかもしれません
ただ、硬臥(3段ベッド)と硬座(座席車)は満員だったので、人気が高いのは変わらないのでしょう

軟臥では、DVDが見られることができます
新造されたばかりなのか、車内はすごく綺麗でした



4人部屋を独占しているので、寝っころがって車窓を見られました
贅沢だ~



高度4,000m以上を運行するので、車内は飛行機のように密閉され、酸素供給設備もあります
酸素チューブが配られるとのことでしたが、車掌がやる気ない(?)せいか、軟臥だけ配られませんでした
ちなみに、青蔵鉄道に乗車するときは健康申告書を車掌に提出するはずが、mamasaruとヨメの分は回収されず
大丈夫か、青蔵鉄道…
ただ、ゴルムドを出発すると、酸素供給設備から絶えず酸素が出ていて、近くにいると頭がすっきりしました
ラサ駅に降り立ったとき、空気が薄くてクラクラしたので、酸素供給設備のすごさを実感
この車輌、ほんとすごいです



こちらは硬座
定員は96人。車内は大混雑です
ゴルムドから乗車した日本人ツアーの人も乗ってました
高山病に慣れるため、西寧・ゴルムドで3日間ほど体を順応していたようです



そして、すぐ隣の食堂車
今は閑散としているけど、食事時間中は大混雑でした
厨房では、一日中仕込みや調理をしていました
働きっぷりにただただ関心してしまいます



さて、ゴルムドから出発してしばらくは砂漠地帯を走ります



ココシリ自然保護区に入ってからは、晴れ間が広がり、抜群の景色となりました
目の前に見える高架橋をぐるっとまわって、ラサへと向かいます



チベットカモシカの群れがすごい勢いで山を下っているのも見られました



11:12 世界で標高の最も高い凍土トンネル(標高4,905m)の風火山隧道を通過
写真を撮る暇もなく、あっさり通過してしまった

12:00 トド河を通過
中国一の大河、長江の源流です
源流といっても、ものすごい大きさでした



起きてからあっという間に6時間が経過
世界一高い、タングラ山駅まであとちょっとです

中国FINALその3 青蔵(チベット)鉄道乗車記 -序章-

2007-08-19 16:36:40 | たび海外
中国の旅も6日目
いよいよこの日から青蔵(チベット)鉄道に乗ってチベットの首都ラサに向かいます



今回の中国旅行でmamasaruが一番楽しみにしていたことです
海外の鉄道はそれほど興味がなかったけど、北京からハルピンへ列車で往復し、中国の鉄道も悪くないかなと思ってました
そこへタイミングよく、NHKの正月特番が…
青海チベット鉄道・世界の屋根2000キロをゆく
行きたいという思いが強くなってしまいましたね(*^^*)ゞ

6月になり、中国での仕事が終わるヨメと最後にどこに旅行するか話したとき、ヨメが希望する九寨溝と、mamasaruの行きたい青蔵鉄道に行くことで、予定を立て始めました

でも、両方を訪れるには、2つの大きな問題があったのです

1つは中国のとんでもない広さ
九寨溝への起点となる成都を拠点に移動するのだけど、九寨溝へは450キロ(東京から米原までの片道と同じ距離)、ラサへは鉄道で3,360キロ(仙台から東京経由で熊本を往復と同じ距離)も離れています
チベット鉄道だと、成都からラサまで二泊三日乗車しなければなりません
九寨溝と黄龍の現地ツアーは、バス利用で三泊四日、飛行機利用でも二泊三日必要です
mamasaruが夏休みを10日もらったとはいえ、日本への往復、ラサでの観光を入れると、両方訪れるのは日程的に非常に厳しいものでした
これについては、途中の西寧から乗車することで一泊二日にショートカットし、解決することにしました



そして、もう1つの難題は、青蔵鉄道は開通1周年を経っても大人気であり、チケットがとれるかどうかわからないことでした
中国鉄道倶楽部をはじめ、調べる限りでは、かなりのプラチナチケットになっていて、しかも旅行会社枠もない状況です
それに加え、中国の鉄道乗車券は数日前に販売するので、チケットがとれない可能性もあります
チベット自体に行くにも、旅行許可証がないと行けず、ツアーに参加しないと許可証がおりないといった問題もありました

今回、旅行会社にチケット手配をお願いしたのだけど、チケットが入手できたと連絡がきたのが、九寨溝ツアーから戻ってきた7日
出発前々日のことでした



8月9日、ラサへの出発当日
疲れから前日熱が出たのを気合で直し、体調はまぁ万全
飛行機で西寧を目指します

今回乗車したのは、広州発ラサ行きのT265列車
総走行距離、4,980km
中国国内で最も距離が長い列車です
札幌から東京経由で博多まで2,400kmを往復した距離を、56時間かけて走ります



途中の西寧からラサでも、距離1,972km、25時間の旅です
待合室では、チベット民族の家族も待っていました
欧米人が珍しいらしく、お互いに携帯電話で写真を撮ってました
中国の携帯はどこでも繋がります。恐るべし中国携帯



出発時刻は19時56分
ラサ行の改札が始まり列車に乗り込もうとすると、車掌から「この列車じゃない」との一言
よーく列車を見てみると、西寧始発で、mamasaru家が乗る列車じゃないらしい
どこを探しても見つからない…
駅員さんに聞いてみると、どうやら遅れていて到着がまだらしい
ヨメの腹痛が治るくらい、ちょっとドキドキしてしまいました

20:50 ようやく列車が到着しました
この時点で、3,000キロ近く走ってます。遅れないほうが不思議ですね
21:00 1時間遅れで列車が出発
すっかり暗くなってしまったので、風景は明日楽しむことにして、早々に寝てしまいました

朝起きてから、チベットへの旅が本格的にスタートです