千葉に於ける野球のある話

海浜埋立地に生まれた少年野球チームを中心にコミュニティづくりが進み、世界で初めて少年野球を中国に紹介。

3.外部関係者(サポートコーナー)

2007-01-08 07:16:40 | インディアンズふれあいひろば


<将来卒業生との関係が楽しみ>  2007
メールを拝見させていただき、いろいろなことに驚き、感動しました。
 私も少年野球にかかわって5年になりますが、将来卒業生とどのような関係になっているのか楽しみになりました。 また、鈴木さんが少年野球をとおして地域でご活躍された状況に対し、自分のこの街に対する関わり方に反省させられる部分もありました。 自分なりの関わり方を、もう一度考えてみたいと思いました。
(MH)

<絵本や少年文庫のように、絵入りの本にしたら>
今回ブログを通して改めて読ませて頂いたリトルインディアンズの夢のような現実の話に、私は今更ながら胸を熱くし、具体的で発展的な発想と実力を持つ善意のリーダーに恵まれた少年たちの幸運を羨ましく思います。この見事な集団の成長記録の貴重さこそ、現在、一段と混迷を深めている教育の現場に大きなヒントと勇気をを与えることが出来るなによりのすばらしい生きた教材ではないでしょうか。
ナイジェリアの昔のティームメイトからのメールでも想像がつきますが、このティームで育った少年たちは希有な貴重な体験を経て大人になられたはずです。特に精神面に蓄えられたものの大きさは、計り知れないものがあるのではないかと推察しています。もしかしたら、第二のKatz先生が出て、昔の精神を生かしながら、見事に後進の指導に当たっておられる方がおいでかもしれません。

この記録がマスコミなどに取り上げられたことは幾度があったようですが、絵本や少年文庫のように、絵入りの本として子供たちがじかに手にとって読めるようなものになったら、話をより身近に感じ、効果も期待できるような気がしています。
どうぞ、健康で充実した一年をお過ごしくださいますように。(FT)





大人の力で育った息子と共に Sergio Mama 1987

2007-01-08 06:17:16 | インディアンズ・サポーター
北京到着

素敵な会報誌 インディアンズだより一を手にしたのは1978年頃だったでしょうか。あったかな手作りのたよりを、どんな方が作っているのかな?と思って読ませて頂いた印象があります。その後、私も編集のお手伝いをさせて頂き原稿を依頼し、書いて頂くとうれしく思いました。100回の発行の運びとなり、おめでとうございます。インディアンズの子供達が基礎練習したり、試合をしている姿は折々にグランドの側を通る時、お目にかかり、昔からの仲間のように思っております。

 9年前、息子が入部した時、父親はプロ野球入りでもした様に喜び、一人で乾杯していたのです。そして4年間大好きな野球に打ちこみ、大勢の中でしか学ぶことの出来ない体験をし、たくさんの教えを受け、植物で言えば有機肥料を充分与えて頂き、養分を貯えたようなものです。大勢の監督さんコ-チの方々、そしてお父さんやお母さんに出会い、「大人の力」が無ければ、このような体験が出来なかったと今18才になった息子は感謝でいっぱいです。親の方も毎日毎日が有りがたく、一生懸命子供と共に行動したお陰で、80名位の部員の中で、息子がどんな振舞いをしているか知ることも出来ました。親同志の連帯感も一層強く、何としても訪中を実現させねばと雲をつかむようなことに夢を抱いて前進のみでした。

卒部の春、桜の苗を植えました。あれから何人の力が、巣立って行ったのでしょう
か。今は立派に成長され勉学に励んごいることでしょうし、桜の花も年々花を咲かせてくれてますね。うれしい思い出がいっぱいです。ありがとうございました。
  ≪ 冬の果樹の芽は 無限の可能性を秘めている  ゲーテ ≫

息子Sergioのページ
http://blog.goo.ne.jp/mamakatz/e/34bf90dd6cd627e6dc95eb4d09616c07


27年前の少年野球選手K君からの嬉しい便り(2006)

2007-01-01 20:50:52 | インディアンズOBコーナー
27年前に一緒に少年野球をやった捕手のK君から嬉しい手紙がきました。彼はナイジェリアでエネルギー関係の仕事に携わっいるとの事。考えてみれば40歳にもなるはずだ。私にとって宝のようなメールだ。

解放軍の兵士の前で元気いっぱい我が愛する天安門を歌う。

ご無沙汰しております。現在はナイジェリに居ります。
現地と時間軸の合わない東京からの出張者、サハラからの砂嵐(ハマターン)に悩
まされる毎日です。

blog拝見させていただきました。懐かしさがこみ上げて来ると共につい昨日の様
にあの時の光景が蘇って参ります。

今でこそあちこちで草の根交流が盛んになっておりますが、30年前に地域から始
まり、中国まで巻き込んだ大規模な交流を完遂した総監督のリーダーシップに改
めて感服申し上げます。


どこの国に行っても、子供は夢があり宝ですね。国の存亡はひとえに子供をいか
に育てるかにかかっていると言っても過言ではないと思います。
アフリカの諺に「地球を大切にしなさい。地球は親からもらったものではなく、
子供達から預かっているのだから…」というのが有ります。まさに言い得て妙で
す。

いつも積極的だったK君

小生の多感な時期に総監督のような素晴らしい指導者にめぐり合えたことに感謝
します。それにしても最近の日本の教育の荒廃ぶりは目に覆うものがあります。
各地域に総監督のような人材が居ればいいのですが。

現代ではネットとという時空を超えて過去現在を簡易に結び付けられるツールが
あり、うまく使えば過去の経験を遺産ではなく資産として使えるメリットがある
と思います。

微力ながら当方も「27年の歳月、2万キロ」プロジェクト協力させていただき
ます。

良いお年をお迎えください。(小朋友) 1/1/2007

海外どんとこい!”精神 (2006) Sergio

2007-01-01 20:49:52 | インディアンズOBコーナー
海外どんとこい!”精神は、やはりあの中国遠征で培われたものでしょうか

K君もM君も(先輩ですけど当時はそう呼んでいたので)スゴいですね。世界中飛び回って、いやはや恐れ入りましたという感じです。”海外どんとこい!”精神は、やはりあの中国遠征で培われたものでしょうか。かくいう僕も、20代半ばに北中南米をフラフラと旅したりしましたが(TS君はコスタリカの学校で教えていたことがあるそうです)、三つ子の魂じゃないですけど、小学5年生で体験した中国遠征が生きていたのでしょうか、どこの国へ行ってもどんな人とも臆する事なく接する事ができました。おまけに、北京上海至るところで『♪我愛天安門』を歌いまくったおかげか、今でも人前で歌う事に何の抵抗もありません。(中国人の社員に歌って聞かせたら「なんでその歌知ってるんです!?上手です!完璧です!」と褒めてくれました。でも、5年生の時に聞こえたままをカタカナで覚えているだけなので、それがお世辞だという事はよくわかっていますが。

南米旅行中、友達になったおじさん。

逞しく成長したSergio in Costa Rica


大連の工場を見学させてくれたM君 (1994?)

2007-01-01 20:20:20 | インディアンズOBコーナー


1979訪中チームのM君。アナウンサーの問いに「いつまでも中国にいたい」といっていた彼が大手のモーター製造工場に就職して5000人規模の工場の管理職についていた。「夢は実現」したわけである。

忙しい中、見送りきてくれた。前夜は地元、大連のおいしい海鮮料理をごちそうになった。





空き缶回収を通じて知らず知らずの間に学んだもの(Nobu)

2007-01-01 19:20:20 | インディアンズOBコーナー
(Nobu君は1984年のアメリカ遠征組で、その時、ダートマス大学とボストンも訪問しました。バイオの研究者で、Princetonで研究し現在、ボストン大学)


鈴木総監督、ご無沙汰しております。偶然ですが現在アメリカのボストンで研究に従事しています。この土地は20年以上も前にチームメイトと一緒に連れて来ていただいた場所です。

日本もアメリカも20年の間に時代が変わりました。近年、特にアメリカでは全てがことが矢のごとく過ぎ去ります。イタリア人の友人の言葉では、ここアメリカでは自分で何をしているのか気づかない内に事が終わっている、と言います。言わんとするのは、ことの善し悪しを考慮したり、感情を処理する時間を持つことを社会が許さないということです。これは何もアメリカに限ったことではないし、全ての人に共通の生活でもありません。これもアメリカに限ったことではないし、全ての若者に当てはまることでもありませんが、下積みや、下ごしらえの重要性の認識が無い学生が顕著です。基礎や礎を構築することが時間の無駄だと捕らえらるのです。誰も皆目立たない仕事は好みませんが、この事の重要性を理解していれば楽しめるようになるのも事実です。このような意識の底に位置するものは、大人になってからではもう身につけることはできません。我々がインディアンズで空き缶回収を通じて知らず知らずの間に学んだ、自分の教育の機会と楽しみは自分で得るものだと言うことは、この時期でしか学び得なかったことです。

少年野球米中を行く(日本経済新聞 文化欄 1984)
http://blog.goo.ne.jp/mamakatz/e/a27bef08925b99f7c1cdfaadc473b5ad

N監督から (2006)

2007-01-01 18:49:52 | インディアンズOBコーナー
情報感謝。訪問先での表情が生き生きと感ぜられます。
おっしゃるとおり日本人が大切にしてきた「心」を伝えられ
「たかが少年野球、されど少年野球」の意義を知らしめ 
高く評価されるでしょう。
ご苦労様でした。有り難うございました。
良き年明けになりますよう。

私のバックミラーにはいつもインディアンズがあります。