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尖閣諸島 中国船の拉致という日本の危険な挑発 それにしても愚劣な産経新聞

2010年09月23日 | 日記
飼い主の米国の威を借る日本という飼い犬が最近やたらと中国に吠えてきている。
龍を挑発するヘビ。
やはり、アジアという中国の庭の秩序を維持するためにも、一度この痴れ者の飼い犬にはしっかりとした懲罰が必要なのだろう。
 アジアでも信頼を得ている良血統の台湾人(中国人)の血が入っている日本の蓮舫大臣が「尖閣諸島は領土問題」と国際的にもごく常識的な発言をし、これに一部国粋主義的な愚劣な右翼勢力の産経や読売などが噛み付くという滑稽な騒動があった。
産経新聞のウェブ記事は、この件を「一転して発言修正」と揶揄的に報じた。ところがその記事には「このニュースのトピックス:領土問題」というタグがつけられており、産経新聞の低脳さが笑える。 まぁ産経が阿呆丸出しなのはいつものことだがw

97年に締結され、2000年に発効した日中漁業協定違反の今回の日本の海上保安庁による拉致行為に米国からも非難の声が上がっている。
97年の日中漁業協定について「尖閣諸島周辺に関しては、暫定措置水域を設置するという形で妥協的な解決がはかられた。暫定措置水域内では、いずれの国の漁船も相手国の許可を得ることなく操業することができ、各国は自国の漁船についてのみ取り締まり権限を有する。と書いてある。
つまり、日本の司法警察は日本船の取り締まり権限しかこの海域では有していない。
今回の中国先乗組員の拉致は明らかに協定違反の犯罪である。
そもそも、日本の海保といえば、1998年や2008年にも台湾や香港の船を
沈没させるという暴挙を繰り返している札付きの「ならず者組織」として
アジア各国では侮蔑されている。
今回の一件も、中国の東シナ海における覇権確立に抵抗している
日本の右翼勢力が中国への警告の意味を込めて海保を扇動し
やらせた暴挙だったのだろう。
しかしこの日本による危険な挑発は逆効果しか生まなかった。
領有権で本来仲違いしている中国と台湾における人民の反日運動を結束させ、
燃え上がらせて連帯させてしまった。まさに失笑すべき結果といえる。

米国では、この事件についてウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)が9月12日に「米国のクリントン国務長官が口先介入して中国を挑発して怒らせた南シナ海の南沙群島問題に続き、今度は図に乗った日本が東シナ海の尖閣諸島問題も火を噴かせた」と日本追従猿真似外交の愚劣さを揶揄している。

スネオとジャイアンによく例えられる日米関係。米国にとっての日本側の飼い犬として最も可能性が高いのが、国土交通大臣として上記のとおり札付き組織の海保を管轄し、米国の政策決定者たちと深い関係を持つ前原新外相である。今回、前原は外相になるが、これは日本が中国との敵対を今後さらに強めていくことを意味している。親中派の岡田を外して前原を外相にしろ、という米国から菅首相へのメッセージがあったのかもしれない。岡田は抵抗したが、菅から命じられて外相を下ろされ、代わりに対米従属色が強い前原が外相になった。

米国の軍産複合体の意を受けた前原は、どっちつかずの菅首相を手玉にとって、青年将校的に、中国を挑発する好戦的な反中国政策を次々に放ち、その分前原は読売や産経といった対米従属のマスコミにも礼賛され、菅政権は実質的に前原政権に乗っ取られる可能性がある。前原がうまく扇動をやれれば、次期首相になれるだろう(笑)

米国にそそのかされてロシアに戦争を仕掛けて負けて窮したグルジアのサーカシビリ大統領と同様、前原ら日本の対米従属派の新たな中国敵視戦略が長く成功するとは考えにくい。挑発する約は日本にやらせようという米国の魂胆が見え見えだからだ。後ろ盾である米国は、国債を中国に買い続けてもらわねばならない。ガイトナー米財務長官は、人民元を切り上げない中国を批判する一方で、米企業が中国市場で利益を出さねばならないので中国を非難しすぎてはならないとして、中国制裁法を可決して米中貿易戦争をやりたい米議会のやり方に反対している

米国は、中国と敵対しつつも交渉し、米国企業を中国市場で儲けさせる体制を維持している。だが、新しい日本の中国敵視策は、米国のような柔軟で巧妙な戦略ではなく、米国の言いなりで中国を敵視して米国に先兵として使われ、米国が引いても日本は引けなくなっていて、米国企業は中国で儲け続けるが、日本企業は中国から制裁されて終わる結末になりかねない。天安艦沈没事件で米国にそそのかされ、底の浅い証拠だけで北朝鮮犯人説を突っ走った挙げ句、中露や自国民から反発され、北朝鮮との融和策に戻ろうとして、ますます政局混乱に陥っている李明博大統領の韓国が、米国から先兵として使われて失敗した先例である。

 米国で過激右派のネオコンが台頭したとき、前原は「日本のネオコン」と呼ばれていた。米国のネオコンは深い戦略を持っている。前原がネオコンならば、まだ良いが、前原はネオコンではなく「ネオコンの傀儡」だろう。米国にそそのかされ、日本の政界で権力に登りつめる道まで米国に用意してもらい、いったん権力を取るのかもしれないが、突っ走った挙げ句、最後にはいつの間にか米国にはしごを外され、国家を道連れに窮地に陥る。

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