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国民の事を考えない普天間基地の県外移設反対派は米国の手先

2010年06月20日 | 日記
田原総一郎の日経BPネットの寄稿コラムを読んで田原という人物の底が見えた気がした。国民である沖縄県民の負担を真摯に受け止め、国民への犠牲を強いる普天間基地という存在の県外移設を主張した鳩山首相を「夢追い人」と称し、損得勘定が出来ない人と断じた。言うまでもなく、米軍基地の国外移設は損得勘定でもなければ夢追い人などという言葉遊びで片付けられる問題ではない。国民の犠牲を取り除こうとする日本の政治家として最も根本的で当たり前の主張である。田原総一郎には、「この国の政治家はまず日本国の政治家である」と言う認識がないのではないか?薩摩藩に侵略されて以降、数百年にわたって日本のせいで辛酸を舐めてきた琉球、つまり沖縄。沖縄戦とその後の70年以上にわたる基地問題はその最悪のケースだ。損得勘定というのであれば、まず国民である沖縄県民に70年以上も多大な犠牲を強いている沖縄基地を国外にたたき出す。「米国の出先機関でも傀儡でもない日本の政治家」なら、それこそを念頭に置くべきである。