開発覚え書き

ソフトウェアシステムの開発に関わるさまざまなことの覚え書き

LinuxのJava J2SEでの日本語フォントの設定

2005-03-28 10:09:50 | Weblog
Linux に Java J2SE をインストールしたとき、
日本語フォントの設定は面倒だった。

J2SE 1.4 では、

{J2SE 1.4 JDKインストールディレクトリ}/jre/lib

に、

font.properties.ja

というフォント指定ファイルを置く必要があった。
このファイルの雛型が用意されているディストリビューションは
コピー・リネームして使えばよいが、
雛形のないディストリビューションで font.properties.ja を
正しく記述するのはかなり面倒だった。

J2SE 5.0 では、

{J2SE 5.0 JDKインストールディレクトリ}/jre/lib/fonts



fallback と言う名前のファイルを

フォントファイルディレクトリ

※ Vine Linux 3.1 では /usr/share/fonts/alias/TrueType
他のRed Hat系でも同様のディレクトリがあるらしい。

のシンボリックリンクとして作成すればよくなった。

※Vine Linux 3.1 での実行コマンド

# ln -s /usr/share/fonts/alias/TrueType {J2SE 5.0 JDKインストールディレクトリ}/jre/lib/fonts/fallback

Vine Linux 3.1 マシン2台で試してみたが、簡単に
日本語が正しく表示されるようになった。

楽になった。

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