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The Other Side Of Life

minoke?のドラマー makotoの日記です
音楽活動のことを中心に その他色々なことをご紹介

三恵の大ケヤキ

2008年10月18日 15時51分19秒 | 巨樹巨木
   
樹高21m,幹周り14.7m,推定樹齢1000年。山梨県の南アルプス市にあります。“東根のケヤキ”“原町の大ケヤキ”とともに日本の三大ケヤキにあげられるそうです。
とはいうものの、主幹の中央は既に無く外側の半分ほどが残っているだけです。そこから大きな枝が左右に伸びてますがそれも支柱に支えられているような状態。見る方向によってはちょっと奇妙な容ですが、それでも葉は青々と繁っているのですから樹の生命力っていうのはやっぱり凄いですねー。
朝一番に行ったので、隣の畑ではおじいちゃんが畑仕事中。朝早くからわざわざ東京から樹を見にきた夫婦が珍しいらしく(そりゃそうだ(笑))、色々な話をしてくれました。おじいちゃん曰く、おじいちゃんの若い頃は主幹の外側は全部残っていたんですがついこの間(という言い方をされてました!)の伊勢湾台風で今のような状態になってしまったのだとか、その中央部にはホームレスの人々の居住場所になっていて子供ながらにそばを通る時が怖かったのだとか、その他etc・・・。
なんか時代の流れというものを強烈に意識しちゃいましたね。おじいちゃんの人生の中では自分の人生なんてあっという間のことだろうし、そのおじいちゃんの人生もこのケヤキの木にしてみればあっという間のこと。そのあっという間にこの樹はどんどん傷んでいってる・・・。自分がおじいちゃんになった時にこの樹はどんな姿をしているんでしょうか?ふとそんなことを考えてしまった朝でした。
この日はこの後先日ご紹介した“中野の柿”を見に行って、今度はご近所のおばあちゃんに色々とお世話になってしまうのでした。お年寄りにご縁のある1日でしたね(笑)。




来宮神社の大クス

2008年10月13日 23時28分14秒 | 巨樹巨木
   
熱海にある来宮神社のご神木で、鹿児島県の“蒲生の大クス”、佐賀の“武雄の大クス”とならんで日本の三大クスにあげられているクスの木です。樹高25m,幹周り23.9m,推定樹齢はなんと2,000年。
2つある大枝のうち1本は残念ながら1974年の台風で失われてしまったみたいです。それでもこの樹の迫力は圧巻。画像のはじっこにまたかみさんを載っけてみたので樹の大きさと比べてみてください(笑)。根元周りなんてまるでごつごつとした岩のよう。枝も大きく広がり葉も青々と繁ってました。当日は小雨模様だったのですが、この樹の周りは傘無しでも全然平気。やっぱり大きな樹はすごいな。
この樹の周りをひとまわりすると寿命が1年のびるという言い伝えがあるそうです。5まわりぐらいしたから、5年は寿命のびたかな(笑)。





ちなみに来宮神社はこんな感じ。
緑豊かなとっても綺麗な神社です。
祀神は“日本武尊(やまとたけるのみこと)”,“五十猛命(いたけるのみこと)”,“大巳貴命(おおなもちのみこと)”。

  
鳥居をくぐって本殿までの参道脇にはもう一つ巨樹がありました。
その名も“第二大クス”。
こちらも普通ならご神木になってもおかしくない巨樹です。
でも、第一大クス(?)よりも痛みが激しい印象を受けました。

環(たまき)の大クス

2008年10月05日 10時05分00秒 | 巨樹巨木
   
千葉県富津市の興源寺入り口の坂道にある“環(たまき)の大クス”。
すでに主幹は朽ちていて、中心は大きな空洞になってますが、二本の幹が大きくのびて周囲を覆う形となっています。幹の空洞には不動明王らしき石像が。先日ご紹介した“清澄の大杉”に次ぐ、千葉県第2の巨木だそうです。
樹高14.5m,幹周り12m,樹齢は不明。