■ 2023.7.22 長野県、群馬県
3つ前のブログでご無沙汰している蝶のランキングを紹介し、その上位3種を今年度の撮影遠征の旅程にいれたいと書きました。本遠征はその遠征先のひとつです。結果、この日3種のうち2種会えてしまったのと、先般の登山ですでにもう1種会えているので、あっさりご無沙汰蝶上位3種コンプリートです!(我ながらすごい)で、この日のメインの狙いはミヤマシロチョウ[絶滅危惧ⅠB類(EN)※]でした。これまで確実に見られた某所なのですが「今年は少ない」、「いない」との情報が出回っていて苦戦が予想されます。が、現地に着くとなんと最強の助っ人=チョウ類保全協会チームがいるではないですか! 早速ご挨拶して合流(私も下っ端だけど会員だし、、、)。ポイントまでの道中は、植物や幼虫、蛹の話など、知識が成虫に偏る私には勉強になる話ばかりで貴重な一日になりました。で、ポイントでは無事ミヤマシロチョウを撮影でき、めでたしでした、と言いたいところですが、このあたりに生息するはずの他の希少種2種が見られなかった点、心配が残ります。。。で、そのあと場所を変えもう1種のホシチャバネセセリの発生確認をして本日は終了。ホシチャはご無沙汰ランキング1位で、来週探そうと思っていたので見れちゃってラッキーでした。 ※絶滅の危機に瀕している種
ミヤマシロチョウ 今年初見
8年ぶりの再会です。健在で一安心。
ホシチャバネセセリ 今年初見
こちらは9年ぶり。超嬉しいです。
コウゲンヒョウモン 今年初見
この子は6年ぶり。これまた嬉しい再会です。一番下の子は限りなくコヒョウモンなのですが、複数ある判断ポイントの多数決でコウゲンヒョウモンと判定。
ヤマウラギンヒョウモン 今年初見
コキマダラセセリ 今年初見
フタスジチョウ
ゴイシシジミ
表翅に白い紋が入っている子を中心に撮影。また、最後に卵を発見(真ん中に一つある丸いのが卵)。
ヒメシジミ
ヒメキマダラヒカゲ
羽化したて(蛹付き)と卵産み(2枚)と卵です。
その他、アサギマダラ、ギンボシヒョウモン、オオチャバネセセリ、キアゲハ、モンキチョウなどに会えました。というわけで、今年出会ったチョウは121種類となりました。今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
・前回の蝶日記は:お日様と強風の戦い
・ごぶさた蝶ランキングはこの記事:ご無沙汰の種を尋ねて栃木まで
・前回のミヤマシロチョウ撮影は:夏の長野遠征
・ホシチャバネセセリの種別記事は:【蝶-103】ホシチャバネセセリ
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