広島市民球場の50年

市内のある資料館に、企画展「広島市民球場の50年」（最終日）を見に行く。

実は、若かりし頃、この資料館で一時期仕事をしていた時があって、辞めてからは一度も行ったことがなかったので、ちょっと足が重たかったのだけど。




球場ができる過程の写真パネルや、いろんな資料が展示されていた。

市民球場の歴史は、広島の戦後復興の歴史でもあるかもしれない。
球場ができる前や、建設中の写真パネルは、周辺の様子も写してて興味深い。
球場の北側一帯には、バラックが建っていた。


小学生高学年の頃、ちょうど市民球場あたりで用事があって、用事のあと、そのずっと北側の祖母の家に歩いて一人で移動したことがあった。
すでに昭和50年代に突入していたと思うが、その当時でまだバラックはちらほら残っていた。
後に結局は壊されたが、原爆の惨禍を伝えるために残されていた建物の廃虚も立っていた。

その中を一人で歩くのはとても怖く、遠回りすればよかった…と思ったものだ。

今は市の施設や広い公園になり、当時の面影は全く残っていない。


ところで、市民球場はあと数年でその歴史の幕を閉じる。
別の場所に、新球場が建設されるのだ。

聞くところによると、老朽化はなはだしい市民球場を維持するために、職員さんがたいへんらしい。
修理・修繕にお金をかけられないからだ。
とりあえずの応急処置みたいなことで対応するらしいが、それも結構お金はかかるという。

観客のベンチはファールボールなど当たれば、すぐに壊れるんだって。

安全を考えたらちゃんとお金をかけて全面的な処置をするべきなんだろうけど、クレームが出ないというのも、なんとなく広島らしいかな。


さてさて、展示を見終えて車に戻って、カープのラジオ中継を聞く。
車を離れる前はせっかく同点に追い付いていたはずなのに、最後の回、4点も取られている！

あきまへんわね、こんなんじゃ



今月は、旅行の予定が2つ。

あと一週間足らずで、九州は福岡県に上陸。
茶道の青年部のブロック単位での研修旅行。
雨かな・・・。


今月末は、一昨年の茶道の研修で知り合った仲間との同窓会で、横浜・東京へ。
半日か一日フリーなんだけど、どこに行こうか思案中。

出費がいたひ・・・。