魔法の箱があったT字路から南に進み、
西に折れればエントランス吹き抜けの2F。
もうエレベーターは目前だ。
そのエレベーター脇にある宝箱から
ソーマの雫を1個入手し、
それからエレベーターに乗り込む。
選べるのは2Fと6F。
6Fを選択した。
そして着いた先は、中央塔6F。
扉を開けようとすると、
扉の先から強い妖気を感じる。
隼人は中に入った。
そこでは、氷川と祐子先生が対立していた。
氷川
「…あなたは、まだ分かっていないのか?
自由とは名ばかりの欲望こそが
世界を堕落させたのだ。
自由? 可能性? 本気で信じているなら、
なぜ創世など望む?
かつての世界にうんざりするほど
あったはずだ。
なぜ元の世界で成し得なかったのかね?」
祐子
「…それは…」
氷川
「生徒を送り込んだのもそうだ。
何を期待していたのかね?
自分ができないことを
彼らがやってくれるとでも?
それとも、同じ挫折を
味わわせてみたかったか?
なぜ、あなたがコトワリを啓けないか
わかるかね?
あなたは、ただ逃げ出したかったのだ。」
祐子先生が崩れるようにしゃがみ込む。
氷川
「あなたは本当は
自由なんか信じていないんじゃないかね?」
すると、祐子先生の体から
アラディアが抜け出した。
アラディア
「人の子よ…そなたが
シジマを望むのもまた自由なのだ…」
氷川
「その姿…
異神アラディアか。
おまえが祐子についた神だったとはな。
だが、この結界の中では何も出来まい。
おとなしく我が守護の降臨を
見ているんだな。」
氷川はそう言って、大きな箱の蓋を開けた。
マガツヒが溢れ出てくる。
アラディア
「…もはや、この地は消滅するのみ。
女よ、新たなる地へ、共に赴かん。」
祐子
「私は…行かない…
行かないわ。
氷川を止めないと…
元の世界も…新たな世界も死んでしまう。」
アラディア
「女よ、かの地にて待たんや。
希望こそかの地への道なり。」
氷川
「憐れな人だ。
ニセ神にだまされ、最後には捨てられたか。
間もなくこの空間は虚無に飲まれる。
せめて神への生けにえとなり
己が役目を果たすがいい…
…!!
誰だ!!
…ほう、人修羅が我が結界に入っていたか…
何を思ってここまで来たのか知らんが…
私は、君と争おうとは思わん。
おとなしく、そこで見ていたまえ…」
隼人
「氷川を止める。」
※喪服の淑女からアーリマンを倒せと
言われている以上、止める理由は無い。
本来ならコトワリに大きく左右される
選択なのだけど、先にアマラ深界の
最奥部に到達している以上、
アマラENDからの変更は無いはずだ。
だけど、邪神サマエルを倒して得られる
報酬は大きいので、ここは敢えて
止めるを選択する。
ちなみに止めない場合の台詞はこちら。
氷川
「なかなか物分かりがいい。
気に入ったよ…
我が偉大なるシジマの守護の降臨だ。
有り難く迎えるがいい…」
今回の様に、止めると台詞はこうなる。
氷川
「君には失望したよ。
女の誘惑に落ちるとはな…
今まで泳がしてきたが、どうやら
消えてもらったほうが良さそうだ。
我が忠実なる下僕、サマエルが
君を始末してくれるよ。」
氷川が考え込む様な仕草をすると、
目の前にサマエルが現れた。
1ターン目
魔人マザーハーロット、気合い、
ライドウ、ヨシツネ見参+貫通、
クリティカル、
隼人、タルカジャ、
魔人トランぺッター、マカカジャ、
魔人マザーハーロット、ヘルファング、
クリティカル、
ライドウ、ヨシツネ見参+貫通、
クリティカル、
邪神サマエル、メギドラ、
全員ダメージ、
2ターン目
魔人マザーハーロット、気合い、
ライドウ、ヨシツネ見参、
クリティカル、
邪神サマエル、猛反撃、
ライドウにダメージ、
隼人、ライドウに宝玉、
魔人トランぺッター、真空刃+衝撃高揚、
魔人マザーハーロット、ヘルファング、
邪神サマエルは躱した、
邪神サマエル、神の悪意、
全員無効化、
邪神サマエル、獣の眼光、ラクカジャ2回、
3ターン目
魔人マザーハーロット、気合い、
ライドウ、次に回す、
隼人、デカジャの石、
魔人トランぺッター、真空刃+衝撃高揚、
魔人マザーハーロット、次に回す、
ライドウ、ヨシツネ見参+貫通、
邪神サマエル、神の悪意、
全員無効化、
邪神サマエル、獣の眼光、ラクカジャ2回、
4ターン目
魔人マザーハーロット、邪神の蛮声、
ライドウ、次に回す、
隼人、デカジャの石、
魔人トランぺッター、次に回す、
魔人マザーハーロット、ヘルファング、
邪神サマエルは躱した、
邪神サマエル、デカジャ2回、
5ターン目
魔人マザーハーロット、邪神の蛮声、
ライドウ、ヨシツネ見参+貫通、
邪神サマエル、猛反撃、
ライドウにダメージ、
隼人、気合い、
魔人トランぺッター、次に回す、
魔人マザーハーロット、気合い、
邪神サマエル、神の悪意、
全員無効化、
邪神サマエル、獣の眼光、ラクカジャ2回、
6ターン目
魔人マザーハーロット、次に回す、
ライドウ、挑発、
隼人、螺旋の蛇、
邪神サマエル、猛反撃、
魔人トランぺッター、真空刃+衝撃高揚、
以上、終了。
6923EXP、10000マッカ、ダイアモンド1個入手。
神の悪意対策でマガタマをヴィマーナに変更
したら、パーティ内の戦闘順序が変わって
しまったので、タルカジャ後のヨシツネ見参
という流れが出来なくなってしまった。
速の値を禍魂ソフィアの補正値に頼っていた
ツケがきた感じ。
おかげで感覚が狂ってしまった。
今後のレベルアップでは速を上げていきたい。
魔人マザーハーロットのヘルファングも、
初回以外は全て躱されていた。
邪神サマエルとは相性が悪かったと見える。
それにしても邪神サマエルのデカジャ2回は謎。
デカジャとデクンダは1回でいいだろうに。
この戦闘で、
魔人マザーハーロットがLV74になった。
☆魔 人:マザーハーロットLV74/HP588/MP324
能力値:力28/魔34/体24/速29/運25
相 性:物理反射、電撃吸収、
破魔・呪殺・魔力・精神・神経無効
スキル:女帝のリビドー/邪神の蛮声/吸血
ヘルファング/気合い/デクンダ
ショックウェーブ/電撃高揚
氷川
「サマエルもただの時間かせぎか。
大した化け物だよ、君は。
だが、もう遅い。
我が守護の降臨は止められん。」
氷川が宙に浮き、現れた守護に取り込まれた。
氷川
「見よ、我は得た…
偉大なる虚無の神、アーリマンの力を。
神の導きにて、我は創らん。
新たなる世界を。静寂なる王国を。
永遠なる繁栄を成すは
我が力のみと知れい…」
氷川は消え去った。
祐子
「…隼人…
…隼人君…
…もうここでは、
可能性の芽はつまれてしまったわ…
けれど、ここではないどこかに…
きっと自由の世界はあるはず…
…私にはできなかったけれど…
隼人君、あなたなら…
自分の意思で進めると思う…
…これを使って…あなたの意思で…
世界を…創るのよ…
アマラ神殿…
アマラ神殿に急いで…
…これがきっと…カグツチへの道を
拓いてくれるはず…
…創世のための…最後の場所へ…
…あなたが望むなら…
…あなたの望む姿の…自由な世界も…
出来るはずよ…」
隼人はヤヒロノヒモロギを手に入れた。
祐子先生も消え去った。
祐子先生には悪いが創世は無い。
カグツチ破壊の為に、
ヤヒロノヒモロギを利用させてもらう。
ターミナルに戻ってセーブ。
アマラ神殿へと転送する。