音がつなぐ人と大地

北海道オホーツクを拠点に活動する
フルートとギターによるユニット「ホラネロ」が綴る
くらしと音楽。

訓子府小学校&居武士小学校 子ども劇場

2022-09-03 | CONCERT

昨日は「令和4年度訓子府小学校・居武士小学校合同子ども劇場」ホラネロ公演でした!

感染症対策のため一回でやる予定のコンサートを3回に分けて30分に短縮しました。

選曲は・・・悩みました。
(ポピュラーな曲も入れるべきか、オリジナル曲だけにするか?)

悩みに悩んだ末、この日は全曲オリジナル!で養蜂、開拓、自然、共生の各テーマから、

「たんぽぽの咲くころ」
「北のひかり」
「雪根開き」「いのちの森」
「ヒグマのうた」

を演奏しました。


イタドリ笛

30分公演なのでトークも大幅にカットしなければならず、歌詞のないオリジナル器楽曲が子供たちにうまく伝わるか、やや心配でした。

ステージが始まって、一曲目「たんぽぽの咲くころ」。

移動養蜂では春、タンポポが咲くと北海道に帰ってくるんだよ、という菅野養蜂場さんで聞いたお話から生まれた曲です。

ステージの背景にはたんぽぽ畑が鳥の目線で映し出され、やがて綿毛になってゆっくり飛んでいきます。


最後のピアニッシモの音が消え、余韻が残る体育館。


訓子府小学校のスクールバンドの子供たちと作った「北のひかり」。高学年には当時一緒におと探しをした子の姿が!

・・・結局コンサートの最後まで、私たちが心配していたようなことは全くなく、子供たちは目を大きく開いてこちらを見つめ、時にはパチパチと手拍子しながら、楽しく集中して聴いてくれたのです。

朝一番のステージで聴いてくれた一年生は、コンサートの直後にすぐ感想文(似顔絵付き!)を持ってきてくれて、その気持ちに感動してウルウルしました。

そして帰ってきてじっくり読んで、本さんとまたウルウル。。。

「なきそだった。ありがとう、楽しかったよ。」

「ひぐまのうたがかんどした」

「ひぐまのうたがなきそうになりました」

「ぜんぶきえいだた」

「すごいねいおなってびっくりした」

「もしあえたらいしょにフルートとギターしてみたいな。」

「たんぽぽのうたがすごかった。。」

ジオミュージックは低学年の子供たちには難しいのではないか、と思っていた懸念は子供たちからの感想を聞いて吹き飛びました。
時短コンサートだったため普段している説明をかなり省き、特に「ヒグマのうた」では作曲のきっかけになったソーセージ(人里に居着いて駆除された若いヒグマ)の下りはごっそりカットしていました。それなのにこの反応。

子供たちの音に対する感性、想像以上に豊かで驚かされました。

先生方には映像効果や照明など、ステージ作りで色々わがままを聞いていただいたのですが、その甲斐あって子供たちに素敵な体験を届けることができました。

関係者の皆様、ありがとうございました。

次の訓子府公演は11月22日(火)10:00-11:30 公民館講堂にて若返り学級コンサートです。
一般公開ですので、よろしければ聴きにいらしてください!

 

*** * *** * ***

ホラネロ 今後の予定


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